武器としての「論理」①【i-Logic】 | 京進スクール・ワン鴻池教室「リーチング日誌」

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  いつか書こう書こうと思っていたのですが、ここからしばらくの間、受験勉強をするうえで、強力な武器となる「論理」について書いていきます。

 

 特に国語や英語で威力を発揮するにですが、もちろん理科や社会、もちろん数学にも役立ってくれるものです。

 

 また、中学受験から高校受験、さらには大学受験まであらゆる学年において威力を発揮します。そういった意味では学年が低い段階で身につけておくべき考え方です。

 

  ベースになるのは一昨年私が個人的に国語の解き方を一枚のシートにまとめた、通称“i-Logic”(アイロジック)と呼ぶものです。ただし、格好いい名前が付いていても、特に新しい考え方という訳ではなく、「論理エンジン」でおなじみの出口先生や、ふくしま国語塾の福嶋先生が書いておられるようなことを自分なりに少しだけアレンジしたものです。それくらい、近年の「論理国語」は一つの考え方に集約されている印象があります

   この表の中でも、「内容」の部分がここからお伝えする「論理三原則」です。

   目次はすでに出来上がっていて、全十回でまとめようと思います。その後に入試問題などで、「論理」をどのように武器として活用するのかも見ていきます。

 

  今回は第1回として、「論理三原則」の確認です。よく、「論理的に考えよう」とか「論理的思考力」という言葉が使われますが、いわゆる「論理」と呼ばれるものは基本的には三つだけです。

【論理三原則】
言い換え
対比
因果関係

  以上の三つの考え方を武器にして考えることが、論理的に考えることになります。

 

  これから、この三つの考え方について書いていくわけですが、その前に、そもそも「論理」は何のためにあるのかを確認する必要があります。初めに目的をはっきりさせることで、これからの話がどこへ向かっていくのかを見失わないようにする必要があるのです。

  

論理は何のため?

  そもそも、論理とは何のためにあるのか?

もちろん、このブログのタイトルの通り「勉強の武器」としてあるとも言えますが、もっと根本的な部分を考えてみて欲しいです。

 

 結論から言うと、「自分の思いを相手に確実に伝えるため」にあると私は考えています。相手に自分が考えていることを、どうすればより分かりやすく伝えることが出来るか。そのために「論理」を駆使するのだと考えます。「論理エンジン」で有名な出口先生は「他者意識」という言葉をよく使われますが、同じような考え方です。

 

 これは文章を書く場合にも当てはまります。きちんとした文章は論理を駆使して読者に伝えたいことを書いてあります。論理を活用することで、筆者の意図を読み取る手助けになります。

 

 

 

内容と形式

  また、設問に答える場合にも、論理は力を発揮します。設問の形式は何であれ、問われている内容は「論理三原則」の中のどれか、もしくは合わせ技であることが多いです。私は国語の指導中によく「これは何の問題?」という問いかけをよくします。

 

  何の問題?という問いに対しての答え方は二種類あります。まずは「形式」的なことです。「抜き出し問題」「選択問題」「文法問題」「記述問題」など、要するに見た目の形式です。

  一方で「内容」的なものもあります。私が「これは何の問題?」と聞くときはこちらのことを聞いています。見た目の形式ではなく内容、その内容に対してどのような考え方で切り込んでいくかということです。大雑把に言うと「言い換えの問題」「対比の問題」「因果関係の問題」に分かれますが、それぞれの使いどころを身につけてもらおうということです。

 

  ちなみに「内容」と「形式」は重要な対義語です。覚えておきましょう。

詳しくは上に添付した“i-Logic”を見てください。

 

 

 

まずは気付くことが重要

  ボーっと問題を解いていると、「論理三原則」に気付くことが出来ません。まずは常にこの三つに対してのアンテナを張れるようになることです。文章を読んでいるとき、設問を解いているとき、常に頭の中で論理三原則に気付ける状態を作り出す練習が必要です。

 

  まあ、授業中に常に問いかけているので継続的に取り組めば自然と身につくとも言えますが、強く意識することもやってみましょう。

 

  第二回からは、論理三原則のそれぞれを取り上げて、具体的にどういう使い方、考え方をするのかを考えていきます。

 

  前十回、お付き合い頂ければ幸甚です。