ユウゴ(……本当に俺は進歩してねーな…)
ユウゴ(あんなの、ただの八つ当たりだよな…。しかも俺のやらかしと嫉妬が原因なだけで…別にアイツが悪いわけじゃねーし…)
ユウゴ(…アリスちゃん…俺のやらかしについてぶっちゃけどう思ってんだろ…。確かめたいけど…怖くて聞けねーし…)
※ルイ以外気付いていない。そしてユウゴはこのメンバーなら、マオとルイになら最悪バレてもいいと思っている。
エレナ「ユウゴくん!ユウゴくん!!」
ユウゴ「え?」
エレナ「ユウゴくん、このミックスジュース飲んだ??」
ユウゴ「…ミックスジュース?…いや…」
エレナ「このミックスジュースすっごく美味しいの!!」
エレナ「ユウゴくんも飲んでみて!あたしまた頼むから!」
ノエル「エレナちゃん結構飲んでない?」
エレナ「いま5杯目✨✨」
ノエル「そんなに飲んでたの!?」
ユウゴ(…ミックスジュースって…考えてみたらこっちではあんまり見かけねーな…。向こうでは結構ポピュラーだったけど…)
ユウゴ(あ、それを言うなら冷やし飴の方が全く見ねーな…。あれ結構旨いんだけどな……)
ゴク……
ユウゴ(!?めちゃくちゃ旨い!!何だ!?このクオリティ!!!)
ズゴオオォオオオオ!!!
※掃除機みたいな音を出してミックスジュースを一気飲みしている。
ノエル「!?ちょっと!何この音!また空調が壊れたの!?」
ルイ「……………」(何で気付かれねーんだ?)
アリス「ユウゴくん!」
ユウゴ「あ……なに?」
アリス「ユウゴくんまだ1回も歌ってないでしょ??さ!入れてちょうだい!」
※カラオケで緊張が解けて若干ハイになっている。
ユウゴ「あー…別に俺は大丈夫だよ」
アリス「??もしかしてカラオケ…苦手だったかしら??💦」
ユウゴ「あ…💦そんな事ないよ!」
アリス「ユウゴくんって久保田利伸が好きなんですって?私の幼馴染のお兄ちゃんも久保田利伸が好きなの」
ユウゴ「ああ!留学してる幼馴染の人か…」
ユウゴ「……………」
アリス「?どうしたの?」
ユウゴ「…アリスちゃんはアイツの歌…聴いたんだよね?」
アリス「?え?ええ…」
ユウゴ「……どう思った?」
アリス「…?どう思ったって……?」
ユウゴ「…いや…アイツのキャラ的に歌わなそうなヤツだっただろ?」
アリス「?マオくんのキャラ的に??」
アリス「…そうね…確かに少し意外かな?って思ったけれど…」
(マオくんはどちらかというとB'zの中でもoceanとかcallingとか…あの辺りを歌いそうだなって思っていたから…)
※そこまで激しめじゃない曲…という意味です。
(byショコラミント)
アリス「でもマオくんの新たな一面を知ることができて…それも楽しいと思ったわ」
(マオくん結構激しめの曲が好きなのかしら?だったらB'zの中でもーーーーー)
ユウゴ(あんなド下ネタソング聴かされても、それすら嬉しく感じるものなんだな…)
☝️未だ農夫と神様のスパイラルから抜けられていない。
アリス ハッ(あ…私…ユウゴくんの前でいくらなんでも無神経だったかしら…!でも…意識しすぎるのも変な話なのかしら……)
エレナ「アリス〜〜🎶何か頼む〜〜??」
アリス「!!頼むわ!!私、どうしてもまたメロンのミックスジュースが飲みたくて!!」
ルイ「…こんなに飲みまくって…大丈夫なんすかね?これ…すっげー手間暇かかってますよね?絶対…」
ユウゴ(…流石に1曲くらい入れねーと…。正直歌うテンションじゃないけど……)
ノエル「でも!カラオケで出すクオリティ超えてるわよね!コレ!!」
アリス「私、結構ここには来てるんだけだど、このミックスジュース初めて飲んだわ!」
エレナ「え!?え!?どこかとコラボしてるのかなー!?」
コトッ
ユウゴ「あ?」
マオ「確かにこれ旨いよな、お前も飲んだか?」
ユウゴ「あ、ああ…」
マオ「そうか……」
ユウゴ(…早く謝らねーとな……)「…さっきはーーー」
マオ「…忘れてた…お前は根本的なところは俺と同じくらい真面目だったんだよな…」
ユウゴ「は?」
マオ「お前…修学旅行の時に言ってたもんな。ある程度仲が深まらないと…そのああいう所には行きたくないって。…まあ俺も行かねーけど…」
ユウゴ「?それがなんだよ」
…お前意外にそういうところは真面目だから…気になったんだろうと思って…」
ユウゴ(ぶっちゃけ…俺のやらかしとあの文化祭のことがなければ、お前がイ⚫︎⚫︎ツソングでウケようがこけようがどーでもよかったんだけど……)
ユウゴ「…俺こそ悪かったな。…お前が悪いんじゃねーんだよ。…俺が色々居た堪れなくて…八つ当たりしちまっただけなんだから…」
マオ「…そう…か?」(何が居た堪れなかったんだ?)
