わたし、



誕生日だけは特別な存在になれたような気がしてた


毎年誕生日になると、


仏壇に大きなケーキの箱が置いてあって




毎年ケーキの箱が置いてあるかドキドキしながらのぞいて安心して




それが、


中学に上がった途端なくなって




家に帰ったら誰もいなくて真っ暗で



仏壇にも何にもなかった







誕生日だけは、


わがまま言っていいような



わたしを主張していいような




そんな気持ちがあったけど、






それすらもなくなってしまった








その悲しい寂しい傷ついた感じを




誕生日の度に思い出して





いつの間にか、



祝ってくれる人がいても



受け取れなくなって






ずっとわたしの中で


自分は誕生日すら祝ってもらえない



誕生日すら特別な存在になれない




と思うようになってたんだなぁ




どうでもいいけど、


(誕生日っていれようと「たん」って打つと炭治郎出てきてウザい







だから、



毎年のように誕生日になると悲しく虚しくなって



ひとりで泣いて過ごすことが多かった






と、



ふと思い出した








明日はケーキとお寿司をを買って、


スパークリングワインを飲むんだー♩



楽しみだ








あの人から連絡が来るのを待ってたらしい