奥津典子の本。

まず一言。何が大切か分からない。

さて、久しぶりに読んだ血糖絡みの本だったのだが、残念なことに外れてしまった。
九年も前の本を、新しく出来た本屋で偶然発見したから、まあ、仕方ないと諦めよう。(意味不明だ)

さて、俺が外れだと判断した理由は、最初の一言に集約される。
無駄な情報が多すぎて、何が大切なのか、何を伝えたいのかが分からなかった。
これはかなり大きな失態だろうと思うので、最初に外れたと断言した。
普段ならば、前書きを読んでから買うかどうかを決めるのだが、ついうっかりと衝動に任せて買ってしまった俺の失敗でもある。

そもそもの疑問として、マクロビオティックが、なんなのかさえ分からない始末だ。
出来るならば、発端や変遷と言った歴史から書いて欲しかったが、そんな物は全く無かった。
せめて、マクロビオティックの概略が書いてあれば良かったのだが、それさえなかった。(食べるべき食品のピラミッドはあったが、それだけだった)
もう少し、感情を抑えて、冷静に書いてあれば良かったと思うのは俺だけではないはずだ。

ただ、読んで全く無駄だったかというとそうでもない。
十五年前くらいからなのだが、俺は、純粋な食物に対して抵抗感を持つようになった。
白米や、精製された小麦などだ。
今もこの抵抗感は持ち続けている。
最初の頃のように、徹底的に排除すると言う事はなくなったが、未だに白すぎる食べ物は避ける傾向がある。(もちろん外食をすることも多いので、完璧にと言うわけではない)
この本を読んで、俺のこの抵抗感の正体に気が付くことが出来た。
それは恐らく、本能的に、食べてはいけないと感じたことに由来するのだろうと思う。
暫く前の自慢話で、生活習慣病検診の結果が全て正常値だと書いたが、実を言うと、二十歳頃は脂質異常症だった。(もちろん今は違う)
変化は、年齢と共に、食べ物の嗜好の変化という形で現れるのだろう事を実感したし、基本的に今の路線で間違っていないらしいことにも気が付いた。

そしてもう一つ。
この本でも、やはり、砂糖が悪者になっていた。
まあ、現代社会では摂取に慎重になった方が良いのだろう事は間違いないのだろうとは思うが、それでも、悪者にしすぎるのではないだろうかとも思う。

そうそう、最後に。

日本の気候風土では、香辛料を使った料理や、動物性蛋白質を摂る必要はあまりないと書かれていた。
これは九年前に書かれた本だ。
日本の、殆どの地域の気温が上昇して、熱帯化し始めた後に書かれたことになる。
そう。現在の、気温の上昇した日本においても、昔ながらの食事が正しいのかについて、何ら考察がなかった。
これも、外れだと俺が判断した理由の一つだ。
いや、これは古いからこそ、今は新しい見解の主張が存在するかも知れない。それを調べる気にはなれていないが、気が向いたら新しい本を買って読んでみようとは思っている。
何時になるかは全く不明だが。

そもそも古い本だし、気合いを入れて探してもそうそう見付かることはないと思うが、俺はこの本をあまり薦めない。
もし古本屋などで見つけたら、前書きを読んでみて買うかどうするか判断した方が良いだろう。

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