大家さんは思春期 1
水瀬るるうの本。
まず一言。やはり緩い話は良い。
さて、初めてのお泊まりを読んでしまったためか、最終的に買ってしまったのがこの本。
アニメ版を見ていたので話はおおよそ分かったのだが、やはり五分枠では表現できなかった部分もあるようで、こちらの方が俺好みだった。
なんと言っても、恋愛が前面に出てこないのがよいし、昭和の匂いが漂う大家さんも良かった。(かなり時代錯誤な感じはするけど、良いだろう)
そうそうついでに。
アニメ版は毎回みんなが早口だったり展開が速かったりしたので、少し聞き取りにくかったりもしたが、漫画版を読んで納得した。
かといって、三十分では話が持たないだろうし、色々と難しかったかも知れない。
ボクの社長サマ 2
あろひろしの本。
まず一言。物足りない。
さて、前回に続いて小学生の社長に振り回されているのは問題無い。
女性の登場人物が増えてはいるが、恋愛にならないようにあちこちに地雷が仕掛けられていた。(それが良いと感じるかどうかは、読む人次第だが、俺はよいと思う)
ただ一つだけ物足りないことが。
主人公の小森君が帰省する話が有ったのだが、携帯電話の電波が届かない田舎だった。
ここまでは良い。
俺が物足りないと感じているのは、ひまわりが出てこなかったこと。(優&魅衣を読まないと分からないネタで済まない)
まあ、この話でアレが出てきてしまうと色々と厄介なことは分かっているので、無理な注文だと言うことは分かっている。物足りなさは感じるが。
だが、赤十字の印を斜めに張って、さも独裁国家のような印象を与える小ネタとか、とても俺好みの話だった。
田中くんはいつもけだるげ 7
ウダノゾミの本。
まず一言。妹が活躍していた。
さて、今回も恐ろしくゆっくりと時間が流れる世界で生きている連中の話だった。
急に速くなったらかなり驚くから問題無いだろう。
白石も田中病にかかってしまったのか、あちこちで緩い状態になっているが、これもまあ、良いだろう。
問題は、妹の出演機会がかなり増えていることだろうか?
いや、これ自体はそうでもないのだが、少し違和感を感じてしまった。
いや、それ以上にこの話の問題と俺が感じるところは、実は恋愛関連だ。
田中妹の恋敵が、なぜか大田になってしまっている。
いや、未だに田中妹と白石は遭遇していないから当然なのだろうとは思う。
大田の女子力が高いのも原因だろうとも思う。
出来れば、早めに田中妹と白石が遭遇して、真っ当な恋敵になってもらうと楽しいかも知れないとは思うが、恋愛が前面に出すぎるのも嫌だ。
まあ、そんな不満を少し抱えつつ、次が出るのを待つとしよう。
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