今回はアウエー編です。

フクアリ編で紹介したとおり、今シーズンアウエーでは7勝9敗5分、1試合平均の勝ち点は1.24でした。何せ7月22日の町田戦で快勝するまで、2勝7敗4分と降格ペースだったし、え、そんなシュートが入っちゃうの…ってシーンを沢山見せらたし…。
フクアリ編でも言ったけど、特にアウエーでは失点を減らすのが来年の課題だと思います。

そんな中でアウエーでのベストゲームを3試合選ぶとすると、
①第33節町田戦(3-1)
首位を独走する町田に対し少し調子が上がってきたジェフ、ここで勝てたら更に勢いづける試合を攻守共に圧倒して勝利したゲーム。
ジェフは最初から最後までアグレッシブに戦い、要所要所で効果的に得点を重ねて町田を跳ね除けました。ホント、スカッと爽快なゲームでした。


 第30節栃木戦(1-0)
プレーオフ進出が掛かってる状況で、苦手栃木とのアウエーゲーム。
0-0で迎えた終了5分前にPKを与えてしまって「ヤバイ…」と思ったけれど、これを鈴木椋大が見事にストップ、このプレーで鈴木大輔が退場して1人少なくなったけど、勢いづいたジェフは終了間際にCKから見木のゴールで勝ち越しそのまま試合終了、逆境を跳ね除けて勝ち点3を勝ち取ったゲーム。
勝った事は勿論、選手の絶対昇格するんだという気持ちを強く感じ、とても嬉しく思ったものです。


第25節清水戦(2-2)
新国立で清水とのオリテン対決、観客が47000人も入って盛り上がらない訳がありません。僕自身も初めての新国立という事で浮かれてました。
この試合で1番目立ったのは、GK鈴木椋大の神セーブでした。清水の決定機を何本止めましたかね。あれが無かったら大差で負けてました。
攻撃陣も先制されても怯まず、前半で逆転して見せました。結果は引き分けに終わったけど、大観衆の前で清水相手にこれだけのサッカーが出来て、今後に大きな自信を付けた試合だと思いました。

続いてベストゴールも3つあげてみます。

 第25節仙台戦の日高のゴール
僕がサポになってから、ジェフの選手で左脚で直接ゴールを狙ったFKを蹴った選手って兵藤と中村太亮(蹴ったっけ?)くらいしか思い出せないけど、久々に現れた日高が見事にFKを決めたゴール。
角度の無い場所から意表を付いたコースとスピード共に申し分無く見事でした。その後フクアリでもFK決めてるので、来年も武器になるのは間違いないです。


②第33節町田戦の鈴木大輔のゴール
先制点を取る事が大きく物を言った今年のジェフだけど、大事な町田戦で貴重な先制点となったゴール。高木が蹴った速いスピードのFKを、ちょっとだけ触ってコースを変えるという難易度の高いシュートでした。もしデザインされたセットプレーだとしたら、沢山練習したんだろうなと思いました。


 第23節甲府戦の見木のゴール
確かこの試合までゴールが無かった見木が、日高のクロスをダイレクトでボレーシュートを決めたゴール。これは難易度が高かったと思います。実況も言ってたけど、10番の意地を見せてくれました。

という感じです。

最後に来年の目標を。
昇格に必要なのは、去年も同じ事を言ったけど、まず格下のチームから確実に勝ち点3を取る事だと思います。
例えば11位以下のチームに全勝すると、それだけで20勝、勝ち点60をゲット出来ます。
今年のジェフは、ジェフより下位のチームに15勝8敗9分、1試合平均勝ち点1.69でした。ちなみにジェフより上位のチームには4勝5敗1分、1試合平均の勝ち点は1.30と勝ててない事を考えると、もっと下位に勝たないと上位に行けないことが分かります。
来年は、無駄な失点をしない、下位に取りこぼさない、アウエーでも勝てるようになるが大事だと思います。昇格するには当たり前の事ですね。