韓国の不思議

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さて、今更日本と韓国を比較してどうこうと言う話では無い。
先週の記事を書いている時にどうしても気になったことがあって調べてみた。
それについて少し書いてみたい。

まず何より疑問なのは、俺はてっきり米国軍がいる間は天安門事件は起こらないと思っていたが、どうも違うらしいことが分かってきた。
調べたのは、昭和36年の軍事クーデターと、55年の光州民主化運動。
当然この時、米国軍は韓国内で健在だったが、二つの事件は起こった。

36年のクーデターから。

この時は、現地司令官(と外交官)は民主的な方法で政権は選ばれるべきだというようなことを言ったらしいが、本国はクーデター派を支持したらしい。
米国にとってはクーデター側の方が話が分かると思ったのだろうか?
朝鮮戦争が停戦してからまだ十年経っていなかったので、混乱すると再侵攻があり得たから当然だろう。
まあ、李承晩が不正をやったとかで政権が交代した混乱が続いていただろうから、この辺の判断は正しかったのかもしれない。

光州民主化運動。

こちらは前年あたりから(朴正煕暗殺)混乱が続いていたり、事件の記録が改ざんされたりしたらしいので、はっきりしたことは分からないが、それでも、米国軍の司令部は治安維持に協力したらしいことは分かった。
どこの誰だって治安の悪化した国では暮らしたくないだろうから、この辺も理解できる。
問題なのは、こちらでも米国軍がいても止められなかったと言う事の方だ。

いや、この認識ははっきりと間違っているのだろう。(特に光州民主化運動のほう)
同盟を結んでいる以上は、正式な政府からの要請があれば協力せざる終えないだろうし、何度も言うが治安の乱れはできうる限り避けたい。

ここまで考えると、やはり軍事クーデターの時の米国政府の反応が少し解せないが、当時の資料が公開されなければ結論は出ないだろう。(どう考えても機密情報なので公開はされないだろう)

さて、ここから少し話が変わる。

先週紹介したシンシアリー氏の本、朝鮮半島統一後に日本に起こることで、少し疑問なことが書いてあった。
日本と戦った北朝鮮の金王朝こそが偉いというのがそれだ。(いや、実際はもっと違う表現がされていたが、大雑把にはこう言うことだったと思う)

これが実はかなり疑問だ。
日本と戦ったことが正統性を保証するのならば、李承晩はどう扱われているのだろうか?
彼こそは竹島を日本からかすめ取り、漁業関係者を拉致誘拐監禁拷問させたでは無いか。(もちろん非武装)
これだけの手柄を持っているというのに、不正選挙をやってアメリカン亡命したとは言え、なぜ韓国でほとんど話に出てこないのだろうか?(俺が知らないだけか?)

韓国的な英雄の基準を満たしているはずの李承晩が、なぜ話題に上らないのかと疑問には思う。
ただこれも、金九(左翼思想を持っていたらしい)を迫害(暗殺?)したことが大きな理由だとは思う。
だとしたのならば、大韓民国が北朝鮮へ併合されようとしている現在の状況は、むしろ当然なのでは無いだろうか?
南も北も共産主義という名の衣が大好きなのだと、そう判断できるから。

韓国も北朝鮮も、中人国が共産主義という名の王朝を作ったから、それに準じた体制へと突き進んでいるのかもしれない。
だとしたのならば、より一層、日本と日本人は警戒を強める必要があるだろう。
何度でも書くが、あまりにも近すぎるのだ。
そして日本人はお人好しが過ぎる。
これをなんとかしなければならない時代なのだろう。


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シンシアリーの本。

まず一言。疲れたよパトラッシュ。(パトラッシュはいないけど)
もう一言。朝鮮半島は超官僚国家だった。

さて、最近何かと話題の多い朝鮮半島問題について書かれた本だ。
昨日は韓国で天安門事件が起こるかもしれないとも書いた。
ただ、この本を読んでみると俺が予想したような事態にはならないのでは無いかとも思える。
なぜかと問われたのならば、集団心理が働いて暴動や革命騒動には至らないと読み取れるからだ。
その代わり外へと向かって(日本に向かって)、責任転換すると書かれていた。

