さとう社会問題研究所・心理コンサルティングのブログ

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あらゆる社会での対人関係の問題は心の問題の原因にもなります。
法律や政策により苦しめられている方たちもいます。


さとう社会問題研究所では、社会問題を始め、
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最近の話(2021/4/20)

 

みなさん、ごきげんよう。

 

記事をお読みくださる方、ありがとうございます。

 

先週より三寒四温なのか春雨なのか、

天候不順のため、心身ともに調子が良くないです。

 

本当は、色々とお話ししたい事が多いのですが、

相変わらず執筆が難しい状態です。

 

そのため、いつもながらの近況記事を上げさせていただきます。

 

 

1、春は誰でも不調になりやすい季節

 

新年度が始まり、GWも近づいております。

 

五月病とは言いますが、この時期は、誰でも不調になりやすいです。

 

花粉症などで睡眠不足や集中力の低下になりやすい。

寒暖差で疲れやすかったりなど、心身の不調の原因が多いです。

 

そのため、お仕事などでも思わぬ失敗をしてしまう事もあります。

 

こういう時は、大きなことをするよりは、

今あるものを確実に積み上げていただいた方が宜しいかと思われます。

 

 

2、改めて近況

 

最近、さとう社会・心理研究所の開業10年目の記念記事の執筆にとりかかっております。

 

長文や連投を避けたいが、書きたい事が多すぎるため書けずにおります。

 

ゲーム動画は日に何本もアップしてますが、ほとんど見られないです。

 

ブログでは、それは避けたいので悩んでおります。

 

 

3、緊急事態宣言とやら

 

最近、大阪は変異株の感染者が毎日1千人を超える勢いらしいですね。

 

それで、吉村が緊急事態宣言をもう一度要請するとか?

 

先月も緊急事態宣言やっていて、

何をやっているのだろう?と感じております。

 

GWですが、経済、旅行、観光業界は大丈夫ですかね?

 

今の見立てでは、GW、オリンピック、盆休み、

旅行業界の書き入れ時に全部、宣言被せることになりますよ。

 

まあ、これについても改めて書きたいところです。

 

 

4、投資の話

 

今日、急落しましたね。2%ほどですか?

 

昨年末からトレードの調子が悪いです。

 

ビットコイン関連もマネックス以外はダメみたい。

 

緊急事態宣言とか言っているが、巣篭り関連もダメ。

 

ここ数か月は何もしてないです。

 

 

今週は株価が上がって、来週、月末辺りで一度大きく下がると見ておりました。

 

そのため、今日の下げが、来週の波が早めに来たものなのか、

緊急事態宣言の関係か、さっぱり分かりません。

 

明日以降も下がるとして、2万8千円を割るかが焦点でしょう。

 

わたくしは信用取引ができないので、

これが押し目になるか、ここから落ち目になるかで勝負に出たいです。

 

 

今回は、少し日が開いてしまったので、

最近のお話のみさせていただきました。

 

ここまで読んでくださる方、いるかは分かりませんが、

今日も以前より多くの方にご覧いただいており、

少しでも有益なお話ができていれば良いなと思います。

 

 

今回は、この辺で。

 

 

さとう院さとう(さとう社会研究所・さとう心理コンサルティング

 

【連れ去り問題】開業10年で動きあるか?(2021/4/12)

 

みなさん、ごきげんよう。

 

さとう社会・心理研究所の開業当初から関わりのあった事案についてのネット記事のご紹介です。

 

「離婚や別居に伴う子の連れ去り」という事案ですね。

 

開業当初から、支援者だった闘う主婦!さんからの「あの人たちを助ける方法はないか?」というご依頼で、

色々と意見を述べてきました。

 

わたくしが述べてきた主な意見は以下のようなものです。

時系列順で挙げてみます。

 

 

1、早期解決は不可能

 

2013年には、3名の当事者と新大阪駅でお逢いし、

「3年以内での解決を目指す」と仰っていたのに対し、

「5年、10年の戦略で考える必要がある」とお返事しました

 

5年、10年もかけていたら子供が大人になってしまうため、

解決を急ぐ当事者には受け入れがたいお返事だったかとは思います。

 

ただ、わたくしは虐待、父からの暴力と15年、

母からの抑圧から20年逃れることができませんでした。

 

