皆さん、こんにちは!
今日のお昼は簡単にすませる事にし、戦艦長門で作られていたという、
「油揚げ飯」を食べました。
ただ、このメニュー、正式な食事ではなくて、いわゆる裏メニューだったようです。
と、いうのも、このメニュー、艦内の食事を担当する主計科の覚えがめでたい
兵員だけが、夜間当直後の朝食前に食べる事が出来たんだそうです。
主計科は、戦闘部署や航海部署につく兵員たちより、一段下に見られがちでしたが、
こうして見ると、やっぱり胃袋を握った者が一番強いってことですね。
うん、ハラが減っては戦はできぬ、やっぱり食事は大切です!
【戦艦長門の「油揚げ飯」】
材料(1人分)
麦飯1合(約300g)、油揚げ2枚、醤油適量、福神漬け適量
①麦飯を炊く
②油揚げを約1cm角の大きさに切る
③ホカホカ麦飯の上に、②をのせる
④上から醤油をかける
⑤福神漬けを付け合せにして、完成!
ここで大切なのは、ご飯は「麦飯」であること。日本海軍では麦飯が食べられていた
というのもありますが、普通の白米飯では、醤油の香りに負けてしまって、あまり
美味しくないのです。
ちなみに、自分は近所の100円ローソンで売っているパックの麦飯(300g)を
使って食べています。
油揚げは、あぶってパリパリにすると、もっと美味しいです。
基本は醤油ですが、希釈しためんつゆをかけるのもいいですね!
簡単で、なおかつ美味しい「油揚げ飯」、一度試してみてはいかがでしょう?
《参考資料》
・「軍艦長門の生涯」(阿川弘之)
・「居酒屋鳳翔まかない記」(同人作品:路地裏の浪漫堂さん)
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=52259987