まあ、それはさておき。

この本はこれから起こることを、今までに起こったことから予測している本だ。
そして、それは朝鮮半島という地域に住む人を冷静に観察して得られた結果なので、不用意に否定するべきでは無いと思う。
同じように不用意に全面的に肯定すべきでも無い。
多くの電子掲示板に書き込まれた、感情的なものよりは遙かに現実的だと思うが、当たるかどうかは別問題だ。

さて、倉山満氏によれば、官僚とは自分が所属している組織が決めたことに従って言論や行動をする人だそうだ。(日独近現代史に書いてあった)
極めて説得力に富んだ表現だと俺は思う。
そして、この表現が正しいとするならば、まさに韓国は国全体が官僚組織と言っても過言では無い。(指揮系統も責任者もいない官僚組織など有ったらの話だが)
周りに流されて、考えることを放棄し、更に加速させ、異論を唱える人を徹底的に排除する。
官僚的と言うよりは、むしろ独裁者が治めやすい状況と表現すべきだろうか?
日本もあまり人のことは言えないが、これは大東亜戦争に向かっている頃に良く似ているのでは無いだろうか?
中国崩壊論はあちこちの本で書かれているが、その前に韓国こそが崩壊するような気がしている。
北に吸収合併されてしまうとか、そういう方向かどうかは分からないが、今の形を維持することは極めて困難になるのでは無いだろうか?
この本を読んでいると、天安門事件が起こるかどうかは疑問に思えるが、崩壊することは間違いないように思う。

そして俺は一つ考え違いをしていた。
俺はてっきり、朝鮮半島とは内輪揉めすることが大好きなのだとばかり思っていたが、異物を排除することが大好きなのだと書いてあった。
異物を排除する過程で内輪揉めすると言われたら、それはそれで納得する話だ。

さて、この本の主題だが、帯に書かれているように、統一前の北朝鮮が日本を攻撃するよりも、統一後の韓国が日本を攻撃する危険性が高いだ。
今でも十分に攻撃的だが、この先物理的な攻撃に備える必要があるのだろうことが分かった。
そのための準備を進める必要があるのだろう。

いや、それよりも問題が有る。

統一後の混乱で国内が荒れ果てたことで、国民の目を外へと向けるために外に敵を作り攻撃するという政治手法はよくある。
今の中人国もほぼ同じ事をやっているし、露西亜だって、もしかしたら米国だってやっているかもしれない。
そしてその時、韓国というか朝鮮半島は、歴史始まって以来のことが起こるだろう。
それは、少数の人間が目指した改革などでは無く、圧倒的に多くの国民に支持され、挙国一致体制を築くことが出来る。かも知れないと言うことだ。
異物を排除するためだろうが、内輪揉めをしてきた朝鮮半島で、挙国一致体制が作れるのだ。
これはもしかしたら、この(日本にとって)最悪を超えれば、本来の意味での国民国家へと進むことが出来るかもしれない。
もちろんそれを望むつもりは無いし、非常にはた迷惑な話なので現実化しない方が良いが、近代国家へと進めるかも知れないと言う可能性はある。
出来れば高みの見物と洒落込みたいが、あいにくと無理矢理当事者にされてしまうだろう。はた迷惑な話だ。

さて少し長くなったが結論。

この本は是非一度読むべきだと思う。
隣にある国家でこれから何が起こる危険性があるかを、極めて冷静に書かれているから。
条件反射的にでは無く、筋道を立てて考える、その癖をつけるのにも十分参考になる本だと思う。

そうそう、これは完全に蛇足なのだが。(完全でも無いか?)
扶桑社から出ている新書に、在日コリアンという単語が出てきて気になっていた。
この本によると、在日韓国人と、在日北朝鮮人を合わせた表現とのこと。
これはこれで納得できる話だ。
とは言え、俺が在日コリアンという単語を好んで使うかどうかは、全く別の話だ。


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さて、韓国に天安門広場なんか無いじゃ無いかという突っ込みは不許可。
アレと似たような事件は起こるだろうかと考えているだけだ。

