皆様におかれましては
素敵な週末をお過ごしのことと
お慶び申し上げます。(*>∀<*)



大変に遅くなりましたが
新橋演舞場で開催されておりました
滝沢歌舞伎2018の様子を
お伝えいたします。

まずは一部最後の演目
《滝沢歌舞伎》
美しく妖艶な女形の滝沢座長と
凛々しい男役の三宅君です。



そして
オレンジ、ピンク、グリーンと
大量の紙吹雪が上から舞い降ります
多幸感に満ちた一部のエンディング
の様子です。



《第二部》

1 オープニング

小さな『キラン☆』の音と共に
突然~第二部の始まりです。

上手から指の長い妖精の登場。

続いて上手からバトントワラー本庄さんの登場です。本庄さんがステージ中央に向かって大きくバトンの先を向けますと~そこには滝沢座長と三宅君の姿が。

2 蒼き日々



白いスーツに身を包みました
滝沢座長と三宅君。

沢山のジュニアの皆様と女性ダンサーの皆様を従えて堂々のダンスです。

3 五条大橋

ステージ上に五条大橋の登場。

橋の下には町人に化したジュニアの皆様が橋を押す為に待機しております。

武蔵坊弁慶役の岩本君の登場です。

弁慶(岩本君)
『999本!!
悲願である1000の刀(たち)まで
あと一本!!
奥州の(藤原)秀衡は1000頭の名馬を
持ち松良の男遊は1000以上の弓を
持つという。
ならば
この武蔵坊弁慶1000の刀(たち)を取り
それを我が宝としてやろう。
うーん!うーん!
それにしても都の武士達のなんと
情けないことよのう~。
平家が天下を取ってからと言うもの
武士の心根すっかり腐りかけおった』

会場から大きな拍手。

林君『さまざまな歴史を見守ってきた
五条大橋!!
いまだ若き日の牛若が武蔵坊弁慶と
出逢って天下取りへの旅を始めたのも
この五条大橋から。』



↑橋の上には
若き日の牛若(滝沢座長)が
黒のタキシード姿で登場いたします。

《時の架け橋》を独唱いたします。

独唱は途中のBメロから林君に
バトンタッチされます。

林君の歌声が『とても素晴らしい!』
と何人ものブロガーさんが書いておりました。

特に千秋楽の林君に対しては
その労をねぎらう大きな拍手が届けられておりました。

橋の上では牛若(滝沢座長)と
弁慶(岩本君)の一騎討ちの対決。

途中~弁慶が刀を牛若に向けますと
飛び上がる牛若。

CMのように美しい姿に
会場から拍手喝采が!!

後ろのスクリーンには常に桜の花が映し出され勢い良く回転する橋と一緒になり大変に美しいステージです。

突然~ステージが暗くなり
時間経過を感じさせます空白の後~


源義経(滝沢座長)『弁慶~!!』

弁慶『殿~~~!!』

昨年に続き岩本君の素晴らしい発声に
会場からは大きな拍手が送られます。

4 Julia
スクリーンにはハンサムな男性と美しい女性の映像が映し出されます。

静かなスパニッシュナンバーのギターの音を背に水色の衣装に身を包みました長谷川君の登場です。



長谷川君がステージ下手に近づきますと幕にはダンスする人影が映し出されます。

始めはふたり、、、

長谷川君に合わせるようにダンスいたします。

影が3人になったとたん

素晴らしく美しい人が映し出されます。

影でも美しく存在感のあります
谷村君の登場です。(*>∀<*)

ジュニアの皆様は長谷川君を中心に
キレッキレのダンスを見せます。



2017年の滝沢歌舞伎から
谷村君のダンスを
『他のジュニアと合わせている。』と
評するブロガーさんが多くおりました。

また、そのように指導されていると
思われます。

2018年の滝沢歌舞伎におきまして谷村君のダンスを拝見する演目が沢山ございました。

私が谷村君のダンスに心から堕ちましたのは2015年の銀座クリエでのこと。

その一生懸命に踊る姿に心打たれ
『この人は何に向かって踊っているのだろう、、、』と不思議に思い
気がつくと私は腰が抜けたように
力が入らず椅子に座っておりました。

あの頃のダンス、、、

今回の滝沢歌舞伎での
Juliaや逆転ラバーズでも
《視線泥棒谷村》の一生懸命なダンスは健在でした。 



今回のJuliaでは谷村君の立ち位置が変わらずに上手側にずっとおりまして周りのジュニアが動くというダンスの場面がございました。

その時に私は
『あれっ?』と思い

一生懸命なダンスの谷村君も
もちろん好きなのですが、、、

《立ち位置が変わる時》の
谷村君のダンスは
谷村君としての谷村君、、、
 そう。
大きな谷村君が背を低くして移動する
この時こそ
穏やかで~
いつも低姿勢の谷村君だ!と
『あ~私はこの人のこういう所が好きなんだ』と感じたのです。

(なにそれ。)

5 記憶のカケラ



4月5日の初日から8日までの4日間
谷村君は休演されておりました目黒君の代役として《記憶のカケラ》の演目でステージに立っておりました。

休演日あとの10日からステージに立ちました目黒君のコンテンポラリーダンスを拝見した皆様は口を揃えて
『目黒君の迫真のダンスに心打たれた』と
おっしゃっておりました。



↑目黒君。

私もその通りだと思います。

鬼気迫る目黒君のダンス。

谷村君は
《苦悩を自分なりに理解した動き》
目黒君は
《自分が実際に苦悩を体験した動き》

違いかと。

何年後かに、、、
このような演目を谷村君が演じる時~
《自分が実際に体験した苦悩》を
ステージで表現が出来る男性に
なっていて欲しいと願います。



長くなりました。

二部後半に続きます。
(あと一回書くことをお許しください)