映画「オスカーピーターソン」
ネットで映画情報を見ていると「オスカー・ピーターソン」という文字が…。
これってジャズピアニストの
半信半疑でクリックしてみると、なんとオスカー・ピーターソンのドキュメンタリー映画でした
私は大学時代にジャズ研に入っていたので、オスカー・ピーターソンという名前を聞いて、思わず昔に思いを馳せてしまいました。
ということで、早速「オスカー・ピーターソン」観に行くことに
※オスカー・ピーターソンについて
1925年8月15日 - 2007年12月23日(82歳没)。
カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズピアニスト、作曲家。
モントリオール黒人コミュニティーで幼少の頃よりクラシック音楽を学び育つ。
アメリカ人ではない出自にもかかわらず、ジャズの歴史に刻まれる代表的なミュージシャンに挙げられる。
故郷カナダでは英雄であり、新1ドルコインの肖像にもなる。
2025年には生誕100年を迎える。
(公式サイトより引用)
※私の感想は…
映画館に入ってみると、ほとんど満席でした。
ジャズは、人気のないジャンルだと思っていたのに、ビックリ
映画の上映時間は81分でしたが、映画に集中していたのか、アッという間でした。
私は大学時代にベースをしていたので、レイ・ブラウンやニースル・ペデルセンなどが演奏する場面があって、とても興奮しました。
それに、オスカー・ピーターソンから影響を受けた人たちの中に、ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコックなどがいて、あらためてオスカー・ピーターソンのスゴさを感じました
家に帰ってからも興奮冷めやらぬ私は、CD「プリーズ・リクエスト」を棚から出して聴きました。
昔に行ったジャズ喫茶の感じが甦ってきて、とてもノスタルジックな気持ちになりました。
でも、この映画はオスカー・ピーターソンの音楽面だけでなく、オスカー・ピーターソンが、キング牧師の「公民権運動」に共感し、「自由への讃歌」を作曲したことも取りあげていました。
とてもメロディの美しい曲です。
後に、ハリエット・ハモンドという人が歌詞をつけました。
私たちすべての心がつながり
一つになり自由を求めたときに
私たちは自由になることができるのです…
オスカー・ピーターソンの超絶技巧のピアノ演奏だけでなく、人間的魅力も網羅されていて、とても良い映画でした
ジャズ好きな人にオススメの映画です