近況と最近の発信について(2023/6/7)
みなさん、ごきげんよう。
先月末より体調不良など色々あって記事の更新もできませんでした。
相談業務や有料メルマガ、手紙相談は通常通り。
また、研究所の店先でもあるゲームの動画や配信は何とかこなせております。
それと、今年も梅を漬けました。
近年は、縁起物の梅を漬ける季節に悪い事が重なるので余計に気が滅入ってしまいますね。
年単位で続いている凶事のため、もしかしたら梅を漬けている事が原因で悪い事が起こっているのでは?と感じております。
先月最後となった前記事では、最近話題となっているLGBT理解増進法について有料メルマガでの配信を予告しておりました。
配信前だったため、内容は一切お出ししなかったものの、
わたくし自身が立法論、法政策の専攻者としての経歴には触れております。
法律を正しく読めるという事は、その問題点も良く見えます。
そして、立法者の悪意や悪用のされ方まで事前に予見することが可能だという事です。
結論として、わたくしの見解は「これなら法律はなくても良い」としております。
正確には「ない方が良い」です。
すでに知られている問題点として、「差別は許されない」との文言を「不当な差別はあってはならない」、
「性自認」を「性同一性」に挿げ替えるという2点を取り上げ、
この変更の結果、「差別の合法化」と「決定権を当事者から剥奪」という狙いを指摘しております。
前者は差別とは不当なもの、忌避による排除なので、不当な差別と言うものはなかった。
この法案により、「不当ではない忌避による排除」が可能となるという事ですね。
「不当ではない」ヘイトスピーチとか
後者について、日本では「性同一性」という言葉が障害に用いられているため、
疾患や障害に解釈を限定させることで、医師の介入が必要となるという事です。
その上で、多くの方にとって、この法律は対岸の火事、余所事だと思われます。
ただし、その考え方は大きな誤りです。
まず、安易な解決に縋る事の問題点をお伝えしております。
わたくしは、この法律ができる事によりLGBT問題は10年以上解決が遅れると見ております。
これは親子断絶やDVなどでも2013年に同じ予測をしておりました。
最近だとミャンマーのスーチーが思い出されます。
軍事政権なんかと手を組んだから数年ですべてを失ったでしょ。
次に、これはメルマガでは時期的に指摘できなかったアメブロオリジナルの指摘です。
当事者を無視してやってます感を演出する政治屋の姿勢により、
我々の足元から火が着いてしまっている事を知っておいていただきたいです。
最近だとインボイス制度やマイナ保険証です。
海外での成功で国民の機嫌を取る必要がなく、多くの方に無関係な問題ではあるものの、
段々と影響範囲が拡大している事はお気付きでしょうか?
次は増税でしょうか?
財務省は国民に貧しさを、政治屋は国民の虐殺を求めている事をお忘れになりませぬ様。
今月もよろしくお願いいたします。
では、今回もこの辺で。
さとう院さとう(さとう社会研究所・さとう心理コンサルティング)