(最終更新日:2022年3月14日)

 

 

 

【目次】

①まえおき


②穂木を水に挿して発根させる方法


③発根後のハイポニカでの水耕栽培法


④鉢上げする方法


⑤まとめ



<①まえおき>
 

手堅く挿し木苗を鉢上げしたい場合は

従来通りの

肥料分のない清潔な土に挿す方法を

おすすめします。

 

 

ではなぜ水耕を行ったのかと言うと

単に、手持ちに赤土や鹿沼土などがなく

なんとなく

水を張った空のヨーグルトの容器に

挿し穂を入れておいたんです。

 

 

そうすると発根してぐんぐん伸び出したので

ハイポニカ液体肥料で水耕栽培して

様子を見ていました。

 

 

普段

土の上からでは見えない根の生長を

定期的に観察できるのが

水耕栽培の面白いところです。

 

 

 

★実際の水耕栽培の様子です。

 

 

---------------

 

●よく水耕栽培と土耕栽培では

根の質が異なるというようなことが

言われていますので

その点について調べてみました。

 

 

★水耕と土耕における根の違い

 https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=4836 

 

>一般に言えることは多分、

>水耕の場合は土壌栽培に比べて根の大きさ

>(長さや、二次、三次根の発達の度合)

>が小さいことです。

 

>根の主な機能は吸水と養分摂取で、

>この機能はどのように栽培しても

>変わりません。

 

上記の記事では 

水耕の方が根が小さいそうで

吸水と養分摂取の機能は変わらないそうです。

 

水耕の方が根の発達が弱いので

鉢植えにした時に鉢の環境に慣れるまで

地上部の生長も弱い様な気がします。

 

---------------

 

 


<②穂木を水に挿して発根させる方法>


(1)穂木の調整

穂木の最下端の節の直下から斜めか

節と平行に切ります。

 

 

通常の挿し木では斜めに切りますが

水挿しの場合は水が豊富にあり

 

 

水に浸かっている部分が多く

節の直下から

節と水平に切っても

問題なく水が上がるような気がします。


斜め切りと比べて切り口の

表面積が少ない分

水が上がり難くなりそうですが

腐りにくくなる可能性もありそうです。



(2)1個の容器

(500ccのヨーグルトの容器など)に
1本の穂木を挿します。
その際、少なくとも1節が
水に浸かるように調節します。


根は節から発根しやすいので
必ず一節は水に浸かっている状態にします。


また、1個の容器に1本挿すのは
腐れが他の穂木に移るのを防ぐ目的と
根は取れやすく
絡んだりして根を傷めるのを
予防するためです。


窓越しに日光が当たる

場所で育てていました。

 

 

容器を遮光しなくても

問題なく育ちましたが

遮光することに

越したことはないでしょう。


(3)水を毎日変える必要は

ありませんでした。
私の場合は1ヶ月ぐらいの間は
水道水をつぎ足すだけで
水を交換はしませんでしたが
腐りませんでした。


穂木にもよると思いますので
極端に濁ったり腐敗臭がするような場合は
穂木が腐っている場合があるので
よく観察して腐っている部分を多めに
切り取るなどの処置をしてください。


<③発根後のハイポニカでの水耕栽培法>


(3)発根が確認できれば
ハイポニカ液体肥料の500倍希釈で育てます。
この時にハイポニカの希釈液に

交換してもいいでしょう。


私の場合は500ccぐらいの水が入っている
挿し穂の容器にスポイトでハイポニカの
A液・B液をそれぞれ1ccを滴下して
だいたい500倍希釈になるようにしました。


ハイポニカ希釈液の交換頻度ですが
私は交換はせずに水道水をつぎ足しながら
1ヶ月ぐらいしてからまた
500倍希釈より薄くなるように
ハイポニカをスポイトで直接滴下していました。

 

 

(水耕栽培に使える肥料)

 

 

 

 



<④鉢上げする方法>


(1)そうこうしているうちに苗が大きくなり
水耕栽培で育てるのは困難になりましたので
鉢上げしました。
(水耕栽培用の根と
土用の根はまた異なるというようなことが
言われていたので躊躇しましたが
鉢上げするしかなかったので…)


(2)鉢上げのタイミングですが、
生えたての白い根は脆いので
少し伸びて(7~10cm程度)褐色がかって
ある程度太くなって挿し穂と根の接合部が
しっかりしてくれば
鉢上げしても大丈夫です。


(3)鉢上げの時はなるべく根を傷つけないように
用土も丁寧にかけてあげて
上から土を強く押し固めたりしないように
気をつけてください。
(強くやると根が折れたり傷んだりします)


(4)鉢上げ後は日陰で数週間
水やりを頻繁に行いました。
そうしたら、ちゃんと活着して育っています。
通常の挿し木より生長は遅いような気がします。



<⑤まとめ>

 


・1個の容器に1本の挿し穂。

 

 

・少なくとも1節は水に浸かるようにする。


・水は頻繁に交換する必要はなく
当分の間は減った分を水道水で補充すればよい。


・水の補充で1ヶ月は腐らず大丈夫だったので
水の入れ替えは1週間や2週間に1回とか
でも問題ないと思います。


・水が極端に濁ったり、異臭を放つようなら
穂木が腐っている可能性があるので
よく観察して腐っている部分を多めに切り取るなどする。


・ハイポニカ液体肥料での水耕栽培は

500倍希釈ではじめてから

当分の間(1ヶ月程度)は

希釈液を入れ替えたり補充しなくても

水道水の補充でOKです。

心配なら1週間や2週間に1回程度

500倍の希釈液で入れ替えてもよいでしょう。



・生えたての白い根は脆いので
根が7~10cmほど伸びて褐色になり
太くなってから鉢上げする。


・鉢上げは根を傷つけないように丁寧に行う。


・鉢上げ後は活着するまで
日陰で頻繁に水をやりを行う。



かなりアバウトな管理の仕方ですが
水耕栽培の水が腐ったりすることなく
根がたくさん出ました。
 

 

急に葉や芽が萎れたり

水が濁ったり異臭がする場合は

穂木の水に浸かっている部分が

腐っている場合がありますので
注意してください。



穂木や水の様子をよく観察して

問題が起これば早めに

対処するようにしてください。

 

 


<関連する記事>

 

イチジクの水耕栽培の記事へ

 

 

 

ランキングに参加していますので
クリックお願いします。

にほんブログ村 花・園芸ブログ 果樹のみ(家庭菜園)へ
にほんブログ村


果樹菜園ランキング