問題が解決したわけでは無いけれど
記憶が薄まることでイライラを収めることが出来たのは
ひとえに 先生が私の話しを受け止めてくれたから。
私一人の努力で収められたわけでは無い
というかそもそも自分1人で気持ちを収めるやり方を習得するなんて
人間に出来る事では無いと思う
毒親育ちに足りてないのは圧倒的に「受け止めてもらう」という経験だと思う
もちろん毒親育ちにも色々な背景があるし
結果どんな価値観を持つかも人それぞれで
一概には言えないのはわかってるつもり
それでも最近は自分自身の経験と体感を信じられるようになってきて
「たとえ理解されなくても私にはこれが正しい
理解できないのなら あなたがそういう経験をしてこなかった
（もしくはそこまで突き詰めて考えるのを避けて来たから理解出来ない）というだけ」
と感じることに自信を持つようになってきた
今回配達の人と揉めた理由は まあまあな些細な事で
一般的な大人だったら地団駄ふみたくなるようなことにはならないと思う
自分でもこんな子どもな反応をしてしまう事にビックリしている
（とはいえ私あるあるでもある笑）
まあでも当然その背景に母がちらついていた
配達の人との一連の出来事は母を彷彿とさせるから
うつっぽく寝込んでしまったわけで
じゃあどんなふうに母を彷彿とさせているのか
それがわからなかった
ただ一連の出来事を考えると私の後ろで母が喚いている感覚になるだけ
私はこれを「消化する方法を知らないからだな」と思った
「母は消化する方法を教えてくれなかったどころか
私が腹を立てる事も許してくれなかった
私に消化する方法を教えてくれる他の大人もいなかったから
この気持ちをただ抑え込んできてしまった
今は子どもの頃の未消化の気持ちが爆発している」と考えた
子どもの対応になってしまうのは私のせいでもあるけど
母のせいでもあることを誰かにわかってもらいたい
でもそう考えるたびに
脳内世間が「でももうあなたは子どもじゃないでしょ？
なのに子どもみたいなことを堂々とアピールしてくるの？
そんなのあなたがただバ〇なだけじゃない こっちは関係ないし
それを親のせいにしてみっともない 変な奴…」
と私にダメ出しを延々としてくる
これにメンタルはさらにやられる
そこを先生は受け止めてくれた
「確かに社会的にみると朋子さんのしている事は
子どもっぽいと思われる可能性もあるかもしれないです
でもそれは子どもの頃に受け止めてもらう経験をしてないからです
一般的な人は親から受け止めてもらう経験をしているから
大人の対応を取れるようになりますが
その経験が無いと難しい事もあるでしょうね」
と言ってくれた
ほらみろ。やっぱりそーじゃねーか
お前らは親に受け止めてもらったから出来るようになってるだけで
たった一人で出来るようになったわけじゃないんだよ
それこそ親に感謝しろよ よかったな
私らはそれをたった一人でやろうとして頑張ってここまで来てるんだよ
その経験をした事も無いお前らが私にごちゃごちゃ説教垂れる資格はないんだよ
…と思う自分を許したら
その後一連の嫌な気持ちはボケ～っと薄くなって
掴めなくなっていきました
母とか親じゃなくても、先生の様な第三者に受け止めてもらうだけで
嫌な記憶も「忘れる」ことが出来るようになった自分の体験を考えると
逆に言えば、「受け止めてもらう」という経験だけで
いわゆる一般的なある意味平和な気の持ちようが
自然に出来るようになるんだろうなと確信を持つ
存在を認めてもらえない結果
価値観が一般的なものとズレてしまうのは
人間誰でもそういう経験をすればそうなってしまう生き物なだけで
「その人個人が甘えてるせい」と決めつける方も
世の中を知らないってことを自覚してほしいよなと思う私はまあ
私にとってはやっぱり正しいなと
いきなりだけど例えてみると
「ベトナム戦争を生き残ってきた人に
キャンパーが「あなたのアウトドアのやり方はおかしい」と説教してるのと一緒
だったり
「コーチも監督も居ないたった1人の状態でオリンピックを目指せさせられ
結果が出ないことに親や世間から文句を言われている」状態だよなと
でもこの例え、笑う人と 本気で胸が痛くなる人と分かれるだろうな
それも成育歴の違いなだけで胸が痛くなる人がおかしい訳じゃない
もう考え始めると止まらない…
長くなりましたがここから
配達の人と何を揉めたのかの話を書こうと思います
興味ない方はスルーしてください
この件に関して事実だとしても否定的な意見はいらないです
私はジュースとかをケースでネット注文しています
それを玄関の中まで快く運んでくれる運送会社もあるけれど
某運送会社の人にはここ数年毎回ずっとムッとされていた
それでも毎回玄関の中まで運んでもらってきたけれど
重いものを玄関の外に置かれた後の私の労力と
ほんの数歩余分に歩く距離が増えるだけの運送会社の人の労力を比べても
そもそも重いものを運びたく無いからネットで頼んでいるので
配達の人に「この家はこう」と諦めてもらいたかった
まあでもその人はその人自身のその日の気分なのか
諦めてみたり凄い嫌味な態度に出てきたり、
普段の重くない物の配達の時も
（もちろんその場合は門のところで受け取ってきた）
態度も常に威圧的で嫌味臭くて
でもいい加減その態度がストレスになって来て
配達の予定がある日は朝から気が重くなってきたりして
とうとうこの間 気が付いたら
「玄関の中に置くことがそんなに嫌ですか？」と口から出ていた
でそっから
配達員：「普通はここまでしない」
私：「他の業者さんは入れてくれますよ」
配達員：「そんな訳ない」
私：「普通じゃなくて、あなたがイヤなんですよね
ならウチへの配達、他の人に代わってもらえませんか？」
配達員「なんで？」
私：「あなたの態度がものすっごくストレスだからです」
で、その配達の人は「まあいいわ」と言って帰って行ったのだけど
その反応・対応を見て後私は考えた。
「もしかして運送会社に『家の中に運んではいけないルール』でもあるのか？」
「まさかそんなルール無いでしょ～」って
思いながらも運送会社に電話で確認してみることにした
したらなんと「家の中まで運ばないルールになっています」と言われてしまった…
最終的に諦めて「分かりました」と伝えたら
オペレーターに「よろしいですか？」と言われつい
「はぁ？全然よろしくないですよ！
」とキレてしまった
「全然よろしくないけど私はそちらのルールに従う以外方法は無いんですよね
いい訳ないでしょそんなもの
相手が老人でも玄関の外に置くんですか
でも私が何を言おうが「こちらのルールに従え」と言うなら
私は何も出来ないですよね よろしい訳ないんですよ」
…な感じで電話を切り
最終手段としてダメ元で荷物を注文した会社に
「重いものを外に置かれても困るから郵送会社を変えてもらえないですか？」と
メールしたら案の定ダメで
この一連の、自分の思い通りにならなさに異様に腹がっ立った
私の希望を叶えるための相手の苦労が
それほどあるとは思えない状態で
頑なに私の希望を退けられる 私への配慮を一切無視される
そのやり口が母と被った
大概の世の中のルールは守ろうと頑張っている
納得がいかないルールがあっても
相手の事情を考えて受け入れてきている
それなのにの私の分はたったこれだけの希望も聞いてもらえない
私の方にも事情があるのに偉そうに丸無視される
それが所業が母とダブった
で、うつ気味になるほど落ち込んで寝込んでしまった
…そんな感じでした
次は食事会のことを書こうと思います