担当医は

困った顔を

していたけど

私のわがままを

聞いて

くださったのですショボーン

 

 

そして

ついに

恐れていた

言葉を

聞いて

しまったのですショボーン

 

 

「息子さんは

手足麻痺です」

 

 

隣から

夫の大きな

ため息が

聞こえてきましたえーんえーんえーん

 

 

私は

頭を

トンカチで

殴られた

気分でしたえーんえーんえーん

 

 

うそだ!!

絶対うそだ!!

そんなはずがない!!

 

 

だって

この前も

元気に足を

動かしてたじゃん!!

 

 

担当医から


「あれは

彼の意志で

動かしている

わけでは

ないんです」

 

 

私は

不思議な事に

涙すら

出てこなかったのですショボーン

 

 

それより

どうしようショボーンショボーンショボーン

 

 

手足麻痺の

息子に

なってしまったショボーンショボーンショボーン

 

 

夫は

息子の

頭を一生懸命

なでなでして

語りかけていましたショボーンショボーンショボーン

 

 

私は

辛すぎて

息子の顔も

見る事が

できなかったのですショボーンショボーンショボーン

 

 

「看護師さん!!

私はこれから

どうやって

生きていけば

よいのですか!?

 

 

「うーん

私にもわからない…

息子さんと

向き合っていくしか

ないね…」

 

 

「向き合う!?

どうやって

向き合えば

良いんですか!?

 

 

「今の

お父さんは

息子さんに

語りかけてるでしょ!!

 

そうやって

向き合って

いくんですよ」

 

 

私は

もう

悲しくて

悲しくて


今まで

生きてきて

辛い事

たくさん

あったけど…

 

 

でも

この日より

辛い日は

無かったえーんえーんえーん

 

 

今までで

一番

絶望を

感じた日と

なってしまったのですえーんえーんえーん