両国駅【東京都】(都営大江戸線。2019年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
東京都墨田区南東部の両国国技館や江戸東京博物館の至近距離に位置する都営地下鉄大江戸線【都営大江戸線】の駅、
両国駅 (りょうごくえき。Ryogoku Station) です。
 
尚、JR線の両国駅の記事につきましては以前UPいたしました⇒記事はこちら
 
 
駅名
両国駅【副駅名:江戸東京博物館前】 (E 12)
 
所在地
東京都墨田区
 
乗車可能路線
都営地下鉄:大江戸線【都営大江戸線】
 
隣の駅
飯田橋方・都庁前方……蔵前駅
大門方・光が丘方………森下駅
 
乗換可能駅
JR東日本:中央・総武緩行線……両国駅まで徒歩12分
 
訪問・撮影時
2019年7月
 
 

両国駅の北口に相当するA2出入口前より北を望む。
右手にA2出入口があり、道路を挟んだ反対側(左)に立地する第一ホテル両国の脇にA1出入口があります。
手前(南)~奥(北)の道路は清澄通り(都道463号線)で、この地下を都営大江戸線が通っていて、この手前地下に両国駅があります。
駅北側は市街地で、集合住宅や中小のビルが立ち並んでいます。商店は少ないです。
少し北側、第一ホテル両国の向こう側には横網町公園がありますが、1923年の関東大震災時には建設中の横網町公園に避難した多くの人々が二次災害の火災により犠牲となりました。約38,000人にものぼる犠牲者はその場で火葬され、その後公園内にに東京都慰霊堂や復興記念館が建てられました(Wikipediaの本文を引用)。
尚、清澄通り西側の町名は「横網(よこあみ)」で、横綱「よこづな」ではありません。大相撲が開催される両国国技館が横網1丁目にある関係で、勘違いする人が多いかもしれません。
 
 

横網町公園前交差点より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は清澄通りで、右側に立地する第一ホテル両国の向こう側にA1出入口が、道路左側の少し先にA2出入口があります。
A1、A2出入口の先の地下に両国駅があり、その向こう側に後述の東京都江戸東京博物館があります。
さらに先にはJR総武線のガードがあります。
 
 

A3出入口手前より西を望む。
交差点の先に江戸東京博物館があり、その手前にA3出入口がありますが、2019年8月現在、エレベーター更新工事中のため閉鎖されていました。
左右方向には清澄通りが通っていて右側(北)にはA1、A2出入口が、左側(南)にはA4出入口があります。そしてJR総武線のガードの先(南)にはA5出入口があります。
尚、両国国技館は江戸東京博物館の向こう側(西側)にあり、博物館北側の遊歩道経由でアクセス可能です。
 
 

A5出入口前の歩道橋より南を望む。
手前(北)~奥(南)の道路は清澄通りで、左側のビル1階にA5出入口があり、背後に総武線のガードがあります。
駅南側も市街地ですが、商店はJR駅前に集中しており都営大江戸線駅周辺にはあまり多くありません。
 
 

上写真と同じ歩道橋より北を望む。
背後右側にA5出入口があり、前方に総武線のガードがあります。JR両国駅はガード手前の交差点を左へ曲がり約300m歩くと東口に到達しますが、近くありません…。
ガードの向こう側(北側)には江戸東京博物館や横網町公園などがあります。
 
 

都営大江戸線の両国駅とJR線の両国駅は改札外連絡となります。
地下鉄からJRへの乗換はA4出入口を出てJRのガードをくぐり、写真のJR線南側の道路をひたすら西へ歩く事になります。地下鉄の改札からJRの改札まで健脚の人で6分程度、普通に歩く場合は10分近くかかります。両駅を結ぶ歩道に屋根などなく、雨の日は傘が必需品となります。また、乗換客の通行が多い割に沿道には商店が少ない印象です。
 
 

改札の様子です。地下1階にあります。都営大江戸線・両国駅の改札はこの1ヶ所です。
左側にA1、A2出入口、右側にはJR両国駅方面のA4、A5出入口があり、背後にエレベーター更新工事中で閉鎖されているA3出入口があります。新エレベーターの完成までバリアフリー非対応なので注意が必要です。
交通系ICカード『PASMO』などに対応の自動改札機が並んでいて、右端は有人通路です。
改札口の右手前には自動券売機があります。トイレ、だれでもトイレは改札内にあります。
改札階と地下2階にあるホームの間は階段、エスカレーター(上りのみ)、エレベーターで結ばれています。
尚、都営大江戸線の両国駅構内には売店、コンビニはありません。ご注意下さい。
 
 

側壁に設置されている駅名標です。電照式です。
都営地下鉄の標準デザインで、上下に都営大江戸線のラインカラー(マゼンタ)が表示されています。
下部には副駅名である「江戸東京博物館前」が括弧書きで表示されています。
駅ナンバリングも表示されています (E 12)。
そして駅名標の下部には列車接近表示灯があります。
 
 

都営大江戸線の両国駅は島式ホーム1面2線の構造で、南北方向にホームが伸びています。地下2階にあります。
右が1番線で内回り飯田橋・都庁前方面、左が2番線で外回り大門・六本木・光が丘方面です。
ホームは8両対応で、ホームドアが設置されています。
そしてホームにはベンチ、飲料自動販売機が設置されています。
写真は大門方を望む。
 
飯田橋方はこの先、清澄通りをしばらく北上し、本所一丁目交差点で左へカーブして隅田川をくぐり台東区に入ります。その後は春日通りの地下を西へ走り、都営浅草線との乗換駅ですがこちらも乗換に難のある蔵前駅へと至ります。
 
一方、大門方はこの先、清澄通りを南下し、京葉道路(国道14号)や首都高速7号小松川線と交差してから少し走ると江東区に入り、こちらは都営新宿線との乗換が比較的楽である森下駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が都営大江戸線の両国駅で下車(乗車)したのは2004年、2019年の計2度です。2004年はJR線との乗換のため、そして2019年は実現できるかどうかは未知数ですが東京都の全駅を訪問する目的の一環で下車しました。大江戸線の駅はJR駅と離れていて、乗換は不便でした。また都営駅は比較的最近の開業のため、駅前に商店は少ない印象でした。
 
新宿からですと新宿西口駅から都営大江戸線の飯田橋・両国方面電車(外回り)に乗車して当駅下車です。余裕で日帰り訪問可能です。
一方、大阪からですと東海道新幹線に乗り品川駅まで行き、山手線内回りまたは京浜東北線北行に乗り換えて浜松町駅で下車。隣接する大門駅から都営大江戸線の両国方面(内回り)に乗車して当駅下車です。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅前にコンビニはありますが、数は少ないです。一方で駅前に気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は約400m西方のJR両国駅前に集中しています。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
大阪からの到達難易度もさほど高くありません。
都営大江戸線を乗り鉄される際は、ぜひ一度は両国駅でも途中下車されてみて下さい!
そして両国国技館や江戸東京博物館へお出かけの際はぜひ都営大江戸線をご利用になり、両国駅も観察されてみて下さい!
 
(参考:東京都交通局のHP、Google地図、Wikipedia)