和泉橋本駅【大阪府】(阪和線。2021年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】シリーズは、
大阪府貝塚市中西部、田園が混在した郊外の住宅地に位置する阪和線の駅で、前身の阪和電気鉄道時代からの古い駅舎が現存している駅のひとつである、
和泉橋本駅 (いずみはしもとえき。Izumi-Hashimoto Station) です。
  
  
駅名  
和泉橋本駅 (JR-R 42)    
 
所在地  
大阪府貝塚市     
 
乗車可能路線  
JR西日本:阪和線  
 
隣の駅  
天王寺方……東貝塚駅  
和歌山方……東佐野駅    
 
訪問・撮影時  
2021年11月 
 
 

 

和泉橋本駅は地平駅で、東側(下り線ホーム側)の北寄り(天王寺方)に駅舎があります。
西側に駅舎・改札口はなく、西側からアクセスするには駅のすぐ北(写真右)にある踏切を渡って東側へ回る必要があります。
駅舎は1930年(昭和5年)の開業当初からのものですが、前身の阪和電気鉄道のイメージとは少々かけ離れたデザインです。
北側と東側に開口していて、いずれの出入口も段差がありません。北側には点字ブロックが設置されています。また、改札口と各ホームの間はエレベーターで結ばれており、和泉橋本駅はバリアフリーに対応しています。
尚、和泉橋本駅には駅前広場がなく、駅舎前に少々広いスペースがあるのみです(左側は道路です)。この狭い中にバス停留所とタクシー乗り場が設けられています。
上写真は南方向を、下写真は南西方向を望む。
 
 

駅前です。南東を望む。右手に駅舎があります。
奥に延びる駅前通りは府道239号線で、後方に踏切があります。歩道がなく危険です。沿道には小さな商店街が形成されていますが、営業している店舗は少なくシャッター通りと化しています。
左前方には郵便局があり、出入口には丸ポストが設置されています。また、左にコインパーキングがありますが、24時間350円と、大阪府内なのにとても安いです(大阪府のコインパーキングは全体的に安価ですが…)。
駅周辺は昔ながらの住宅地が広がっていて、分譲住宅地や府営住宅も混在しています。田畑もまだまだ残っています。
約1km南東には大阪府立貝塚南高等学校があります。貝塚南高校近辺には、ため池が多く見られます。
また、約1km東には水間鉄道水間線の石才駅があります。阪和線と水間鉄道線を乗り換えるには和泉橋本駅~石才駅間が最短距離になりますが、それでも不便です。石才駅の北側に阪和線と水間鉄道線が交差していますが、両社とも駅が設けられていません。水間鉄道線は南海本線の支線的な路線になっていて、阪和線に対してはスルー状態です(阪和線も水間線をスルーしていますが)。
 
 

駅前です。北西を望む。左手に駅舎があります。
西側から和泉橋本駅を利用するには、この踏切を渡る可能性が高いです(離れた南側にも踏切があります)。
駅北西側も昔ながらの住宅地が広がっています。商店も一定数見られます。こちら側も田畑も混在しています。区画整理されていないため、雑然とした印象です。
約500m南西には「イオン貝塚店」があります。
また、奥に延びる駅前通りを道なりに直進すると、1.4km少々で南海本線の二色浜駅に到達します。駅前発展度は和泉橋本駅も二色浜駅も似たり寄ったりです。
 
 

 

改札口です。2枚とも西方向を望む。後方が東側出入口、右が北側出入口です。
 
駅員配置………あり(業務委託駅。無人時間帯あり。改札内外にカメラ搭載インターホン有)。
自動改札機……あり(2通路)。
ICカード………利用可(『ICOCA』のエリア内)。
幅広通路………あり(左側自動改札通路。点字ブロック設置)。
有人通路………窓口に面した左端通路。インターホン設置により幅が狭くなっています。
窓口……………あり(改札窓口のみ。無人時間帯は閉鎖)。
自動券売機……左手前。ICチャージ可。2021年当時は『みどりの券売機プラス』を設置も後に撤去。
自動精算機……あり(ICチャージ可)。
トイレ…………改札内(改札を入って左にあります。多機能トイレ併設)。 
その他設備……AED(改札内の跨線橋階段前)。
売店……………なし。  
コンビニ………なし(500m以内に店舗なし)。
 
2015年まで『みどりの窓口』がありましたが、廃止後は跡地に『みどりの券売機プラス』が設置されました。しかしながら『みどりの券売機プラス』も2022年8月末に撤去され、和泉橋本駅では新幹線や特急のチケット購入、5489サービスやエクスプレス予約のチケット受け取りができなくなりました。JR西日本は『みどりの窓口』設置駅の大幅削減を発表していますが、『みどりの券売機プラス』に転換した上で最終的に『みどりの券売機プラス』設置駅も大幅削減していくかもしれません。まぁ、『みどりの券売機プラス』もオペレーター不足などで繋がりにくい事もあり、うまく機能していない面もあるようですが…(どこかのネット記事で見た記憶がありますw)。
 
 

改札口を通った先の地点です。南を望む。左が改札口です。
右の線路際のスロープを登ると下り和歌山方面1番のりばですが、スロープの傾斜が急なため、左奥にあるエレベーターでも連絡しています。
中央の階段を登って跨線橋を渡ると上り天王寺方面2番のりばです。エレベーターも併設されていて、乗り場は左奥にあります(1番のりば行きと共用)。
そして写っていませんが、左前方(左奥)へ進むと各ホーム行きエレベーターのりば並びにトイレ・多機能トイレがあります。
 
