佐賀県県会議員内川修治の県政日記 -2ページ目

佐賀県県会議員内川修治の県政日記

子供たちの未来に待ったなし!佐賀県県会議員内川修治のブログ

朝から林業活性化促進議員連盟の視察で、唐津市の厳木町まで出かけました。1件目は鶴田正明さん所有する、”環境芸術の森”です。およそ20haに及ぶ山林を約30年かけて芸術の森に仕上げたものです。竹林がひしめいて荒廃した山林をコツコツと手入れして、約1万本のもみじを植栽し、杉林ともみじが調和した芸術林を創りあげたものでした。2件目は田久保さん所有の山林でした。1ha当り3000本の杉木の苗を植栽してあるが、これを500本まで間伐をしなければ立派な杉木には成長しないとのことです。3000本の幼少杉の内2500本を伐採することにより残りの500本が立派に成長するとのこと。現場で見たものは、500本まで間伐した杉木と間伐をせず放置した杉木では、木の大きさが雲泥の差でした。500本まで間伐した杉木は丸々と大きく成長しているのに対し、3000本放置した杉木は、まるで”もやし”のように細っていました。”山”を守ることの重さを痛感させられた視察でした。
佐賀県東部地区の県議が集まって、東部地区の地域づくりに取り組もうということになりました。今日の会議では党派を超えて地元地域の発展に寄与すべく頑張ろうということで意見が一致したところです。
夜は3日目の県政報告会でした。30名の方がお越し頂き、1時間の予定が30分延びてしまいまいました。本当にありがとうございました。
午前中は神埼市郡の調査活動。今日も後援会の皆さんが私の”県政だより”を約2000軒ポステイングして頂き、皆さんと昼食で合流。午後からは小麦の種まきをしました。種まきひとつにしても上手に播く人とそうでない人の差は歴然。私は種まきが下手で、上手な人と比較したら、その出来栄えは雲泥の差です。・・・自分の下手さにガックリ。夜は三田川での県政報告会でした。今日も30人近い皆様にお集まりいただきました。質疑応答を含め2時間の時間がアッというまでした。ありがとうございました。
今日は2回目の報告会でしたが1時間という枠の中で、上手く報告する難しさを感じます。人様の前でお話することは慣れているつもりですが、論点を上手に絞って話すことは、なかなか上手くいきません。報告会後の質疑応答の中で、いろんなジャンルの質問がでますが、これが一番勉強になります。勉強することが山ほどあるのを実感させられます。
朝から”県政だより”をあちこち配布。夜は今日から始まる県政報告会でした。福祉センターに30名近い方々の参加を頂き感謝感激。政務調査費、農業問題、城原川ダム問題を中心に約1時間お話をさせて頂き、その後は質疑応答でした。昼間、吉野ヶ里町の農家の方との会話の中で、国から支払われるべき今春の麦の販売額の支払が12月末の予定であるため、農協が肩代わりして農家に支払っているとのこと。所謂、緑ゲタの代払いをしてくれている訳ですが、それも利息をつけての代払いです。農協は本当に農家の味方なのか?と疑いたくなります。諫早湾干拓事業が今日完成しました。大きなツケが残りそうです。C型肝炎問題、年金問題をみても厚生労働省のいい加減さが目につきます。東京の中央官僚たちは何処を見て仕事をしているのか?疑いたくなります。
午前中、会派会議。主に今後の日程確認、政務調査費、県職員給与カットに伴なう議員報酬の見直し等でした。政務調査費については、他の県の状況も参考にしながら、最も進んだ規定にしなければならないと思います。確かに、その為に極め細やかな事務作業が発生し、かなりの時間と作業に振りまわされそうです。職員の賃金カットに伴なう議員報酬の見直しは慎重に対応すべきです。1点目は18年度に議員報酬を8%程度引き下げをおこなっていること。2点目は今回の賃金カットの要因は県財政の悪化に帰するもので、その責任は県側にあり、行革の検証と見直しをやるべきである。3点目は会派として、職員の賃金カットを反対する立場として、議員報酬についても、あくまでも反対すべきである。
午後からは大豆刈取り。汗をかいたり、寒さを感じたり、埃まみれの作業をしながら、40kg以上の大豆袋を100袋ほど運搬して体はガタガタでした。
朝一番に地元地区の宮掃除。今日は私の県政だよりの配布とあって、16人の支援者の方々が集まって頂き、約4000件のポステイング
をして頂きました。私は集落の大豆刈りの当番でコンバインのオペレーターをやりました。寒風の中での大豆刈りは実に寒かった。今年の大豆は収量はまずまずとはいえ、粒の小さいのが特徴です。多分、高温障害だと思います。夕方は原口代議士の役員会でした。代議士の国政、選挙に対する想いを感じました。
午前中は神埼市の社会福祉協義会主催による、「しあわせ体感」、吉野ヶ里町の「健康フェスタ」に出席しました。共に意義ある大会ではありましたが、現実問題としての福祉、健康面から考えた場合、行政の人気とりの様に感じたのは、私ひとりでしょうか?独居生活をしながら食事もままならぬ老人が増えつつある今日、予算がないからといってその支援体制を弱めるような行政は疑問だらけです。神埼市の社会福祉協議会理事会の研修視察旅行が計画されましたが、理事の中から、そんな金があるなら福祉行政に廻すべきという声があがり、視察が中止になりました。これからの行政は、まさに住民皆様の視点に立った手法が重要です。その後、神埼町の、ある地区の老人クラブで県政報告をさせて頂き、城原川ダムを中心にお話をさせていただきました。理を尽くしてお話すれば意は通ずると実感致しました。あとの時間は来る県政報告会への準備で大忙しい一日でした。
神埼市役所に農振除外の現実を尋ねました。昨日同様、行政も困惑しています。従来通りの事務手続きが難しくなり、農家の要望に応えることが難しくなってきたとのこと。相反する実情が同時に表面化してしまった格好です。主点の軸をどこに置くかによってこの問題は解決しなければなりません。11月議会の常任委員会で質問の予定ですがどこにポイントを置くかこれからの課題です。
今年7月から農振除外の申請、認可の基準がはるかに高められ、農家に厳しい現実がつきつけられている。本来、農地を守る為に設けられた農振だが、ときとして農地の他目的利用の為に宅地化などへ転化を計るのが除外申請である。圃じょ整備された農地は国、県の補助金が75%を占めている為に簡単に農地転用ができない仕組みになっていたが、病院、学校などの公共施設や基準をクリアーする要件は殆ど農振除外の対象となってきた。ところが平成17年、自民党がその基準を更に厳しく設定し、その施行が19年7月から実施され、その結果、よほどのことがない限り農地の転用が難しくなったきた。米余りの為に、減反政策を打ち出しているわが国で、なぜ今更、農振の基準を強化してきたのか理解に苦しみます。都市計画にしばりを掛け、まちづくりに歯止をかける、この制度について追求をしてみたいと思います。
今日は宮崎県で開催されました。九州から60名の地方議員が集まり勉強会でした。今後の民主党としての活動方針を確認し来る衆議院選挙への勝利を誓いあいました。