突然ですが・・・チビが17日に巣立っていきました。
先週の金曜日、動物病院の先生から
「ブリーダーやペットショップではなく、一般家庭で育った柴の仔犬が欲しい
という人がいるんですが」というお話がありました。
先生の知人の知人ということで??だったので、
まずは、本人にお会いできるのか?
今まで自由に育っているので、ケージに入れっぱなしというのはちょっと・・・
3か月半なので、もう一番可愛い盛りは過ぎているので、それでも良いのか?
とりあえず、私のブログを見て下さいと言いました。
それから、間もなく、ご本人からお電話をいただき、
はるばる、近江八幡からきてくださいました。
近江八幡は私の親戚が住んでいるので、馴染みのある土地です。
空気がきれいだし、のんびりとしたところなので、
犬が育っていくのには良い環境です。
いろいろ、お話をさせていただいて、この方なら、大丈夫と思い、
チビを託すことにしました。
もう、今日連れてかえります!とおっしゃり、
へッ~
でも、行く日を決めて、あと何日とか、今日が最後と思うのも辛いし・・・
かといって、私たちが送っていったら、帰りはおそらく、
泣いて帰ることになるかも・・・
それなら、ここで、スパッと別れた方が、気持ちの切り替えができるかもと
思い、あわただしく、血統書、小分けにしたフード、
フィラリアの薬を用意しました。
チビは泣いていました。車が角を曲がるまで、ずっとその声が
聴こえていました。葵も悲しそうな遠吠えをしていました。
チビ、ごめんね・・・
長い犬生、うちで、5番目の犬として暮らすよりも、
一人っ子のほうが幸せなんだよ・・・
もし、行き届かないことがあったり、あさとこの先、序列争いを
するようになったときのことを考えると、
あのとき、こんなお話があったのになあと後悔するかもしれません。
N様とのお話がうまくいかなかった場合は
もう、チビを家で飼おうと決めていました。
これも、ご縁だったのでしょう。
可愛い、かわいいチビ。
一緒に暮らした三か月半の日々は本当に楽しかった・・・
N様のお家にも慣れつつあり、
皆さまから大切にされています。
お庭も広いのですが、家の中で、自由にさせてくださるそうです。
どうか、よろしくお願いします。
私の一番好きな写真です。
近江の冬は寒かろうな・・・
でも、家のなかなら、大丈夫かな・・・
チビもこの雨の音をきいているだろうか・・・
チビの幸せな犬生を祈りつつ、涙が止まらない私です。