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テニス肘やゴルフ肘や野球肘…
スポーツをされている方で肘を故障される方が多くいらっしゃいます。
 
対処法として筋力トレーニングを行う方もいますが、
それだけではなかなか良くなりません。
 
それもそのはず。
痛みが出る状況を変えなければ、いくらトレーニングをしても効果はいまいちです。
 
なぜテニスやゴルフや野球といったスポーツで肘を痛める方のか?
まず痛みについて考えていきましょう。
 
 
[痛みが出る原因]
 
テニス肘では肘の外側(外側上顆)、
ゴルフ肘では肘の内側(内側上顆)、
野球肘では両方のパターンで痛めます。
 
テニス肘とゴルフ肘は手や手首から肘に着く筋肉の使いすぎによって腱鞘炎のような炎症が起こり、痛みが発生します。
 
野球肘は筋肉のオーバーユースに加えて、手首・前腕・肘関節の関節運動の過活動による関節軟骨や靭帯の損傷により痛みが発生します。
 
つまり、手首や肘といった末端を使った運動を改善しなければ、いくら治療やトレーニングをしても、一時的に痛みは引いてもすぐに再発してしまいます。
 
 
[痛みを出さない動かし方]
 
まず運動に関して、体幹と連動させて動くことはご存知かと思います。
それもあって、体幹トレーニングの重要性を皆さん理解されていると思います。
 
さらにもう一つ、考えるべきポイントがあります。
 
体幹と上肢(腕)のつながりにおいて、
体幹→上肢といった中心から末端へのつながりだけでなく、
上肢→体幹といった末端から中心へのつながりも同時に発生しています。
 
そのつながりを常に連動させて動くことができると、肘だけに負担が溜まることがなくなり、炎症を抑えることができます。
 
しかし、猫背や過度に胸を張っている姿勢の崩れがこの関係性を崩してしまいます。
 
 
[姿勢の崩れと肘の痛み]
 
猫背や胸を張った姿勢の特徴として、
大胸筋や三角筋、広背筋や僧帽筋といった筋肉が短縮します。これらの筋肉は筋連結で連動して働きます。
 
いわゆるアウターマッスルと言われる筋肉は、純粋な力の発揮は強いのですが、関節の動きを悪くします。
そのため、体幹→上肢の連動を悪くしていきます。
 
そうすると、体幹から肩は繋がっても、肩から先の動きは悪くなり、上肢→体幹の連動は肩まで繋がらずに肘で途切れるので、結果として肘に負担がかかるのです。
 
このように、肘の痛みが起きた状況だけを考えるのではなく、痛みが出るに至った経緯を全体の関係性から考えなければいけないのです。
 
 
[肩からのつながりを良くするためのワーク]
 
肩まわりのアウターマッスルの緊張を落とし、インナーマッスルを使いやすくなると、体幹と上肢の双方向からのつながりが途切れることなく動かせるようになります。
 
1、右手で左腕の付け根を掴む。
 *このとき脇の後ろ側を押さえておく。
2、押さえたまま肩を大きく前後に回す。
 
詳しい動画はこちら
https://youtu.be/XOEIOVtYoBA
 
スポーツをしているときに肘に痛みが出る人は、動く前にこのワークを行ってみてください。
何度も繰り返し行っていると、次第にアウターマッスルを使った運動からインナーマッスルを使った運動に切り替わってきます。
 
もちろん、肘に痛みがない人も痛みが出ないような身体づくりになるので、ぜひ行ってみてください。
 
 
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【間違いだらけの筋力トレーニング】
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などは、こちらから無料ダウンロードできます。
metaaxis.co.jp/pdf/
 
http://www.taijikuwotaikan.com/taikan
 
 
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