この夏に控えた仙台のグループホテルのオープン
いよいよあと数ヶ月で何が何でも開業しなければならなくなったが
まだまだ決まっていない部分が多い
その中でも大きいのはスタッフの部分…
各セクションとも、だんだんとその顔ぶれが見えてきたものの
ブライダルスタッフはここにきて、まだほとんど決まっていないに等しい
…とはいえ
トップは決まっており、その他のスタッフも
地域性に強い現地採用のスタッフが多いという事は何となく決まっている
うちのホテルも人数はギリギリでやっているし
できる事なら人は持って行かれたくはないのだが
いつ誰に声がかかってもおかしくはない状況で
いつのまにかオープンまであとわずかとなってきたのだ
そんな時にある一人のブライダル男性スタッフに声がかかった
私ではなく、もう一人の唯一の男性社員だ
しかも仙台ではブライダルスタッフとしてではなく
ベルボーイとして、らしい
ブライダルプランナーになって約2年の彼
一番熱さを持った男だ
いろいろと理不尽な事があるこのサラリーマン社会の中でも
決して愚痴や文句はいわず
ただ寡黙に現実に向き合う彼
なんといっても唯一の男性スタッフとして
私もかなり心強く学ぶところも多かったのだが…
せっかくこれから伸びる彼を
ブライダルから引き離しベルボーイ(もちろんホテルの顔のドアマンやベルボーイも重要なセクションだが)とは…
なんだか悔しい気持ちだ
まだ2歳の子供と奥さんを置いての単身赴任になるかもしれない
…と珍しく愚痴をこぼす彼
新規オープンホテルのスタッフとして働ける事は貴重な経験だが
確かにこのチャンスを逃す手はない
しかしその半面、彼にはブライダルプランナーとしてさらに頑張ってほしかった
この新規オープンの人事は現場スタッフではなく
本社のスタッフが決めている事…
これがまたよくない…そしてよくわからない…
芽を摘み取るなら、しっかりとその後の事も考えての事であってほしいものだ
彼ならきっと向こうで立派なホテルの顔となるはず
私も彼のお客様と情熱を引き継ぎ
前を向いて進んでいかなければ!