そして、虐待によって失われたものは、

母の死後20年経ち、人生の半分に至っても何一つ取り戻すことができておりません。

 

そんな簡単に解決できる事なら、

連れ去りの件も、そもそも、ここまでの事にはならなかったはずです

 


2、親子断絶防止法は失敗する

 

今では共同養育支援法と呼ばれているものですね。

 

闘う主婦!さんも、この法律の制定に携わる活動にご参加なさいましたが、

最初からダメだとお伝えしておりました。

 

当時はDV防止法の悪用、連れ去りと虚偽のDVを訴える事とがセットでした。

 

そして、連れ去りは、単独親権制度との元、自らの親権者として有利にするためのものなので、

要は、「法律によって作り出された社会問題」なのです。

 

法律を定めるのは国会なので、親子断絶防止法を制定するという事は、

国会が自らの過ちを認めるようなもの。

 

国会議員総入れ替えならまだしも、今の法律を作った人たちが、

そんな事をする訳ないというのが、わたくしの見解でした。

 

 

ただ、この動きは勢いや機運としては歓迎すべきものでした。

 

わたくしも、この機を逃さず別の手も講じておこうと訴えておりました。

 

投資でいう所の分散投資、ポートフォリオとか言われるものです。

 

 

3、「裁判所の外での戦い」の重要性を訴え続けている

 

今に至るまで「引き離し」が横行している唯一絶対の理由は、

「親子断絶」が裁判所による国策として行われているからです。

 

要するに、裁判所で何を言っても無駄と言う事で、

わたくし自身、裁判所の外での戦いにシフトする事にしました。

 

そもそも、連れ去りや虚偽のDV訴えは、裁判所の外での戦いの一つで、

当時から今に至るまで、DVで訴えられた方や連れ去りの当事者は、

有効な防衛、反撃方法を有しておりません。

 

そこで、一つでも有効な手段の開発を急いでおりました。

 

 

一番最初に考えたのが、「ハラスメント防止教育」でした。

 

次に考えたのが、闘う主婦!さんとやっていた

「裁判所による面会交流制度の運用を監視する会」でした。

 

現在、最も新しいのが、「DV防止法改正の陳情書」です。

 

これらの詳細は長くなるので省きますが、

研究所のサイトにも公開可能な請願書を15本ほど挙げております。

 

 

4、わたくしが提案してきたことと現状との関係

 

昨年は、EUが日本の親子断絶について非難決議を行ったらしく、

SNSでは歓迎のお声を見かけました。

 

その時期、わたくしの面会交流調停のクライアント、海外の方ですが、

度重なる相手からの親子断絶の訴えが認められ、

とうとう、お子さんと逢う事ができなくなってしまいました。

 

 

この前年、面会交流調停が落ち着いた際、

「裁判所の外での戦い」をお勧めしたのですが、

やはりお子さんと過ごせる時間に対する嬉しさとお疲れがあったのでしょうね。

 

やんわりと断られてしまいました。

 

その1か月後、面会交流時のトラブルを口実に、

親子断絶の訴えがなされたとメールをいただきました。

 

わたくしがクライアントとやりたかった「裁判所の外での戦い」を、

相手から仕掛けられてしまったのです。

 

あの調停の後、裁判所の外での戦いを通じ、

クライアントの面会交流を守りたかったのですが、

わたくしの力不足で相手に先手を奪われ、

せっかく維持できた面会交流をすべて失ってしまったのは痛恨でした。

 

 

先の通り、わたくしは、「引き離し」について、2013年に「5年、10年で考える必要がある」とお伝えし、

採用されなかったため、何もしないまま、8年になります。

 

先日、将棋のプロ棋士だった方が、ご自分のお子さんが連れ去られた事で声を上げ、

大々的に活動を始めていらっしゃる様です。

 

早期の解決を願っております。

 

 

「橋本崇戴」八段インタビュー「なぜ“連れ去り”で将棋を引退したのか、全てお話します」』(デイリー新潮、2021年4月12日)

 

 

