8/24『演芸まつり~親子ぱるてのん演芸会~』終了しました。

パルテノン多摩の小ホールで行われました寄席でした。
http://www.parthenon.or.jp/act/3330.html
 大きく分けて三つの出し物です。
 演芸解説は一龍斎貞橘、春風亭柏枝、演芸コーナーが橘紅楽、成田みち子、笑福亭茶光、三遊亭金かん、そして親子寄席が太神楽曲芸の丸一小助・小時、手品が龍生、落語が林家木久蔵、お仲入り(休憩)をはさんで、人間国宝である一龍斎貞水の立体怪談でした。(敬称略)
 演芸解説は柏枝師匠が中心となり、落語の説明から、貞橘師匠を交えての落語と講談の違い、それからお囃子の説明をしてからの観客参加コーナーとして太鼓や笛を体感してもらいました。
 寄席としての開口一番は太神楽でしたが、丸一というくらいですから仙翁親方の一門でしょうか。久しぶりにコンビ芸としての太神楽を見せてもらいました。私の手品はいつもの洋物手順。今回はロープ手順を新しくしました。ラスベガスで仕入れたジョージサンズのロープ手順を行いました。50年も前とは思えない新しさのあるの手順で反応は良かったのですが、なぜかロープのフィニッシュ部分はそれほど受けませんでした。自分としてはその部分こそがお気に入りなのに残念です。原因が分かりませんので今後の課題でしょう。続けて落語は有名人の木久蔵師匠。楽屋でも親しみやすい方で、舞台でも「平林」を楽しげに演じていました。いつもは鶴光師匠の「平林」ですから、大阪弁ですが、東京の言葉でも違和感なく楽しめました。
 そしていよいよ人間国宝。貞水先生とは10年ぶりでしょうか。学校公演で以前はよくご一緒させていただきました。しかしいつも第一部の私たちの出番が終わると自動的に帰ることになるので、きちんと拝見させていただいたことはありませんでした。ですから今回は自分の仕事よりも立体怪談を初めて見ることが出来ることが楽しみでした。楽屋にいらっしゃる先生にご挨拶いたしましたが、だいぶお体が不自由なようで、車椅子と酸素ボンベ姿でした。なのにご自身で「歌丸状態だよ」とジョークを飛ばしていました。緞帳が開けばそれまでと別世界のような怪談のセットが組まれています。今回は小学生のためにということで、演目は「耳なし芳一」。御年84歳と思えない声の張りに驚かされました。およそ40分くらいの演技を行っていました。本当にすごいことと思います。果たして自分がその年齢になった時にマジックが演じられるかどうか自信がありません。この日は落語や講談の裏の世界を勉強させていただきました。どうもありがとうございました。マジック界との違いに考えさせられました。