12/10『マジック教室(オリジナルターベルコース・レッスン42)』終了しました。

システム版の中でも異彩を放つレッスンです。他には類を見ないマジックばかりです。バート・ダグラスの作品が3つ登場します。ターベルは当時一線で活躍しているプロのレパートリーを学べることの素晴らしさを力説します。そしてそれはターベルシステムだからこそなのだ、ということも強調しています。

1.”クリーン・カット” カラーチェンジ・ハンカチ(THE "CLEAN CUT" COLOR CHANGING HANDKERCHIEF) 
クリーンカットをどのように訳すか悩みましたが、そのまま日本語にしました。ようはカラーチェンジをクリーンに行うということです。ノーマルのシルクを使って行います。しかし特殊なギミックを使います。現在では入手困難です。

2.”バイス・バーサ”カラーチェンジ・ハンカチ(THE "VICE VERSA" COLOR CHANGING HANDKERCHIEFS)
即席で行うカラーチェンジです。地味です。個人的には気に入っているのですが、反応は今ひとつでした。

3.ビリヤードボールになるハンカチ(HANDKERCHIEF TO BILLIARD BALL)
カーディニの得意技です。ビリヤードボール手順を演じる際のオープニングに適しています。この道具も現在では入手困難です。「玉子になるハンカチーフ」にこの手法を使うと良いと思います。

4.イルーシブ・レインボー(THE ELUSIVE RAINBOW) バート・ダグラス
バート・ダグラスの作品です。今回最も気に入った作品です。現象は20世紀シルクですが、これぞプロフェッショナルといえる手順構成です。口の中に入れるということに抵抗はありますが、それを補ってあまりある素晴らしい現象です。本来は上記のビリヤードボールを使うのですが、現在では入手困難なため、私はストダーエッグを使いました。よりコミカルになったかと思います。

5.スポット・ザ・レッド(SPOT THE RED) バート・ダグラス
現在20世紀シルクと言えばこの手法が使われますが、これが元祖だとは思いませんでした。

6.レモンを見よ(WATCH THE LEMON) バート・ダグラス
百科事典版にはこの進化系が記載されています。これが原案です。原案の方が自然な道具になっています。紙袋には驚きました。

7.マジックチョコレート(THE MAGIC CHOCOLATES) バート・ダグラス
ミラーグラスが登場します。最も効果的な使い方だと思いました。

8.ポッピングコーン・イン・ハット(POPPING CORN IN A HAT)
道具製作が大変なので躊躇しましたが、それ以上に演じることに抵抗がありました。しかし実際に演じたら最もよい反応が得られたのでとても満足です。

9.帽子から哺乳瓶(NURSING BOTTLE FROM THE HAT)
上記の作品の補足です。百科事典版ではカットされています。

 次回は1月21日(日)にレッスン43を行います。プロダクション特集です。マスターハットの作り方と使い方、またお客の上着からのうさぎのプロダクション等になります。ケラーやサーストンが得意としていた幻のマジックを体感しましょう。
 マジック教室終了後には飲み会(新年会)を行います。ぜひ皆様ふるってご参加ください。お待ちしております。