「連れ去り」。「実子誘拐」とも呼ばれる夫婦間で起きるこのトラブルは、長い期間、日本社会で置き去りにされてきた。だが、人気棋士の橋本崇戴・八段(38)が引退の理由として挙げたことで、いまにわかに大きな関心を集めている。プロ棋士という輝かしいキャリアを手放さなければならないほど、彼を追い込んだ「連れ去り」とは、いったい何だったのか。橋本氏に話を聞いた。

街頭演説に立った橋本氏

 突然の引退表明から1週間経った週末。東京・新橋駅前の広場でマイクを握り、道ゆく人々に呼びかける橋本氏の姿があった。

「子供の連れ去りは誘拐、犯罪です。法改正までもうあと一歩です。未来を変えていきましょう。この声が上川(陽子)法務大臣に届くように、みなさまどうか応援をどうぞよろしくお願いします!」

 約100人の聴衆たちから沸き起こる万雷の拍手。その大半が橋本氏と同じ「連れ去り被害者」たちだ。いま橋本氏は“勝負師”から一転、「連れ去り被害」たちが担ぎ上げる“ヒーロー”のような存在となっているのだ。

 11歳で奨励会入りし、18歳でプロ棋士デビュー。20代の頃、金髪にパンチパーマの出で立ちで対局に臨んだ姿から、ついた渾名は“棋界の異端児”。将棋界の最高峰・順位戦A級リーグに在籍したこともある橋本氏の突然の引退表明は、棋界のみならず社会を驚かせた。

背景にある「単独親権制度」

その理由が「連れ去り」だったと明かされたのは4月2日のことである。

「これは本当に社会問題となっている事象で、いま私は被害者として巻き込まれている。この事実を一人でも多く知ってほしいと思い、このチャンネルで告発することを決意致しました」

 自身のYouTubeチャンネルでこう語り出した橋本氏は、現在も1日1回のペースで、連れ去り問題について私見を述べる動画をアップし続けている。

「デイリー新潮」でも度々取り上げてきた「連れ去り」とは、夫や妻がある日突然、子供を連れて家を出てしまうことだ。その日を境に、残された方の親と子供は引き裂かれてしまう。このようなトラブルが日本社会では多発し、2018年からは国の立法不作為を問う6件の国家賠償請求訴訟が立て続けに起きた。

 背景にあるのは、日本特有の親権制度である。日本では民法の規定で、離婚するとどちらか一方しか親権が持てなくなる「単独親権制度」が採られている。そのため、いざ夫婦関係が破綻した時、黙って子供を連れ去ってしまう親が後を絶たないのだ。問題なのはその後、裁判所で親権が争われる時、連れ去ったほうが圧倒的に優位に立てる“システム”が出来上がっている点である。

出産後4カ月で起きた“連れ去り”

 橋本氏が訴える。

「裁判所が重視するのが『監護の継続性』です。私のように連れ去られた親が“子供を返してほしい”と訴え出ても、裁判所は、いまの環境を変えてしまうと子供の心身に悪影響を与えてしまうと退け、面会すら認めないのです。このような司法の慣例が、”連れ去り勝ち”を許しています。私の場合もそうでした」

 橋本氏は2017年に、約1年間の交際を経て妻と結婚。関西地方にあった妻の実家近くに引っ越し、対局がある日は東京に通う日々を送っていたという。

「裁判の関係もあるので、すべてを詳細にお話できないのですが、もともと妻は精神的に不安定なところがありました。ただ、待望の妊娠が分かってからは、子供ができる喜びから精神状態も改善していき、ほっとしていたのです」

 2019年3月に長男が誕生。やがて慣れない育児などを巡って、気づかないうちに夫婦間に亀裂が入ってしまったという。

「妻の負担を少しでも軽くするため、家にいる時は率先して家事を引き受けていました。お風呂に入れ、寝かしつけるのは私。待望の子宝に恵まれ、私自身は夫婦円満にやっているつもりでした。しかし、出産から4カ月ほど経ったある日、些細ないざこざがきっかけでLINEで言い争ってしまう”事件”が起きました」

弁護士から届いた一通の書類

 その一回の言い争いが”決定打”になってしまったという。喧嘩した2日後の7月18日、橋本氏が対局から帰ると「一緒に暮らしたくない」という書き置きだけが残されていた。妻は息子を連れて、実家へ帰ってしまったのだった。

