ドレの挿絵のものを
読んでみたかったのです。
これは煉獄篇です。
なんといっても
ダンテの時代に書かれたものですからね。
過激なのは当然ですが、
やはり神道の者としては
ついていけませんでしたわ。
なんで
キリスト教とでない者が、
同性愛者が、
売春婦が、
派手なお金の使い方をした人が
地獄に堕ちなければいけないのだ。
理解に苦しむし、理解する必要もありません。
印象に残った言葉を紹介します。
ラスト近く
ダンテは星たちに、
もっと上に昇りたいと思わないのか、
と尋ねる。
その時の星たちの言葉です。
「上や下
行きたい行きたくないという事ではない、
(略)
私たちは、ここで光るのです」