消費税を執行停止にしてはいかがかと（2020/3/12）

みなさん、ごきげんよう。

今週分のメルマガは明日配信する予定です。

それと、予定より１か月以上遅れましたが、

明日には、さとう社会問題研究所のサイトにて、

「開業９年目のコラム記事」をアップする予定でおります。

昨日は東日本大震災から９年目でしたね。

研究所の開業と同年の大災害で、

９．１１テロと同様、忘れられないものです。

本日はWHOよりコロナ肺炎がパンデミックであると宣言され、

再び、米国株、日経平均が、共に大幅下落しました。

加えて、昨年、せっかく就職氷河期の被害者を中途採用する企業が出たというのに、

コロナ肺炎を理由とした内定取り消しや技能実習生の違法な解雇などの報道があり、

１０年前と同じ過ちを繰り返そうとしている事に危機感を覚えております。

その危機を回避できるかは分かりませんが、対策になり得るものを挙げてみたいと思います。

まずは、昨年の放送でも、、東日本大震災に限らず、大きな災害の被災地の復興のため、

「税金で被災地企業に投資して、災害前より大規模にしろ」

とお話ししておりましたが、今なら、もっと踏み込んだ政策も取れるのでは？と考えております。

すでに「消費税０％案」というのが自民党の政治屋さんから声が上がっているそうですが、

「消費税の執行停止」はいかがかと考えております。

アメリカは、先日、西岸でコロナの拡大を受け、減税の検討を始めたと報道がありました。

これ自体がおかしいのですが、日本は、せっかくの税収を失いたくないという想いがあるのか、

政治経済、社会全体的に、いわゆる「ラストエリクサー症候群」だと考えていて、

行動経済学やゲーム理論でも説明できることだと思いますが、

恐らく、最悪の事態になって、回復不能な状態にならないと、本気で思い切った事ができないです。

もし、森さんがモリンピックの開催に固執している様に、

財務省辺りが消費税に固執しているというのでしたら、

執行停止と言う形で、半年から１年、長くてもコロナが治まるまで、

様子を見てはいかがかと思います。

今なら「コロナのせい」という言い訳ができます。

何をやって、失敗しても、コロナのせいにできるので、

それこそ、誰も責任を取らなくて良い状態です。

「成功すれば手柄であり、失敗してもコロナのせい」

これが、理論上、どれだけ有利な賭け事か、お分かりにならない方はいらっしゃらないと思います。

今、２０２０年で、１９２０年から１００年目になります。

１９２０年と言えば、スペイン風邪で１億人の方が亡くなり、

第一次世界大戦が終わる原因となったと言われております。

ちなみに、日本ではスペイン風邪で数十万人が亡くなったそうです。

今、１００年ぶりのパンデミックで、未曽有の危機にあるという事は、

今こそ、思い切った政策で、戦後の流れを断ち切る絶好の機会ではないかと考えております。

すみません、また長くなってしまいました。

さて、さとう社会問題研究所では、ご相談いただく際に参考にして頂ける様、

わたくし自身の考えを皆さんにお伝えするため、有料のメルマガに加え、放送も行っております。

最近では、「癒しの場を提供する」という目的で、ゲームの配信を行ったり、

日曜は１８時から２０時の間、

土曜以外の平日も、１９時から２０時の間で、

メルマガの内容や社会問題に対する質疑応答や考察など、色々とお話ししております。

真面目な放送となるため、楽しい話題はないと思いますが、お勉強だと構えず、

興味本位で気楽に聴きに来ていただければと思います。

また、有料メルマガ『さとうのメルマガ』では、

こちらでお話しした内容を簡単に載せておりますのでお勧めしています。

放送は、こちらで行っています。

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さとう社会問題研究所の今後の予定（2018/2/11）

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こちらも前記事になりますが、ご確認の上、放送をお楽しみ（？）ください。

メルマガ配信のお知らせ（2018/8/25）

ということで、今回もこの辺で。

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さとうかずや（さとう社会問題研究所）