なぜこんなことを考えたのかと聞かれたのならば、文大統領が統計局の官僚を更迭したと聞いたから。(その後、似たようなことが起こっているとか風の噂に聞いたが、確認はしていない)
これは、自分が見たくないものを見ないようにしようとしているのでは無いかと、そんな疑念がわいてきた。
それは失敗する独裁者の、典型的な行動形式だと、俺は認識している。
そしてもう一つは、ついこの間有った蝋燭デモだ。
文大統領が蝋燭デモをやられて、それを制圧するために軍隊を出動させて、無差別に殺し回るかもしれない。
これを無いと断言する根拠を俺は持ち合わせていない。
当然のこと、有ると断言する根拠も無い。

と言う事で少し考えてみる。

軍隊を使って国民を殺し回ることが実際に起こるだろうか?
もし文大統領が(あるいはその後継者が)本気で北との統一を考えているのだったら、十分以上にあると思う。(そもそも共産主義者は自国民を殺すことが大好きだし)
いや、そもそも韓国は軍事政権時代に民間人の殺戮をやっているのだから、有ると考えておいた方が良いだろう。
そのときは、アメリカ軍(厳密には国連軍)はすでに朝鮮半島から撤退しているだろうから、制止する権力を持った人が誰もいないことになる。

マキャベリだったか? 目的のためには手段は正当化されるべきだと言った偉人もいた。
その言葉をきちんと実行したのならば、文大統領は天安門事件を引き起こし反対派を弾圧して、北との統一を実行するだろう。
統一だけが目的で、その後のことは考えていないだろうから、最終的には権力闘争に巻き込まれて、どこかで粛正か抹殺かされるだろう。
だから俺は文大統領のことを失敗した独裁者と表現した。

いや、事態はもう少し凄惨で複雑になるかもしれない。
そう考える根拠は、市民団体が警察や軍隊に過剰に介入して、彼らの仕事を妨害しているという韓国の現状にある。
朝鮮半島特有の感情、恨を、大いに刺激するのでは無いだろうか?
途中経過を想像することは困難だが、最終的に警察や軍隊内に恨が蔓延し、何か一つのきっかけで爆発的な暴力に訴えるのでは無いだろうか?
その時文大統領が健在かどうかは疑問だが(誰かに暗殺されてもっと過激な人に変わっているかもしれない)、天安門事件では無く反乱か革命が起こるかもしれない。
もしかしたら、俺が考えているよりも遙かに危険な状況になるかもしれない。
そのための準備は、今からやっておいて方が良いだろう。

そして、今一番切っ掛けとなりやすいのは、韓国が陥っている経済的な困窮だ。
最低賃金を無理に上げたせいで失業率が上がり、日本を上回る労働人口の減少に拍車をかけている。(働きたくとも働けない人が多いという意味だ)
もしこのまま話が進んでしまえば、近いうちに必ず破局がやってくる。
そしてその時、標的となるのは、最低賃金を上げるように指示をした文大統領だろう。(自分達が選んだと言う事は考慮されないはずだ)
統一を進めたい、文大統領の指示の元、恨をため続けた警察と軍隊が鬱憤を晴らすために民間人を殺し回す。
そして、止められたかもしれない外部勢力であるアメリカ軍はすでにいない。(最悪の場合、駐留していても干渉できないと言う事も、十分にあり得る)
何か一つ起これば、真面目に韓国は崩壊するような気がしてきた。
起こるかどうかは分からないが、何か予防する方法はあるだろうか?
韓国が混乱と破壊の巷となれば、日本もただではすまない。
日本海があるとは言え、あまりにも近すぎるから。
万が一のための準備と、出来れば予防策を講じておきたいところだ。
虫歯も癌も早期発見早期治療が重要なのと同じ理由で。

さて少し話が飛ぶ。

俺の中で成功した独裁者と言って、真っ先に思い浮かぶのはスターリンと毛沢東だ。
この二人は紆余曲折はあったものの、誰にも粛正も暗殺もされずに天寿を全うしている。
この意味ではフランクリンなルーズベルトも成功した独裁者なのかもしれないが、今はこれ以上追求しない。

さて結論だ。

アメリカ軍が朝鮮半島から撤退したのならば、極めつけに危険な状態になるだろう。
その時に備えて日本と日本人は慎重に準備をしておく必要があるはずだ。
例えば、朝鮮半島から企業や邦人を撤退させる準備を進めるとか、在日朝鮮人を半島へ送り返しておくとかだ。
これが出来ているかどうかで日本の安全はかなり違ってくるはずだ。
そして、恐らく時間はあまりない。
一応アメリカ軍がいる間は大丈夫だとは考えているが、所詮俺の予測なので当てにはならない。(銀の相場さえ読み間違えているくらいだ)
だからこそ、念入りに準備を進める必要があるのだろうと考えて書いてみた。


