”草刈機の刃が回らない3つの原因”

 

こんにちは。

静岡農機情報センターの中村です。

 

「使っていたら急に草刈機の刃が回らなくなった。少し前までは普通に使えていたのに、だんだん空回りするようになって・・・」

 

という症状で草刈機の修理依頼がありました。共立の「SRM-2501」という機種です。早速、点検することにします。

 

 

”草刈機の刃が回らない3つの原因”

 

その1:刃を止めるボルトが緩んでいる

草刈機の刃は、抑え金具とボルト(または、ナット)で固定されています。ボルトは逆ネジになっていて、刃が回るとネジが締まるようになっています。ちなみに、トラックのタイヤを固定するボルトナットも逆ネジです。とはいえ、ボルトが磨耗したり、そもそもの締め付けが緩いと刃がしっかり固定されずにスリップする現象が起きて刃が回りません。

 

その2:刃を抑える金具が磨耗している

刃がゆるんだ状態で使っていたり、何らかの原因で刃抑え金具が磨耗していることがあります。ボルトをしっかり締め付けても刃を十分な力で固定することができずにスリップしてしまいます。刃抑え金具に、薄い板が付属で付いているものもあり、その板をなくしてしまっている場合もあります。とにもかくにも、草刈機の刃の部分は高速で回転するので、スリップをしているとあっというまに抑え金具が磨耗してしまいます。

 

その3:ギヤケースの異常

刃がついている先端部分をギヤケースといいます。ギヤケースの中には精密なギヤが入っていて、グリスで潤滑しています。グリスの量が不足していると、ギヤが磨耗して最終的にギヤがかみ合わなくなり、刃が回らなくなります。刃の回転中に、刃に強い衝撃が加わってもギヤが欠けてしまい刃が回らなくなります。ギヤケースが原因で刃がスリップすることも、よくある故障です。

 

他にも、パイプの中に入っているシャフトのトラブルや、エンジン側についているクラッチのトラブルなどがあります。

 

さて、今回修理で入庫した草刈機ですが、原因はボルトの緩みでした。しかし、締め付ければ直るという単純な故障ではなく、ゆるんだ状態で使っていたためにボルト自体が磨耗していました。ボルトに本来ついているはずの”緩み止め”が磨耗して無くなっていました。お客様の使っていた状況から察するに、この緩み止めが無い状態で長こと使っていたようでした。ボルトを新しいものに付け替えて、動きを確認して修理は完了しました。

 

刃が回らなくなったという故障だけでも様々な原因があります。万一にでも、使っている最中に刃が外れて飛んで行ってしまった何てことになったら大変危険です。事故を未然に防ぐためにも、農機具店や農協の整備センターなどにいる農機整備士にきちんと点検してもらいましょう。

 

静岡農機情報センター

中村真也

 

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