 

上り2番のりばホーム側壁に設置されている吊下式駅名標です。電照式で、バックライトは蛍光灯と思われます。
JR西日本の標準デザインです。下部は阪和線のラインカラーであるオレンジ色に塗られています。
和泉橋本駅の駅ナンバリングは「JR-R 42」ですが、この駅名標には記載されておらず、柱に掛けられている縦型の駅名標のみに記載されています。
 
 

こちらは下り1番のりばに設置されている建植式駅名標です。非電照式ですが、反射材が使用されています。
下部のラインカラーはオレンジではなく、山吹色っぽい黄色です。前述の吊下式とは全く違う色で、どちらが正式のラインカラーなのか、分かりません…。
また、この駅名標は長い間雨風にさらされながらメンテナンスがされておらず、痛々しい姿になってしまっています…。
 
 

 

駅構造……地平駅(北北東~南南西方向)。
配線………相対式ホーム2面2線。  
  
左(東)が1番のりばで下り日根野・和歌山方面および関西空港方面、右(西)が2番のりばで上り天王寺方面および大阪環状線方面です。
     
ホーム有効長……6両分(実際は20m車7両弱分)。
ホームドア………なし。
ホーム幅…………全体的に狭いです。特急や快速が頻繁に通過するので注意が必要です。
上屋(屋根)………1番は天王寺方(手前側)の1両強分、2番は天王寺寄りの約2.5両分。雨ざらしの部分が多いです。 
ホーム上設備……ベンチ、飲料自動販売機。1番のりばには30キロポストあり。
  
各ホームの天王寺方の端近くには階段のみの跨線橋があり、1番のりばの天王寺方の端に面して駅舎・改札口があります。
  
上写真は1番のりばより、下写真は2番のりばより、2枚とも和歌山方を望む。
 
 

 

2枚とも2番のりばより天王寺方を望む。
上屋は天王寺方面2番のりばの方が長く、天王寺・大阪方面の需要が高い証しと言えます。
跨線橋の階段は両側とも1ヶ所ずつしかありません。
 
 

2番のりばより天王寺方を望む。
右側1番のりばのホーム端に面して駅舎・改札口があります。
また、ホーム端のすぐ先に府道239号線の踏切があります。
この先、下り勾配で住宅地の中を北北東へ走り、やがて平坦になると住宅が途切れて府道30号線を乗り越し、工場や森の中を走ります。その後は右へカーブしながら府道40号線の陸橋をくぐると住宅地に入り、盛土高架になって進路を北東に変えると水間鉄道水間線をオーバークロスしますが、この地点に両路線とも駅がありません。そして地平区間に戻り、農地も残る郊外風景の中を北東へ走り続けると東貝塚駅へと至ります。
 
 

2番のりばより和歌山方を望む。
各ホームとも端の部分は柵により立入禁止になっています。
この先、住宅と農地が混在した中を南南西へ走りますが、やがて住宅が途切れると大阪府内とは思えないようなローカルな農村風景が広がります。しばらくして見出川を渡ると泉佐野市に変わり、少し走って住宅地の中に入ると程なくして東佐野駅へと至ります。
 
 
あとがき  
私が和泉橋本駅で下車(乗車)したのは1999年と2021年の計2度です。1999年は水間鉄道線から阪和線に乗り換えるべく、水間線の石才駅から徒歩で和泉橋本駅へ移動しましたが、ちょっと遠かったです(まぁ1km程度でしたが、当時はスマホで地図を見られる時代ではなかったため、遠回りをしてしまいましたw)。また2021年は阪和線を乗り鉄した際に途中下車しました。区間快速停車駅ですが、区間快速は東佐野駅を含む区間で各駅停車になっています。2面2線で、東側に阪和電鉄時代からの駅舎が現存していますが、他の駅舎とはちょっと違った印象でした。駅前はローカルな雰囲気の集落が広がっていて、すぐ南側には田園地帯も残っています。昔走っていた103系や205系とはミスマッチな風景に驚きました。
 
東京からですと東海道新幹線で新大阪駅まで行き、JR京都線の下り電車(新快速以下)に乗り換えて大阪駅で下車します。大阪駅では大阪環状線内回りホームから発車する関空快速・紀州路快速の関西空港・和歌山方面行き(関空快速・紀州路快速のどちらもOK)に乗車して東岸和田駅まで行き、区間快速または普通に乗り継いで当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、梅田からですと大阪駅から上記のルートで到達できます。難波からですとJR難波駅から大和路線に乗り、新今宮駅で関空快速・紀州路快速の和歌山方面行き、あるいは天王寺駅で阪和ホームから発車する快速にお乗り換え下さい(そして東岸和田駅で区間快速または普通に乗り換えて下さい)。余裕で日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニ、気軽に入れる商店・飲食店はありません(駅前に商店はあります)。最寄りのコンビニは約600m南東の「ファミリーマート」ならびに約600m南西の「セブン-イレブン」、最寄りのスーパーは約500m南西の「イオン貝塚店」、そして最寄りの飲食チェーン店は約700m西の国道26号線反対側にある「マクドナルド」になります。「イオン貝塚線」内にはフードコートがありますが大半が撤退しており、現在あるのはインド料理屋と「サーティワンアイスクリーム」のみです。必ず事前に用意しておいて下さい。
 
東京からの到達難易度もさほど高くありません。阪和線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は和泉橋本駅でも途中下車してみて下さい!
 
(参考:JR西日本のHP、さいきの駅舎訪問、イオン貝塚店のHP、Google地図、Wikipedia)