※大爆発に気付いていない。
ユウゴ「…アリスちゃん…お前の歌聴いて、お前の新たな一面を知ることができて楽しかったって言ってたぞ…」
マオ「…そうか……」
ユウゴ「よかったな…。彼女が好意的に取ってて…」
ユウゴ「…お前も色々肝が据わってきてたんだな…。あんなイ⚫︎⚫︎ツソングを身近な人間の前で披露できるような鉄の心臓手に入れてたなんて思いもしなかった…」
マオ「……は?」
ユウゴ「歌ったんだろ?エレナちゃんとかが言ってたぞ…どぶろっく歌ってたって…」
ユウゴ「どぶろっくって言ったら…アレだろ?農夫と神様的なアレだろ?あ…他にも何かあったか?」
マオ「……おい…」
ユウゴ「なんだよ」
マオ「何の話をしてるんだ?お前は……」
ユウゴ「…あ?」
…これより先…少々お見苦しい映像が続きますので、ユウゴくんが勘違いしたどぶろっくの「農夫と神様ー大きなイ⚫︎⚫︎ツの曲に合わせた映像をお届け致します。。
マオ「何でてめぇは俺にちゃんと確認しない!?修学旅行の時といい…本当に進歩してねぇな!!」
ユウゴ「俺はお前がどぶろっくを歌ったって聞いたんだよ!なら普通そのまま信じるだろ!バイトや仕事じゃあるまいし!わざわざ確認なんかするわけねーだろうが!」
ユウゴ「しかも何だ!?OFF THE LOCKって!!こんなの俺が産まれるよりだいぶ前に出たアルバムじゃねーか!1989年なんか知るかっつーんだ!!」
マオ「クソみてぇな理由で逆ギレしやがって!!気になったんなら俺に聞くか、履歴で確認すればそれで済んだのに!!あろうことか勝手に人をイ⚫︎⚫︎ツ野朗呼ばわりとはどういう了見だ!」
ユウゴ「テメーが紛らわしい反応するからだろうが!!蓋を開けてみたら何をビビってやがる!あんなホットパンツ履いて歌い狂ってるようなオッサンならこんな感じの曲ばっかりだって皆分かってんだよ!!」
マオ「表出ろテメェーーーーーっ!!」
…こうして彼らの壮大な行き違いコントは幕を閉じたのであった…。
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☝️マオくんとユウゴくんのすれ違いコントはここから始まっています。
🙇♀️どうしようもないこのおバカコントは後1話だけ続きます。。
後1話お付き合い願います。。
🍹作中登場したこのメロンミックスジュースは
💖💖おっと!!これは次回しっかりご紹介させて頂きます!!まだこのミックスジュースを飲んでいないメンバーがいるので🤩
5、6月は何だかバタバタしてあっという間に終わってしまいました。
明日から更にバタバタした日々が始まる予定です💨
ストーリーを4月頭で終了することができて本当によかったです😂
このペースでまだストーリーが続いていたら、終わりまでかなり時間を要していたところでした😅
ご覧頂きありがとうございます✨