1月17日朝に脳梗塞で倒れ緊急入院した妻です

意識が遠のく中、救急隊員に左手を振り笑顔で何かを伝えようとしてました

そこは根っからの医療従事者たる行動だったと思われます

言葉は出せませんが多分「私は今朝起きてから体が変で今こんな状態ですが大丈夫ですから」そんな風に伝えようとしてました

入院中のある日、妻が手元の点滴管を見つめながら「しょうがないよ」と言葉を発して私はびっくりし、妻は言葉が出せた事に嬉しさが溢れ笑い出した事がありました

 

がん細胞≠血栓≠梗塞

放射線治療や化学治療も虚しく大切な妻が姿形として私の元から去りました

陽子線治療も視野に入れてましたが地元の病院では無理難題な事だった

発見の段階でDrに切除或いは摘出を出来ないのか聞いたがあの病院じゃ無理でした

 

看板だけの病院 それが普通なんだろうな

まともな医師は悉く他の病院や開業へ進んでます

医療機器は充実しているが、医師よりも看護師が病院を牛耳っているあそこ

そりゃまともな医師は逃げますよ

だから残った医師らしき者はペーペーの若造が多いのです

大学を出たての、これから現場で修業を積めろ そういう病院です

 

そんなことを考えながら煙草を燻らせ妻を想う今です

 

 

ここ数日は雨のせいもあって冷たい墓の中に居させる訳にも行かず父母と妻を家に行くから出なさいと伝え連れて来てます

夜中廊下を歩く音や私のベッドの布団が勝手に動いたりしてる

我が家がいいんでしょう 安心している感じが伝わってます

 

大好きだった豆入りの煎餅を見つけ買って来て仏壇へ上げてあげたら由美子の歓声が聞こえました

大好きだったもんな

 

 

 

浅草での妻です

中国人の多さには辟易しました