【中だるみに注意】中学2年生・高校2年生は良くも悪くもフリーダム | 学習塾CONNECT 塾長ブログ

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こんにちは。

秋山塾新宿校 教室長の増田です。

 

入学したてでもなく、

高校受験や大学受験までも時間があるということで

中だるみをいかに防ぐかがカギの学年です。

 

1年生という後輩が入ってきて

少し先輩っぽさが出てきたのではないでしょうか。

 

学校生活にも慣れてきて、

うまくサボる方法も分かっていますので、楽な方へといきがちです。

特に、勉強面は少し緩みがちです。

いろんな意味で中だるみをしてしまいそうな学年です。

 

もちろん勉強だけではなく、

2年生という1年間を自由に楽しんでほしい気持ちはありますが、フリーダムだけではいけません。

 

特に、この学年は学習においては非常に重要だからです。

 

  中2・高2が重要な理由

 

 

5,6年前に東京大学とベネッセが調査した結果があるのですが

勉強嫌いが半数を超える(約6割)のが中2です。

 

そして、中1までより学習時間が減るのも中2です。

 

同様に高校生も高1よりも

高2のほうが学習時間が減ります。

 

まさに良く言われている「中だるみ」になります。

また、中2・高2は学習内容が難しくなるので

それも勉強嫌いや学習時間の減少に影響していると思われます。

 

中学校3年間の中で最も難しい単元は

どの科目も中2に集中しますし、学習内容も非常に多くなります。

高校でも特に数学が高2で脱落してしまいそうな人が多くなります。

 

そして、中2は反抗期真っ最中になるケースが多くなりますね。

中2で急に成績が下がるケースが多いので、

ただでさえ反抗期も重なっているのに、

親から怒られたりもするものですから余計にやらなくなります。

 

まさに悪循環です。

 

高2ですと完全に慣れの中ですので、

手を抜くことがうまくなり、ますます勉強をいい加減にやってしまう場合があるわけです。

 

しかし、高校受験や大学受験にとって

この中2・高2の1年間は

中3や高3以上に実は大切なのです。

 

この1年をどう過ごすかで結果が変わるほどに...

 

  親から怒られたくない...

 

内申点で見ると、

中1から中2で下がった生徒は中3で上がっても中1の時に戻る程度です。

 

偏差値が60以上の高校に進学する生徒の大半は

中1から中2にかけて内申点がアップする傾向にあると言われていますが、

逆に偏差値60よりも下の高校に進学した生徒の大半は

中1から中2にかけて内申点が下がる傾向にあるとのことです。

 

大学受験では

高3は徹底的に受験勉強を行っていく必要がありますので、

その土台を高2までで見につけておかなくてはなりません。

 

そういう意味では今、

この何もない期間に一番勉強しなくてはいけないのが中2・高2となるでしょう。

 

ただし、

強制されたものになってはいけません。

 

勉強を嫌いになった生徒の多くは

「親から怒られたくない」という外的な要因で勉強を嫌いになるケースがほとんどです。

 

怒られたくないからやっているフリをする。

怒られないためにはどうやればいいかだけを考えて行動をします。

 

ですから学習面で身につくことはありません。

 

最初に書いた中2で勉強嫌いになるのが半数を超えると紹介しましたが

その中のデータに、逆に勉強が好きになった勉強時間が伸びた、という例も紹介されております。

 

そのきっかけになったものが、

行きたい高校・大学を見つけた

というものが多く、

次いで、

新しいものを知ることが楽しくなったなどです。

 

当たり前なことではありますが、

勉強を好きになった人たちは成績も向上しております。

それだけでなく、勉強方法も工夫をするようになっているのです。

 

  中学2年生がやるべきこと

 

最後に中2に絞って書くと、

 

今やるべきことは…

 

・中1で学んだことの基本の復習

→”できない”ものを復習して"できる"ようにする。

 当塾では通常授業では予習が中心なので、特別講習や季節講習をうまく活用されてください。

 

・できるかぎり、予習・復習を行うようにする

→やることがよくわからない人は、学校や塾の宿題を真剣にきちんとやりましょう。

 

・テスト勉強の仕方を見なおしましょう

→勉強が難しくなってきているのでこれまでと一緒だと下がる一方です。

 

・高校入試を意識する

→行きたい高校を探したり、入学後や将来の自分を想像していくこと。

 これはいきなりは難しいので親御さんが将来についてのポジティブな話をしていったり、少しずつお子様に意識させていきましょう。

 

あっという間に高校受験が近づいていきます。

 

「あのとき、もっとやっておけばよかった…」

と、真面目に勉強をしている生徒でも思うわけですから、

やらない自分を後で後悔しても間に合いません。

 

「俺はどうせこのレベルの学校にしか行けないから…」

という諦めや妥協を今からしていては、その後の人生にも影響します。

勉強だけの話ではないですよね。

 

やる気が出ないのはやらないからです。

やる気が最初からみなぎっている生徒はおりません。

 

やるという行動が先です。

やっているとできるようになる、分かるようになるからやる気が湧いてくるのです。

 

まずは家でダラダラしているみなさんは、

机に座ってみることから始め、徐々に勉強と真剣に向き合っていきましょう。

 

ただやっているだけ

ただ終わらせるだけ

ただ書いているだけ

怒られないようにするために勉強

 

このような勉強から早い段階で脱却して、

大事な中学2年生、そして、高校2年生を過ごしてください!

 

今回はこのへんで。

 

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