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倉山満の本。

まず一言。正論こそが必要だ。
ついでにもう一言。ヒトラーを見習おう。

さて、この本で完結となったそうだ。
俺としては是非とも日本とオランダの近現代史もやって欲しかったのだが、叶わぬ夢となってしまった。
なぜオランダかと言えば、おおよそ予想できると思うのだが、江戸時代初期あたりから大東亜戦争終結後に至るまで、何かと縁の深い国だからだ。(植民地が独立して小国へと突き進んでしまったこととか)
まあ、それは端々で出てきたことで満足しよう。

さて本題。

俺もこの本を読むまで、ドイツというのはプロイセンだとばかり思っていたのだが、本体はオーストリアだったそうだ。
なぜヒトラーが第三帝国と言って居たか、薄々というか、漠然とは理解していたが、この本を読んできちんと理解できたと思う。
とは言え、本当のところを理解しているかどうかと問われると、かなり疑わしい。
なぜならば、日本というのはほとんど単一民族で構成されているから、他民族というものが全く理解できないのだ。
特に俺は、日本語がしゃべれる外国人としか接触したことが無いから、なおさら皮膚感覚で理解は出来ていないのだと思う。

そうそう二言目の説明を。

別段ユダヤ人を殲滅しようとしたように、在日朝鮮人を殲滅しようとか言う話では無い。
インフレからデフレへと急激に変化しで、不況になった経済を立て直した、その手法を学ぼうと言うだけの話だ。(厳密には経済学者だったらしいが、やらせる度量が有ったのは否定できない)
とは言え、日本の場合、官僚に操られている政治家ではかなり難しいかもしれない。
とりあえず消費税率を下げろと、毎日官邸に電子郵便を送りつけているが、どの程度の効果があるのだろうか?

さて、この本を読んでみて特に印象に残ったのは、国は悪によって滅ぼされるのでは無く、愚か者によって滅ぶのだという所だ。
官僚が、その組織を代表して勉強会を開いていることを理解せずに、増税に賛成してしまう政治家とか、まさに某国の政治家と言えるだろう。
せめて反対意見を聞く機会を作るくらいのことをしても良いと思うのだが、やっていないのだろうか?

さて、戦後日本についてもかなりの頁を割いて書いてあった。
これまで読んだ本から分かることと言えば、教育機関を抑えられたのが痛かったという所だろうか?
いや。教育がどんなものなのかを理解できていない親が多くなりすぎたのか、それとも日教組が権力を持ちすぎたからなのか。
ただ希望もある。
いつどこで読んだか忘れてしまったが、二十歳くらいまでに共産主義にかぶれると、それ以降になって目が覚めるが、大人になって共産主義にはまると抜け出せないそうだ。
ならば、徐々にだろうが、共産主義的な思考をする人間は少なくなって行くのでは無いだろうか?
後は、色々な本を読んで自分の考えを組み立てて行ってくれれば、それほど日本の将来は暗いものにはならないのでは無いだろうか?
・・・。いや、ゲームに夢中になっているから無理なのだろうか?

さて、少し話がそれたが結論。

しばらく前に読んだ最強の日本史(あちらは一冊こちらは都合七冊なので比べるのは間違い)に比べると、日本と他の国の関わりがよく理解できる良い本だと思う。
出来れば七冊を一気に読むことをおすすめする。

最後に。
この連作を通して、著者は日本が国名では無く地域名だと主張していた。(いや、他の本でも同じ事は言っているか)
では著者は、日本がどのような状態になった時に独立国、国の名前として日本だだと評価するのだろうか?
かなり疑問である。

そうそうこれは蛇足なのだが。

この本でも在日コリアンと書かれていた。
ドイツの元首相の奥さんがコリアンだとも書かれていた。
これはもしかしたら、著者がどうのこうのでは無く、出版社の意向が働いているのかもしれない。
十分にあり得る話だが、俺には何の確証も無い。