「その後、妻の両親を呼び出し、話し合いを求めましたが、埒があきません。しばらくして妻とようやく話し合いの場を設け、息子とも会えたのですが、妻は話し合いの途中で息子を抱きかかえて出ていってしまいました」

 すると、翌日、妻の弁護士から書面が届いたという。

「婚姻関係が破綻した理由は、私が一方的に何時間にもわたって責め続ける態度が原因である。慰謝料を払えと。全く身に覚えのない話でした。ちなみに、私は妻に暴力を振るったことも、浮気をしたこともありません。すぐに弁護士に連絡して詳しい説明を求めましたが、話になりませんでした。息子に会わせてほしいとお願いしても、“1カ月に3、4時間程度、母親の監視付き”という受け入れがたい条件を提示してくる。そこで、私のほうも弁護士を立てて争うことにしたのです」

子供の写真立てを叩き割った日

 橋本氏は「監護者指定」と「子の引き渡し」を家庭裁判所に申し立てたが、いずれも認められなかった。

「ろくに調べてもらえないまま却下されました。裁判官は、別居に至るまでの経緯なんてまったく見てくれない。“シングルマザーはかわいそう”という視点ありきなのです。彼らは司法の常識に毒され、一般的な感覚を持ち合わせていない。

 裁判官同様に悪いのは、離婚をビジネスにしている一部の弁護士たちです。彼らは財産分与や婚姻費用などから成功報酬を得ています。だから、話し合いで夫婦仲を修復しようとしないどころか、あえて引き裂こうとする。私は妻というよりは、『連れ去り』を画策し、容認している弁護士や裁判官が許せないのです」

 離婚調停は不調に終わり、いまは離婚訴訟中だ。1年7カ月もの間、息子と会えない日々が続いてきた。

「スーパーや公園を通りがかると、幸せそうな親子連れとすれ違います。その度に動悸が激しくなり、吐き気が止まらなくなる。死にたいと思ったことも一度や二度ではありません。

 一番辛かったのは、家庭裁判所から『監護者指定』の審判書が届いた時でした。私の精神に不安定な面が見受けられるなどと、人格を否定する文面があった。厳しい現実を知り、もう息子に会えないんだなって思った瞬間、部屋に置いてあった子供の写真立てに手が伸びて、叩き割っていました」

将棋を指す姿を息子に見せたかった

 とても将棋など指せる状態ではなかったという。精神科で「心身疾患と鬱病」と診断され、昨年10月には休場せざるを得なくなった。

「外国では『連れ去り』は犯罪とみなされ、母親であろうとも逮捕されます。しかし日本では、被害者が加害者のように扱われてしまうのです。向こうには親子揃った家庭が維持され、こっちは一人ぼっち。さらには婚姻費用やら養育費を請求され、あたかもATMです。こんな不条理が許されていいはずがありません。

 私が息子と過ごせた時間は、たった4カ月です。ハイハイを始め、つかまり立ちして、歩き出す。子供の成長は一生に一度しか見られない瞬間ですよね。私はそんな親として本来得られる喜びをすべて奪われ、このコロナ禍でたった一人で耐え続けたのです」

 最後は将棋人生に、自ら終止符を打たなければならない状況まで追い込まれた。

「本当はNHKに映る、私が勝つかっこいい姿を息子に見せたかった。ただ、もともとファンに無様な姿を見せてまでも将棋を続けていくつもりはありませんでした。もちろん30年続けてきた将棋から離れるのは寂しいですが、いまはそんな感傷に浸るような気持ちではありません」

 とにかく、怒りがこみ上げて仕方がないというのだ。実際、彼のYouTube動画には、裁判官などに対して、感情丸出しの過激な発言が散見される。

「それだけの絶望を経験してきましたから。息子といつ再会できるかどうかはわかりません。彼が成長して会いたいと訪ねてきても、その時、私は生きているかどうかはわからない。けど、たとえ息子が取り戻せなくても、この体験を社会に広め、二度とこのような悲劇が起きない世の中にしたい」

政界進出も視野に

 連れ去りを防止するために必要なのは、夫婦関係に関わる民法の見直しである。今年2月に上川法務大臣は法制審議会に対し、離婚後の養育をめぐる課題解消に向けた制度見直しを諮問した。現在、議論が積み重ねられている最中だ。

