”乗用田植機の足回り修理”

 

写真の田植機は、クボタのSPJ400Kです。

 

田植えをしている最中に、左のフロントタイヤが”くきっ”と折れたように曲がってしまいました。

 

 

ベアリングが割れて、前車軸がガタガタ動きます。

タイヤもロックして動きません。

 

タイヤを外して、車軸が収まっているギヤケースを外し、ケースを分解してみると中は泥とグリスが混ざった状態でした。オイルシールがダメになって、泥水が入って、ベアリングが壊れてしまったのです。

 

 

タイヤがロックした状態になっていたのは、壊れたベアリングがギヤに噛み込んでいたからです。ギヤにも若干傷が付いていましたが、ヤスリで少し削って修正すれば使える状態だったので良かったです。

 

車軸のケースに壊れたベアリングの外側がサビで張り付いてしまっていたので外すのに苦労しました。全部分解して、それぞれの部品の状態を確認し、ベアリング、オイルシールを注文しました。

 

部品は、注文から2日で手元に届きました。農機具を修理する場合、部品を注文してから届くまでに時間がかかることが多々あります。今回は、早くて良かったです。

 

 

(自動車の場合は、部品を注文してから届くまでにスピードが格段に速いです。私は元もと自動車整備士をしていたので分かるのですが、在庫が近くにあれば午前に注文して午後に届くような流通システムができていました。もちろん、メーカー在庫とか、欠品していた場合は違います)

 

部品が届いたら、すぐに組み付け開始。ベアリング、オイルシールを取り付けて、液体パッキンをシールの合わせ面に塗り、2つに割れているケース同士を組み合わせます。そして、ボルトで固定。前車軸のケースを田植機本体に組みつけて、外装を元に戻していきます。

 

 

この田植機は、エンジンのかかりも悪かったのでついでにキャブレターのオーバーホールをして、エンジンオイルとスパークプラグも交換しました。簡単にエンジンがかかるようになり、アイドリングが安定、吹け上がりも良くなりました。エアクリーナもボロボロになっていたので交換しました。

 

 

田植機は年に数時間しか使わない、という農家さんもいます。使わなくても劣化してダメになる部品は色々あります。あまり使わないにしても、2年に1度は農協や農機具店に整備点検に出すことをお勧めします。

 

静岡農機情報センター

中村真也

 

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