もう一つ蛇足。
昨日公開した識字率についてだが、この本を読んでいて唐突にあの結論に達することが出来た。
どんな本が何処でなんの役に立つか分からないという好例では無いかと思う。


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識字率

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さて、しばらく前に読んだ最強の日本史に、日本は識字率が高かったというがそれは仮名に限ったことで、数千の漢字を理解できる中国とは話が違うというようなことが書かれていた。
この話は恐らく本当だろうと思う。
とは言え、俺はこの話に全く納得が行かなかった。

そもそも文字というのは言語を視覚化して記録しておくための道具だ。
ついでのように、遠くにいる人と意思の疎通も出来るという極めて便利な道具である。
であるならば、仮名ばかりの文章だったとしても、気をつけて書けば意思の疎通も記録として残すことも十分に出来るはずだ。
この意味において、漢文の優位性はそれほど大きくない。
文字を見れば意味が分かるという表意文字としての優位性はあるにせよ、覆せないほどのものでも無い。

そもそも、文字の種類が五十程度だというのが気に入らないというのならば、英語などはどう評価したら良いのだろうか?
二十六文字できちんと文章を構成することが出来ているという事実の前には、五十文字もあれば問題は無いだろうと俺は思う。
もちろん、表意文字としての優位性はあるにせよ、それが絶対的なもので無いことはもはや言う必要性は無いだろう。

いや、そもそもも問題として、なぜ西の方では表音文字しか発達しなかったのだろうか?
いや、これは少し認識が違う。
複数のアルファベットの一揃えで、ある意味を持つように作られていると、どこかの本で読んだ記憶がある。
はっきり覚えていないし追跡調査も出来ていないから、確信は全く無いが、表意文字かそれに近い発想はあったようだ。
とは言え、表音文字として発達した英語を始めとする西側の文字は十分にその役目を果たしていることだけは間違いない。
そうなると疑問なのは東側で表音文字が発達しなかったことの方だろうか?
ドラえもんを漢字表記すると、音の連なりは同じなのだが漢字が違うと言う事は珍しくないというような話を、ずいぶん前に聞いた気がする。
これもかなりあやふやな記憶だし、今はもう漢字が固定されているかもしれないが、それでも表音文字が発達しなかったことは事実として残るだろう。
KAZUYA氏の本を読むまで知らなかったのだが、表意文字と表音文字が混在する言語は日本語だけなのだそうだ。(一時期朝鮮半島でも漢字ハングル混合文はあったらしいが、今は無い)

少し話がそれたが、結論っぽいものへと進みたいと思う。

最強の日本史の著者は、仮名を読めるだけではほとんど意味が無いと主張していたが、俺はこの意見に反対だ。
わずか二十六文字しか無い英語でもきちんと意思の疎通が出来て、記録として有効に機能しているのだ。
仮名だけでそれが出来ないはずは無いし、実際に点字はほぼ仮名だけで文字としての目的を達成している。
著者が実際には何を主張したかったのか、それを俺はきちんと理解できていないとは思うが、それでも、仮名だけとは言え文字を認識して使うことが出来た江戸時代の日本は当時の世界水準を遙かに超えた文明国だったと思う。

もしかしたら、この俺の認識も間違っているのかもしれないが、それを示す根拠は見つけられていない。


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漫画四冊


はたらく細胞 BLACK 1

原田重光 初嘉屋一生 清水茜の本。

まず一言。確かに黒いけど・・・・。

ああ、さて、はたらく細胞が枝分かれした作品だ。
最初の一話目を読んだ時に、狂信的禁煙原理主義者かと思ったのだが、二話目以降を読んでみて、単に健康オタクか、健康に気をつけていることを主張したいらしいことが分かった。(俺の感想なので違うことは大いにあり得る)
いや、漫画家を含めた作家などと言うのは不健康な職業だから、健康を気にしているのは当然なのだろうか?

