”農機具の燃料タンクを錆びから守る3つの方法”

 

こんにちは。

静岡農機情報センターの中村です。

 

年に数回しか使わない農機具によくあるトラブルに、燃料タンクの中が錆びてしまうというものがあります。ガソリンを入れっぱなしにすることが原因で起こるのですが、このトラブルを防ぐ方法を今回はお伝えします。

 

まずはじめに、燃料タンクの中が錆びてしまうと何が悪いのかについてお伝えします。例えば、ガソリンエンジンの場合、燃料タンクのガソリンが、燃料フィルターを通り、キャブレターに送られます。そして、キャブレターで空気と混じり混合気となってエンジンの中に入り、スパークプラグで着火されて燃焼します。

 

燃料フィルターが詰まる、キャブレターの中にある小さな穴が詰まる、などの不具合が起きてエンジンの回転が不安定になったり、エンジンがかからなくなります。燃料タンクのサビを取るか、燃料タンクを交換しなければなりません。合わせて、燃料ホースも掃除したり交換する必要があります。タンクが錆びてしまうと、色んな部分を掃除メンテナンスしなければいけないので、”タンクを錆びさせない”ことがとても重要になります。

 

タンクを錆びさせないために出来る3つのこと

 

その1:使わない時は燃料を空にする

タンクが錆びるほとんどの原因は、燃料の入れっぱなしです。特に、離農して倉庫に中に何年も眠っている機械によくありがちなのですが、燃料タンクのキャップを開けるとツンとした臭いがして、タンクキャップの裏側がサビでびっしりになっています。”ガソリンが腐る”という状態になっているのですが、そのガソリンが指に付くと何度洗っても臭いが取れません。

 

燃料を完全に抜いてください。今の農機具は、ほとんどがキャブレターの下に「ドレン」という燃料を抜くためのネジや部品が付いています。(一部の田植機や耕耘機には、燃料コックに「排出」という位置があって、そこに合わせると燃料を簡単に抜くことができます)燃料コックを開けておけば、タンクのガソリンはキャブのドレンから燃料タンクのガソリンも抜くことができます。抜けたら、念のためにエンジンをかける動作をして、完全に燃料を抜き切ります。

 

その2:防錆のできる添加剤を使う

燃料に混ぜることで、燃料タンクを保護できる添加剤があります。例えば、ワコーズにフューエルワンというものがあります。規定の割合で混ぜると、防錆成分が燃料タンクの中で気化して、タンク全体を保護してくれます。燃料が劣化しない効果も持ち合わせているので環境にもよりますが、メーカーの営業担当の話によると最大6カ月は保存ができるということでした。ただし、夏場は気温の変化が激しいために保存できる期間は短めに考えてくださいとのことです。

 

その3:

雨に当たらない場所、環境で農機具を保管する

どうしても外に置かなければならない、という人もいると思いますが、台風などの暴風雨の後によくあるのが、外に置いてある農機具のタンクに水が入ってしまうことです。海に近い場所だと最悪です。潮を含んだ水が入るので瞬く間にタンクの中が錆びてしまいます。農機具の保管は屋根下、理想は倉庫の中です。どうしても外で保管する場合は、防水効果のあるシートでしっかり保護しましょう。

 

常に新しいガソリンを使うことも大切です。携行缶の中のガソリンが古い場合、水分を含んだり劣化しているのでタンクを錆びさせ易いです。”常に新しいガソリンを使う”ことは、基本中の基本としましょう。夏場は暑さと湿気で特に燃料が痛みやすいです。燃料タンクも錆びやすいので注意しましょう。一度錆びたタンクは、錆び取りをしても再び錆びやすいので、タンクを新品に交換するのがベストです。

 

静岡農機情報センター

中村真也

 

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