「何としても、上川大臣に私たちのこの怒りを届けて、法を変えてもらいたい。もしそれが難しいならば、私自身が政治家になって法律を変えるくらいの覚悟でやっていく所存です」

 むろん、夫婦間の問題である限り、妻側の言い分もあるであろう。だが、はっきり言えるのは、この問題の最大の被害者は子供たちであるということだ。彼らはある日突然、夫婦の諍いに巻き込まれ、父や母を失ってしまうのである。橋本氏の“怒り”は社会を動かせるのか。今後の活動に注目していきたい。

「身体拘束型支援、監禁型支援」には法の規制が必要(2021/4/11)

 

1、当事者として

 

わたくし、このお話し、支援者としても貧困層としても当事者になります。

 

わたくし自身が貧困家庭の出身で、

開業初期から生活保護受給の方のカウンセリングもしております。

 

また、開業前、法政大学時代、学費は自動車工場の製造派遣で工面しており、

派遣がどれだけ搾取されているかも身をもって存じております。

 

わたくしが法政大学を卒業し、放送大学大学院まで修了できたのは、

祖母さまが生きていらしたからでした。

 

この記事を読み、その時の事を思い出してしまいました。

 

 

2、「身体拘束型支援、監禁型支援」の問題

 

わたくしは、日本の貧困者に対する支援の雑さを問題視していて、

この記事の方がホームレスになってしまった経緯より、

貧困者として支援を受けている時の方が深刻な問題ではないかと思います。

 

記事の中でも、「支援者に施設に連れていかれた」という記述があり、

先月、ひきこもりに関し、下記の記事をアップしましたが、

 

これは自立支援でも精神科医療でもない(2021/3/19)

 

わたくし、これに規制の必要があるのでは?と考えております。

 

つまり、民間、公共問わず、「施設居住型の支援」とは、

実質、「身体拘束型の支援」や「監禁型の支援」と同義です

 

精神科医療には、法律の規制があるものの、下記の記事で取り上げた様な問題があります。

 

これは医療ではない(2021/3/17)

 

 

最近、将棋のプロ棋士が引退し、

別居中の妻にお子さんを連れ去られたと公表したと報道がありました。

 

研究所の開業当初、子の連れ去りはDV被害の訴えとセットで行われることが多く、

DV被害者としてシェルターに避難したはずの方が、

シェルターでは支援の条件として、家族問題の解決とは程遠い、

選択肢のない要求を突き付けられたと言う話もありました

 

これと似たような問題に、児童相談所問題もあります。

 

 

最後に、施設居住型の支援とは明らかに支援者優位の支援です

 

密室で行われる事なので、

実質支援者のやりたい放題、支援を受ける側はやられ放題になってしまいます。


そのため、これを防ぐためにも、宿泊型の支援施設には、

ホテルや病院と同様、法律による規制や、自治体などによる検査の導入が必要であると言えるでしょう。

 

 

28歳男性が東京で「ホームレス」に転落したワケ 寮付き派遣、個人事業主、悪質無低の「負の連鎖」』(東洋経済、2021年4月11日)

 


現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。

「どうか助けてください」
 ホームレス状態になって2カ月、所持金はついに16円になった。携帯は料金未納で止められている。仕事を探して連日歩きっぱなしだったので、スニーカーの底面には10円玉大の穴が開いてしまった。ここ1週間は公園の水道水で飢えをしのいでいる――。

 コロナ禍の中、ここまで追い詰められたレイジさん(仮名、28歳)はようやくSOSを発信した。反貧困ネットワークやつくろい東京ファンド、TENOHASIといった市民団体でつくるネットワーク「新型コロナ災害緊急アクション」に助けを求めるメールを出したのだ。昨年11月、フリーWi-Fiが使えるファストフード店から送ったというメールには次のように書かれていた。

 「あちこちさ迷い、仕事を探しながら面接などの前の日だけ漫画喫茶等でシャワーだけ借りて、身だしなみを整えてみたいな生活をしていたのですが、住所無し連絡取れる携帯番号無しなのでどこも雇ってもらえず先週とうとう残金も尽きてしまいました。~中略~就職に必要な履歴書や証明写真を買うお金すら無くなってしまいました。どうか助けてください……」(原文ママ)