ニコチンやアルコールについて書いてあったが、それならばカフェインについても少し書いてあっても良いのでは無いかと思ったが、これは俺の個人的な主張に過ぎない。
三十年ほど前に、調子に乗ってコーヒーを飲み過ぎて(多分十五杯前後)気分が悪くなったことがある。
今から思えがカフェイン中毒だったのだろうと思うが、その辺について書いておいてくれたら良かったと思う。

全体的に絵の色彩が暗めだったり、大人な展開があちこちにあったりしているが、それほど気になるというわけでは無い。
とは言え、終末に向かって全速前進を続けていることは間違いないので、この先色々と暗い話が続くこととなるのだろうことは間違いないだろう。
一巻目の最後もそんな感じだったし。


はたらく細菌 1と2

吉田はるゆき 清水茜の本。

まず一言。ビームじゃ無い方が良かった気がする。

上のノリでこれも読んでみた。
とは言え、雑菌が怪物化している細胞の方と違って、細菌の登場人物は全員が人として描かれていたり、かなり印象が違う。
更に、攻撃手段も素手か刃物だった細胞と違い飛び道具だったりと、あえてこうしているのだとは思うのだが、やはり素手や刀剣での戦いの方が俺は好きだ。

まあ、それはさておき。

全体を通して一話が短く、展開が速かったので、俺にとっては話を理解するのに少し苦労した本だった。
絵の雰囲気が少し緩いせいかもしれない。


闇狩人Δ 2

坂口いく 細川真義の本。

まず一言。歴史を感じるな。

さて、女子高生が暗殺稼業をしている話の五冊目だ。
修学旅行中のゴタゴタは前作から受け継いだ展開なのだろうが、俺としては最後の一話の方が印象に残った。

と言うか、よくもまあこれだけ色々な話を考えつくことが出来ると感心してしまう。
だからこその作家なのだろう。

とは言え、間に踵落としをする美崎はどこからどう見ても、普通の女性では無い。
まあ、高校の頃からかなり普通の女性では無かったが。

そうそう、前回は無かったおまけ漫画が有ったのは嬉しかった。
少しでもおまけがついていると嬉しい。

さて最後に。
この次、何か大事になりそうな予告だったのだが、実際どうなるのだろうか?
とりあえず年末あたりまで楽しみに待ちたいと思う。



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経済的な愚痴

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さて、今回は完璧に経済的な愚痴なのでそのつもりで。

ご存じの人もいると思うが、最近貴金属の値下がりが激しい。
俺は好みの問題で銀を買い込んでいるのだが、このところ六十円を切ることが珍しくないほどに値下がりしている。(最安値は五十八円台だった)
いくら値上がりするまで売らないと心に決めているとは言え、この状況はあまり好ましいとは言えない。
精神的に色々と嫌になってきてしまう。

そもそもどこかのお馬鹿な超大国同士で貿易戦争などやっているのだから、安全資産である貴金属が値上がりしても良いように思えるのだが、なぜ値下がりなどしているのだろうか?
全くもって疑問である。

貿易戦争で危機感が盛り上がっているのは、円高という現象が起こっていることからも間違いは無いと思うのだが、もしかしたら、どこかの銀鉱山が大増産でもしているのだろうか?
はた迷惑な話である。(個人的に)

別段、貴金属が暴騰して欲しいと思っているわけでは無い。
あまり安くならないでいて欲しいと思っているだけだ。(贅沢な願いのだろうか?)

いや、そもそもここ最近は銀が値下がりしていたのだから、この結果はむしろ当然なのかもしれない。
全くもって、俺の個人的な落ち度である。
これを読んでいる人も投資には細心の注意を払って欲しい。


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八幡和郎の本。

さて続きだ。というよりは好奇心を刺激されたので少し突っ込んで書いてみたくなった。
ついでに長くなったので別の記事としてみた。

きっかけは江戸時代の鎖国政策が無ければ、日本主導で亜細亜の近代化が四百年ほど早まったというものだ。
江戸幕府が成立した後も、朝鮮半島や東南亜細亜の島々へと出かけてゆき、現地での国作りを応援すれば良かったと言う事らしい。
一見良い提案のように思うのだが、実は俺はこれに反対だ。

なぜならば、間違いなく当時の清帝国と事を構えることになるから。
適当なところで手を抜いて、清との冊封体制を続けさせればそれほど大きな問題は無いのだろうが、明らかにやり過ぎると思う。
大東亜戦争で日本がそうだったように、民族的な特色はそう簡単には変わらない。
つまり、二百年ほど早く日清戦争が勃発する。

