ちょいと久し振りにTig溶接をやってみた。


材料は亜鉛引き鋼管(ガス管)65Aのフランジ溶接。

亜鉛引き鋼管は溶接するには不適切な材料だし面倒な材料。

フランジ溶接と言っても、今回は配管の中にガスや流体を流す為では無く、パイプを固定する為にフランジ溶接をする。

なので、付いていれば良い位。でもそこそこ強度は必要。


最初に言い訳しておくが、Tig溶接自体数ヶ月振り、配管のフランジ溶接なんて数年振りの作業。

やっても修理とかの1mm以下の薄肉がメイン。


作業開始!!

亜鉛引き鋼管の亜鉛が残っていると溶接欠損がほぼ100%発生するので、表面だけでは無く鉄との合金になっている所まで削り落とす。

強度を出す為溶接深さを確保するのに開先45度でパイプの外側を削る。

裏波出るほどにすると、パイプの裏側の亜鉛が悪さをするので裏波無し、開先は肉厚4.5mmだった気がする??

なので開先は3mm程度とほどほどにしておく。


んでもって溶接開始!!

3点仮付けしたら最初は舐め付けで母材のみで溶接。

2周目は溶棒入れて肉盛りして完成。

3層にしようか悩んだが2層で大丈夫だろう。


んー久し振り過ぎて、下手くそ(笑)
ビードが振れるし安定しないwwww
やはり餅は餅屋、本職には敵わない。

更に溶接欠損(笑)
溶棒の送り失敗・・・・・

もう一つ溶接欠損のピンホール
母材の溶け込みが甘かったのか??
こーなると振動などでここから割れが発生してしまう。
失敗している所は鉄の焼けの色が違っているので、熱の入れ方がミスっているのだろう。


自動で配管回すやつ(名前忘れた)使かって、ローリングで溶接すればもっとキレイに出来ると思うけど、回す機械出すのが面倒でwwww

材料手回し&ローリング無しでは難しい。


溶接上手くなりたいけど、仕事がら余り役に立たないんだよね。

今更溶接工に転職しても、一人前になる頃には定年かな(笑)

溶接好きなんだけど職業にするには、まぁ無理だな。