あれやこれやと準備をし、来賓にも最終連絡を行って一息付いていた昨日の午後です

そう言えば朝ごはんも食ってなかったなと気付き妻のお膳の残りご飯を食べようかなと思ったらチャイムが鳴りました

 

どうぞと言うと失礼致しますと見知らぬ男性が

何かと尋ねたらこちらをお届けする様になっておりましたのでお受け取り下さいと

横幅80cmはあろう選ばれ差し込まれた供花でした

 

 

胡蝶蘭もあるしこれは余計なお金を使わせてしまったなと最初に感じました

送り主は妻の勤務先の病院医院長と二人の同僚でした

 

以前に一周忌法要のご来賓をお尋ねした際に院長は学会出席でごめんねと

ふたりの同僚は一人は亡くなられたおじいちゃんと日にちが同日で申し訳ありませんがと

それはそうでしょうね 

もう一人の仲良し同僚は末娘が高校卒業で進学でてんやわんやだしお金が掛かるからすみませんが

これがお断りの理由です 至極当然ではあります

 

私は一周忌法要は身内と出席希望の友人だけにご連絡をし、御出席頂く事になってます

その後はお斎の場を設け皆さんに妻の思い出話を咲かせて頂いて同席する妻を喜ばせてあげるつもりです

陰膳を残らず食べるんだよ由美子

 

それは良いのですが

昨日の朝住職に予定通り法要を行って頂けるかを確認の電話をしました

昨日急な不幸が起きた家があって本日は通夜、明日は本葬だからすまないが一周忌法要が出来ないと仰って来ました

法要は予約制、御不幸は予約はありません そちらが優先なのでしょう

住職は春になって桜が咲く頃にな、奥さんの一周忌法要を行えばいいじゃないかと言うのです

そんなに遅くなってもいいのかを聞いたら問題ない但し奥さんにそれを直接話すんだよと言う

 

暫し考え込んでしまいましたがお呼びする方々へ急遽中止などと伝えられる筈も無く予定通り一周忌法要はやります

住職が不在ですが家族、身内、友人知人だけでお墓で焼香し私が般若心経と回向文、略三法を心を籠めて読経します

事情を皆に伝えた処、叔父や叔母それに友人達も私が常日頃お経をあげてる事を知っているので由美子はそれの方が嬉しい筈だよと言うのです

 

桜の咲く頃もう一度お寺へ出向き本職の読経を奏でて頂く所存です 

それでいいだろう由美子 そうしようね