 20代の若者はなぜここまでの窮地に陥ったのか。なぜもっと早くSOSを発しなかったのか。

 レイジさんは神奈川出身。高校卒業後は建設機械メーカーの工場で期間工として働き始めた。期間工を3年満期で雇い止めにされると、系列の派遣会社に登録。今度は派遣労働者として同じ工場で働くことになった。

 レイジさんは多くを語ろうとしないが、両親、とくに父親とは不仲だった。派遣になったことをきっかけに1人暮らしをしようと、会社が用意した寮へと引っ越したという。

 私が解せないのは、期間工のときには約350万円はあったという年収が派遣労働者になったことで約270万円へと下がったことだ。同じ工場で同じ業務をこなしながら、年収ベースで80万円もの大幅ダウンである。レイジさんは「派遣になってボーナスがなくなったんです」と説明する。しかし、キャリアを積み、スキルを身に付けた労働者を、雇用形態を変えることで安く使い倒すなど、果たして適切な働かせ方といえるのか。

 レイジさんはその後も雇い止めになるたびにいくつかの工場で働いた。いずれも寮付き派遣だ。この間フォークリフトやクレーン運転士、有機溶剤を扱うための作業主任者など10近い資格を取ったものの、年収はほぼ横ばい。中には、「ボーナスあり」という約束を反故にされたり、残業代の未払いが常態化していたりといった悪質な職場もあったという。

 このまま派遣を続けてもいいのだろうか――。そんなことを考えていた矢先、知り合いから居酒屋の店長をやってみないかと声をかけられた。20代半ば過ぎ、2年前のことだ。

 「もともと人と関わる仕事がしてみたかった」と言うレイジさん。二つ返事で転身を決めた。店舗はその知り合いの名義で借りた物件で、厨房などの設備は一通り付いていた。別の友人に声をかけ、2人体制で切り盛りすることにしたという。

 住まいのないレイジさんは店舗に住み込み、食事は賄い飯で済ませたので、水道光熱費や食費はゼロ。朝8時から深夜2時まで休みなく働いて週休1日と、体力的には厳しかったものの、売り上げは開店早々、月50万~60万円に達した。家賃など諸経費の支払いに加え、冷蔵庫やフライヤーを買い替えたりしたので、レイジさんが毎月手にすることができた「自由に使えるお金」は5万円ほどだったが、経営は順調だったという。

コロナ禍で事実上の閉店を告げられた
 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によってすべてがご破算となった。店の売り上げは激減。昨年3月、声をかけてくれた知り合いから「店舗の賃貸契約を解約することにした」と事実上の閉店を告げられた。

 レイジさんは「初期投資ゼロで始めさせてもらいましたし、不当に利益を抜かれたわけでもない。知り合いはできるだけのことはしてくれたと思います」と理解を示す。ただ睡眠3、4時間という異常な長時間労働や一方的な閉店通告などを考えると、体のいい“名ばかり個人事業主”だった側面は否定できない。

 結局、閉店と同時に住まいを失ったレイジさんはホームレスになった。しばらく「日雇い派遣」で食いつないだ後、ネットで「ホームレス」「支援」などと検索したところ、自立支援をうたう民間施設を見つけた。問い合わせたところ、すぐに施設スタッフが駆けつけ、自治体の生活保護の申請窓口に同行してくれた。申請はすんなりと通り、そのまま施設へと連れていかれたという。

 ところが、この施設の住環境がとんでもなく劣悪だった。もともとは1部屋だったものをベニヤ板で仕切っただけの3畳ほどの居室。食事も貧弱。エアコンがないので、毎年夏になると何人かは熱中症で倒れるらしい。さらに毎月の生活保護費10万8000円から、居室費、食費と称して8万4000円をぼったくられた。レイジさんは後になって、この施設が悪質な無料低額宿泊所(無低)であることを知った

 今回のコロナ禍では、住まいを失った生活保護申請者が強制的に悪質な無低に入居させられるケースが、あらためて社会問題となっている。レイジさんは自ら無低に連絡を取ったとはいえ、当事者が貧困ビジネスの食い物にされるのを自治体が黙認するという点で、問題の構図に大差はない

