【5分で分かる解剖学-スネの動き-】〜きれいな脚をつくる〜 | 高橋龍三オフィシャルブログ Powered by Ameba

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膝が真っ直ぐに伸びきれない人、もしくは曲がりきれない人はいませんか?
 
よくあるのが、
・膝が伸びない人に対して、もも裏の筋肉をストレッチ。
・膝が曲がらない人に対して、もも前の筋肉をストレッチ。 
 
間違ってはいませんが、実は他の事が原因かもしれません。
 
原因の1つに、
スクリューホームムーブメント(screw home movement: SHM)という動きがあります。
 
骨形態や靭帯などの影響で解剖学的に起こる膝の動きです。
 
この動きが阻害されていると、膝は動きにくくなります。
 
 
<スクリューホームムーブメントとは…>
 
[膝が伸びる時]
 
太ももの骨(大腿骨)に対して、
スネ(脛骨)が外向きに回旋する。
 
[膝が曲がる時]
 
太ももの骨(大腿骨)に対して、
スネ(脛骨)が内向きに回旋する。
 
 
<スクリューホームムーブメントを体感する>
 
1:大腿骨を掴みます。
2:脛骨を掴みます。
3:膝を曲げた状態から膝を伸ばしてもらう。
4:その際に、掴んで手で脛骨を外に回旋させる。
 
膝が伸ばしすいかと思います。
 
次に、
1~3は同じ
4:その際に、掴んで手で脛骨を内に回旋させる。
 
これだと、膝が伸ばしにくいかと思います。
 
動画はこちら
スクリューホームムーブメント 
*動画は、2人1組で行っていますが、1人でも体感出来ますので、ぜひお試し下さい。
 
 
この2つをやると、脛骨の回旋の動きが膝の動きに影響する事が体感出来たと思います。
 
 
そのため、大腿四頭筋やハムストリングスのストレッチで膝の屈伸が変わらない方は、この解剖学に基づいたスクリューホームムーブメントを踏まえて、骨を動かしてみて下さい。
 
 
<上記の方法で動きが悪くなる場合>
この場合、安静の状態で回旋が強すぎる可能性があります。
回旋が強い状態で更に回旋を加えても、効果は出ないばかりか、過剰に動いてしまい逆効果となります。
その場合は、安静の状態で回旋の程度を整える必要があります。
 
 
<まとめ>
・膝の曲げ伸ばしの際に起こる解剖学的な動きを
スクリューホームムーブメントという。
・膝を伸ばす時は、脛骨は外に回旋する。
・膝を曲げる時は、脛骨は内に回旋する。
・膝が真っ直ぐに伸びきれない人、もしくは曲がりきれない人
に対してストレッチしても変わらなかった場合には、一つの 
方法として試してみて下さい。
 
 
【間違いだらけ筋力トレーニング】
【ヨガで脚が細くなる人/太くなる人】
【骨盤の基礎知識と調整法】
などなど
  
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