これに勝つことが出来るのだろうか?
そう、勝つことが出来るかどうかが問題だ。
恐らく負けないだけでは駄目だ。
負けて日本に引きこもれば、すべては元の木阿弥になり、ヨーロッパからの侵略者に蹂躙される。
それを防ぐことが、出来無いだろうと考えている。

九州南端から島伝いに台湾を経由して、フィリピンやインドネシアのあたりまで出かけてゆき、兵站を維持することが出来るのだろうか?
当時の航海術について詳しくは知らないが、大東亜戦争の頃の輸送力を期待する方が遙かに現実的では無い。
それとも、武器装備食料や医薬品などすべてを現地調達するのだろうか?
出来ないことは無いだろうが、それでも兵士の心の問題も出てくるだろう。
それをすべて乗り越えて清帝国に勝つことが出来るのだろうか?
最悪の場合、清の皇帝と直談判するところまで考えなければならないのに?

それともこの俺の考えは前提条件から間違っているのだろうか?
清帝国は海を隔てたところで何が起こっても気にしなかっただろうか?
もしそうならば大いに進出して友好国を建設するというのはありだろう。
ヨーロッパから来た侵略者と戦うのならば、現地の住民も協力的だろうし、兵站の距離も短い。
大いに勝算はあっただろう。
詳しい人はどこかにいないだろうか?
あるいは暇な作家が書いてくれないだろうか?

さて結論。

この本は一応おすすめする。
ただし、小見出しと本文の関連性が少し弱かったり、根拠を明確に示さずに結論づけるところが何カ所か有るのでそれには注意が必要だ。(著者に確認バイアスがかかっているかもしれない)
とは言え、頭を使うためのきっかけとするにはちょうど良いのでは無いだろうかと思う。
古本屋にでも行って買って読んでみて欲しい。
時間が無ければ、エピローグだけ読んでみても著者の立ち位置がわかるだろう


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八幡和郎の本。

まず一言。わかんねえよ。

さて、この本もほかの本を探していたのに見つからなくて、適当に手に取ってしまったという一品だ。
そして読んでみて、最初の一言となった。
いやね、人名や地名がやたらに大量に出ててきて、それを一々理解するような頭は持っていないので、さっぱり分からなかったんですよ、お客さん。

とは言え、いくつか分かったこともある、
何よりも日本の歴史とは言え、権力闘争から無縁であると言う事は出来なかったようで、そこいら中に謀略や陰謀や暴力がちりばめられていた。
権力闘争こそが人類史だと言われても、全くもって納得するしか無いほどだった。

そうそう、今まで知らなかったことも結構書かれていて刺激的だった。
例えば、神功皇后が明治時代まで天皇に列せられていたそうだ。(表現これでいいのかな?)
この話は初耳だったと思う。
倉山満氏の天皇の話には出てこなかったと思うし(出てきていたら記憶と印象に残っただろう)、ほかの何かでも聞いたことが無いと思う。
出来るならば、天皇に列せられていた時になんと呼ばれていたのかも記載して欲しかった。
軽く調べてみたのだが分からなかった。(当然天皇に列せられていたという資料も見当たらなかった)
どんな資料に載っていたかだけでも書いておいてくれたら良かったのだが、贅沢な注文なのだろうか?

もう一つ。
キリスト教が日本にやってきた頃、同性愛の先進国だったという話も、恐らくこの本で初めて知ったと思う。
なんだかんだ言いつつ、五百年前の日本はかなり先進国だったようだと、改めて実感した。

ただ気に入らないこともいくつかある。

何よりも気に入らないのは、古代の日本に文字が無かったという前提で話が進んでいることだ。
以前読んだ縄文時代の話でも、日本には文字が無かったと決めつけて話が進んでいた。
これはかなり気に入らない。
無かったことの証明は出来ないのは当然だが、それでも、文字が無かったと決め込んでいることは腹立たしい。

次。

序盤と終わりのところで、在日コリアンと書かれていた。
これは今の流行なのかもしれないが、それでも、俺にとっては違和感がある。
在日朝鮮人という言葉のどこが差別用語なのか分からないが、使いたくないというのならば、在日朝鮮半島人とでも書けば良かったものをと思ってしまう。

