【放送概要】支援者、相談員を怖いと感じる理由(2020/3/10) | さとう社会問題研究所・心理コンサルティングのブログ

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あらゆる社会での対人関係の問題は心の問題の原因にもなります。
法律や政策により苦しめられている方たちもいます。


さとう社会問題研究所では、社会問題を始め、
クライアントの抱える様々な問題解決のため、助言を続けています。

【放送概要】支援者、相談員を怖いと感じる理由(2020/3/10)

 

 

みなさん、ごきげんよう。

 

本日も放送概要についてです。

 

こちらの内容は、今週分の有料メルマガ掲載分の一部となります。

 

 

このお話は引きこもりだけではなく、支援全般に当たるお話です。

 

わたくしは開業前から、同じ虐待被害者、精神疾患の方の支援をしてきました。

 

みなさん、同様のお悩みを抱えていらっしゃいました。

 

開業前から10年以上、こういうお話をうかがい続けているので、

 

ここでは行政の支援の問題として挙げられておりますが、

 

社会的、一般的に、

 

手足があるなら病気ではなく、生きているなら健常者

 

という認識があるのではないのでしょうか?

 

職場でも、心因性の身体症状に対しては、あまり理解がされない様で、

 

わたくし自身、パワハラ塾だけではなく、

 

いろいろな職場で同じような目に遭ってきました。

 

特に、行政の支援者は、収入が安定している公務員で、ご自分は健康な方が多いからか、

 

こういう苦しみに対しては、かなり理解されない事が多く、

 

わたくしのクライアントにも自殺を図った事がありました。

 

 

「生きづさらを理解してくれない」という言葉がありますが、

 

この「生き辛さ」を考えると、「自分の苦しみが理解されない」事だと思います。

 

特に、せっかく相談の場で、苦しみを訴えているのに、

 

「これくらいならできるのではないですか?」

 

で畳みかけられると、

 

苦しみには耳を貸さない訳ですから、聴いていないのと同じ。

 

言うだけ無駄な訳ですよ。

 

まあ、当然のことながら、その場で相談支援関係は終了。次はないですね

 

 

それが、

 

「当事者や家族が行政や医療機関への相談を途中でやめてしまう」

 

なのだと思います。

 

まあ、罠の様なものですから、怖くて近づけないですよね。

 

 

引きこもり支援、同じ目線で 相談員「甘え」認識見直し

 

引きこもりを「自己責任」や「甘え」の問題ととらえる相談員から傷つけられると訴え、当事者や家族が行政や医療機関への相談を途中でやめてしまうケースが後を絶たない。認識のギャップを埋めて同じ目線に寄り添う支援の実現を目指し、当事者団体が相談員を対象とした研修会や講演活動を重ねている。

「生きづらさを理解してくれない」「すぐに就労に結びつけようとする」。NPO法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京)が2018年11月~19年1月に当事者と家族計356人に実施した調査では、そんな記載が目立つ。支援や医療機関の利用を途中でやめたと回答したのは42.4%に上った。

KHJは17年度から行政や支援機関などの相談員を対象とした研修会を開催。「急がば回れ。仲間づくりをしてから就労した人の方が定着している」。1月下旬、都内の研修会では名古屋市の支援NPO「オレンジの会」の鈴木美登里理事が語り掛けた。自らも元引きこもりの当事者だ。

沖縄市や前橋市など各地から約60人が参加。関東地方から訪れた行政担当者は「当事者の声に耳を傾け、言葉の奥にあるものに気付きたい」と感想を語った。

当事者目線の重要性は支援機関の間にも広がる。経験者らでつくる一般社団法人「ひきこもりUX会議」(東京)への講演依頼は17年の9件が18年は18回、19年は25回と増加。官民の相談員を対象にした研修会を10年から続ける内閣府は昨年初めて当事者団体を講師に招いた。

UX会議の林恭子代表理事も20年近くの引きこもり経験がある。従来の支援を「道を外れた人を治療、矯正してまともな人間に戻そうという『上から目線』だったのではないか」として「引きこもりは必ずしも悪いことじゃなく、生きづらさから身を守る行為でもある。その人が生きたい未来を一緒に見てほしい」と語る。〔共同〕

 

 

以上となります

 

 

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真面目な放送となるため、楽しい話題はないと思いますが、お勉強だと構えず、

 

興味本位で気楽に聴きに来ていただければと思います。

 

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さとう社会問題研究所の今後の予定(2018/2/11)

 

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こちらも前記事になりますが、ご確認の上、放送をお楽しみ(?)ください。

 

メルマガ配信のお知らせ(2018/8/25)

 

ということで、今回もこの辺で。

 

 

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