 レイジさんはこの間、10万円の特別定額給付金を受け取るために自治体に何回か問い合わせをした。家族とは音信不通であることも併せて伝えたが、そのたびに担当者は「世帯分離をしないと申請書は送れない」「まずは親御さんと連絡を取って」とけんもほろろの対応。結局10万円を受け取ることはできなかったという。

 「無低では自立や就労に向けた支援は一切ありませんでした。高齢者や健康状態の悪い人の中には15年以上、入居している人もいました。ケースワーカーは面談に来ないので、こうした無低の実態は知らないのではないでしょうか」

日雇い派遣で食いつなぐ日々に逆戻り
 ここは長くいるところじゃない――。無低入居から数カ月、焦ったレイジさんは再び寮付き派遣に飛びついた。自ら生活保護を廃止し、無低を退去。しかしコロナ禍による影響は依然として大きく、約束していた仕事は派遣会社によってあっけなく反故にされた。レイジさんは再びホームレス状態となり、日雇い派遣で食いつなぐ日々に逆戻りしてしまう。

 東京に行けば仕事があるのではと、藤沢や戸塚、横浜といった街に着くたびにフリーWi-Fiを使って日雇い派遣の仕事を探しながら東京に向かってひたすら歩いた。パチンコ店の前を通るたび、店内で無料で配っている飴を食べて空腹を紛らわせたという。

 「まさか自分がホームレスや生活保護になるとは思っていなかったので、人目がすごく気になりました。昼間、ベンチでうとうとしていたときに衣類が入った鞄も盗まれてしまって……。知ってました? 今公園のベンチって、(座る部分に)手すりやでっぱりがあって横たわることができない作りになっているんです。あれってホームレス対策ですよね。そんなことも自分が路上生活になって初めて知りました」

 このままではろくに眠ることもできず、飢え死にしてしまう。でも、生活保護を申請したらまた無低に入れられてしまうのではないか――。迷った末、レイジさんはネットで見つけた新型コロナ災害緊急アクションのメールフォームから助けを求めた。冒頭部分で紹介したメールである。

 レイジさんは緊急アクションの担当者とともにあらためて生活保護を申請。担当者が同行したことで、今度は無低ではなく、東京都が一時入居施設として用意したビジネスホテルに入ることができた。

 家族の機能不全に寮付き派遣、名ばかり個人事業主、日雇い派遣、無低――。レイジさんはおよそすべての社会の理不尽を経験してきたようにもみえる。ただレイジさん自身はそこまで強い憤りは抱いていないようにもみえた。とくに派遣という働かされ方については「高卒という条件を考えると仕方ないのかなと思います。日雇い派遣って違法なんですか? 知りませんでした。でも、そのおかげで食いつなぐことができたわけですし……」と話す。

「1カ月くらい長期で働きたい」
 それよりも、とレイジさんは言う。「ずるずると生活保護のお世話になるのは申し訳ない。とにかく1日も早く働きたいんです。雇用形態はともかく今度は長期で働けるところを探します」。

 長期ってどれくらいですか?と私が尋ねると、レイジさんは「1カ月くらい」と答えた。愕然とした。1カ月は長期とは言わないだろう。しかし、派遣労働をしながら資格を取り、名ばかり店長として働きづめに働いてきたレイジさんにこれ以上、何を言えというのか。

 細切れ雇用が当たり前だと思い込ませ、安易な雇い止めで路上に放り出し、生活保護を利用すれば悪質無低にぶち込む。そんな劣悪施設を1日も早く出ようと思ったら、寮付き派遣や日雇い派遣でも働くしかない。でも、不安定雇用だからいつ路上生活に戻ることになるかわからない――。20代の若者にそんな繰り返しを強いて、国や行政は本当にこのままでいいと思っているのだろうか。

 新型コロナ災害緊急アクションの担当者と会った日、レイジさんは小口の支援金を受け取り、コンビニでおにぎり3つとサンドイッチ2つを買った。数日後あらためて私と会ったレイジさんが教えてくれた。

 「ツナのおにぎり1つしか食べられなかったんですよ。おなかはすごくすいているはずなのに、胸のあたりが苦しくて」

 何日も固形物を食べていなかったので、体がのみ込み方を忘れてしまっていたようだと、レイジさんは言うのだ。まぎれもない現代日本を生きる若者の現実である。