野球の実況をやります！

明日、高校野球の実況をやります！！

刈谷市にありますキャッチネットワークにて、刈谷球場から愛知県内全域に放送します。

☆『第103回全国高等学校野球選手権愛知大会』

７月21日 水曜日

第２試合（11:30～14:00）

名古屋国際VS旭丘
刈谷球場
キャッチネットワーク

バーチャル高校野球

※なお、雨天の場合は順延で放送中止

明日からは愛知大会の高校野球実況をやります。

７月10日に担当して11日ぶりに再び担当します。

これまでその年に一度やった大会は基本的には終わっていましたが、10日以上空いて再び行うのは初めてです。

その間、いろんな大会を実況してきて、体感したものもあるので、明日の愛知大会の実況に活かせることがあったら役立てたいと思っています。

といっても、いろんな大会を見てきた人間から言うとある大会は大きく違うようなことはなく、試合を伝えるということは一緒です（当たり前です…）。

ただ、イントネーションや言い方が異なることがあり、特に兵庫大会は地名の発音の仕方が、自分の思っていたことと違っていたので、その土地に住んでいる人から見たら当たり前なので、そこに合わせる意識をするのが大変でした。

まあ、今回兵庫大会を初めて担当したので、まだまだわからないことがあることがわかったので、知ることができたのは新鮮な感覚でした。

また、やる機会があって次は役立てられればと思います。

愛知大会も今回が３回目で、いろんなことを高校野球の中継を通して経験しているので、明日も平常心の気持ちで取り組んでまいります。

明日、実況担当する試合は、名古屋国際と旭丘になります。

名古屋国際は、学校名にあるように国際や英語に力を入れている私立中高一貫校です。

学校の紹介を見るとスポーツにはあまり力を入れていないと思いましたが、野球はまずまずの結果を残しており、1983年には愛知大会ベスト４まで進出しています。学校の校訓やチームスローガンに『開拓魂』を掲げており、野球でも突破口を作って、勝利を目指します。

旭丘は1870年に創立し、第１回大会から参加している伝統校です。

かつては愛知一中という名称で、春４回夏８回出場し、第３回大会では優勝を経験しています。

実は当時の大会には敗者復活制があり、愛知一中は初戦で敗れるも、これで選ばれて復活し、そのまま優勝したという今ではあり得ないかたちでの全国制覇（？）を経験しています。

戦後、学生改革のタイミングで現在の旭丘になりまして、それからの甲子園出場はありませんが、1967年にはベスト８まで勝ち上がっています。

投手を中心に守りの野球を展開し、守備から攻撃に繋げて得点を挙げて、勝利を目指します。

共に目立った選手はいませんが、個々の力を結集させて、一人一人の選手が役割を果たして、いかに自分達のペースを早く掴んで、優位に進められるかに勝敗が分かれそうです。

今回は、個人的に旭丘の試合が出来ることを楽しみにしています。

その理由に、野球ネタが豊富にあるからです。

第１回から出ているというのももちろんあり、それ以外には、ユニフォームに鯱が描かれたものを使われており、さらに帽子も黒のラインが２本入ったもので、いかにも伝統校が使われている雰囲気があって、まずは実際に見てみたいと思います。

それから敗者復活にも細かいエピソードのネタを持っているので、この話だけはなんとか場面を作ってでも伝えたいと思います。

少し旭丘に偏った見方になってしまいましたが、ただ、試合や話の紹介は公平に伝えていきます。

目の前の試合が行われている様子を名古屋国際・旭丘としっかり伝えて、一生懸命プレーする選手の姿など噛み締めるように実況してまいります。

高校球児の素顔と白球を追いかけるドラマを熱く伝えていきます。


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