もう一つ。
江戸時代の鎖国が一流国だった日本を三流に押しやったという主張自体は、この本を読んでいるとそれなりに納得できる。
鎖国政策をしている間でも、留学生を派遣すれば良かったというのもうなずける。
ただし、そのあと、今の日本が二流国に落ちようとしていると主張しているところは気にくわない。
なぜならば、著者がそう感じた根拠を全く示していないからだ。
この類いの、根拠や理由を示さずに結論だけの主張はすべて、俺にとっては腹立たしい。

まあ、その他にも色々と突っ込みたいところはあるのだが、この辺までとしておきたい。
ただし、江戸時代に鎖国せずに東南亜細亜へ進出していれば四百年近く早く、亜細亜各国が開放されたという主張にはかなり懐疑的だ。
これについては書いてみたのだが長くなってしまったので、明日公開したいと思う。
この本を読んでの結論もそのときに。


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KAZUYAの本。

まず一言。日本の神話を学校で教えよう。
もう一言。共産主義者は敵だ。
ついでに一言。融和外交は地獄への道だ。

さて、キジも鳴かずば撃たれまいにと言う事で、騒動があったためにこの人の本を読んでみた。
当然のことYouTubeの動画は見ていない。

本当は違う本を探していたのだが、なぜかこれが棚に並んでいたので買ってみた。
三年も前なのに新刊が本屋に並んでいるというのは、俺の体験からしたら珍しい。
しかも、入れ替わりが激しい政治問題の棚にだ。

さて本の内容について。

明治維新の少し前から敗戦に至るまでの百年弱を簡単に説明している本だ。
日本の戦争についての入門書としては妥当な一冊では無いかと思う。
激しい毒が混ざっているわけでも無く、強固な主義主張をごり押ししているわけでも無い。
あちこちに皮肉や嫌みはあるのだが、まあ、この手の本としてはかなり少ないだろうと思う。

ただ驚いたことはいくつかある。
何よりも驚いたのは、牧草の生産能力で比べると、日本は、ヨーロッパ各国を圧倒していたという話だ。
これならば日本は内向きになるだろうし、ヨーロッパ各国は外向きになる。
自分の所で豊にやって行けるのならば、あえて外へ打って出る必要は無い。
その基本的な地理的農業生産的な違いが、その後の国のあり方を変えたというのは酷く納得行く話だ。
とは言え、それも人口が三千万人程度までの話で、明治維新後は国力を増やすために人口も増やさなければならず、結局の所、日本も外へと打って出る必要に迫られたのだろうことも、やはり納得できる。

後の所は、おおよそ知っている話ばかりだったが、改めて読むと脳を刺激する材料になる。
こういう刺激は絶対に必要だろうと思う。

さてこの本を読んでみて、難癖をつけよう。

何よりも気に入らないのは、著者名がローマ字だと言う事だろうか?(核爆)
名字がありふれている(と推測できる)し、名前もそんなに変わっていないので、仕方が無いのかもしれないが、それでも気に入らないという俺の感想は覆らない。

もう一つ、こちらは少し重要だ。
日本の安全保障上、仕方なく朝鮮半島を勢力圏においたことは仕方が無い。
ウラジオストクを牽制するために満洲が必要だったことも認めよう。
だがそれでも、なぜ民間人まであれほど大陸に深入りしてしまっていたのかが書かれていなかった。
満州や朝鮮半島は違っただろうが(違わないのか?)、中華民国の支配領域は極めて危険だと言う事は知れ渡っていたはずだというのに。(ほかの所と大差ないような気がするくらいには、無政府状態だったはずだ)
実際の所、俺もきちんと納得していない。
多分、平成という豊かな時代に生きている今の日本人には、理解することは出来ても納得することは出来ないのだろうが、その辺について少し書いて欲しかった。

そうそうこれは少し蛇足なのだが。

いつ、第二の通州事件が起こるか分からない状態になりつつある、中人国へ進出する日本企業が後を絶たない。
たった百年前に散々ひどい目に合ったというのに、それを忘れてしまったのだろうか?
それとも、ひどい目に合ってもなお利益が得られると判断しているのだろうか?
とてつもなく疑問だ。

さて結論だ。

戦争のこともそうだが、日本の歴史について一つの流れとして書かれている良い本だと思う。
暇を見て是非一度読んでみてもらいたい。


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