M-1グランプリ2004の感想 | ぜっぺきヘッド☆

M-1グランプリ2004の感想

<アンタッチャブル> 1位 673pt
結婚相手のお父さんにあいさつのネタ
山崎「お父さん、よしこさんを僕にください、お願いします!」
柴田「はっきり言うぞ。お前に娘をやる気はさらさらないよ」
「-----だけど」
だけどじゃないよ!

やーホント、いちいちおもしろいね! 柴田の激しいつっこみが好きだー。

最終決戦
「子供のしつけって大変だよねー」
親がビシッと言うネタ。

「なんでお前はそんな風になっちまったんだよ。昔は心の優しい子だったよ」
「んな事ねえよ」
「牛も殺せなかったんだよ」
「牛は殺せねえよ! そんなゴットハンドもってるかい!
 虫も殺せないだよ」


最終決戦もモンクなし。見た事あるネタだったけど、爆笑。

審査員も中田カウスさんが南海キャンディーズに入れた以外、全員アンタッチャブルでばっちり優勝。去年は0だったのにね~。成長したのか、運が良かったのか?
彼らの明るい漫才は、たまに見る分にはホント笑える。



<南海キャンディーズ>  2位 639pt
山ちゃんが医者になりたいというネタ。

しずちゃん「患者の意識レベルが下がってます」
山里「患者を勇気付けてあげるんだ!」
「ハイ。がんばって 絶対にあきらめちゃダメよ。こんな顔でも生きていこうとしてる人もいるんですから」
「涙!」
「ハイ!」
「ヤバイ、涙で明日が見えない」
「キモい 先生」
「先生だけでいい」
「おい、今オペ中だ! 集中しろ」
「店長」
「先生だよ! おーいしずちゃん 中盤でトリッキーな事すんなよ」

しずちゃんナイキャラ!! そしてデカイ!!
南海キャンディーズはよく知らなかったから、逆に期待してたんだけど、
期待を裏切らなかった~! このネタは最高!!


最終決戦
しずちゃんが井上和香にからむネタ

「ほんならあんた、水着買お思たらアメリカ行かなあかんて言われた事あんのか」
「しずちゃん」
「夜の公園で三角座りしとったら岩と間違えられた事あんのか」
「しずちゃん!」
「街歩いてて女の子同士の殴り合いのビデオ出てくれへんかって言われた事あんのか」
「しずちゃん そんな悲しいスカウトないよー」

このネタは見たことあって、その時もイマイチだと思ったし、再度見てもさっきのネタほどインパクトがないな~。
それにしても「悲しいスカウト」、本当なんだろうか…気になる。
香水がムヒって、冬にそりゃないっすよ、しずちゃん。



<麒麟> 3位 634pt
疲れを癒すネタ

川島「♪いかがでしたか ぼくらのまんざ~い
     こんなことをしている間にもアフリカの子供・・・」

田村「イヤな事を言うな!」

敗者復活だからかあまり緊張してなかったみたいで良かった。
川島さんかっこいい。
でも実は麒麟のネタはあまり受け付けない。ちょっと眠くなってきた。

最終決戦
田村 好感度をあげる番組に出たい。
24時間テレビのマラソン
「今武道館の前に着きました。さぁそしてポケットをまさぐって武道館の鍵を探しております。
 武道館の鍵あるか
 あ、これ実家の鍵だ
 間違えました
 さぁこれはどうだ
 あ、知恵の輪か


知恵の輪!(笑)
川島さんの実況うまい。かっこいいしね
でもどーよ、麒麟が最終決戦て。…まぁいいけどね、このみはいろいろだし。



<タカアンドトシ>
4位 615pt
 
トシが「有名になったら街で気付かれたい」というネタ。
前半トシの「顔がゆがんでる」と連発していたが別にゆがんでないと思うので、おもしろくない。

タカ「失礼かもしれないんですけど、頭見せてもらっていいですか?」
   じっくり見まわすように頭を見る。
トシ「オレ壷か!」
   -間-
タカ「オレ鑑定士か!!」
ってとこらへんからやっとおもしろくなってきた。

かなり高得点なんだけど、、、どうなん?
漫才、じょうずいけどね。



<笑い飯> 4位 615pt

西田「どうも優勝候補です」
×××! イキナリこれはダメ。敵。

指を指して「たけのこ見つけたよ」と言ってたけど、たけのこって、足で探すから指指す事ってなくない?

西田「左腕第1戦隊 左腕第2戦隊 左腕第3戦隊 左腕第4戦隊 
     左腕第5戦隊 爪部」


哲夫「わーってぶつけたら、うわっ左腕第5戦隊爪部がかけたーって言わなあかんよ」
「え、大丈夫?」
「そんなスムーズにいかんて」 

正統派の漫才やってラストに得意のWボケを持ってきた形はよかったと思う。
ただ、Wボケの二ノ宮金次郎ネタがいまいちだった。

哲夫が「二本目のネタめっちゃおもしろい」って言ってたのが少し気になる。見てみたい。

やっぱ優勝にこだわりすぎたんじゃん?



<POISON GIRL BAND> 6位 603pt
中日オレのネタ
吉田「セリーグは中日がダントツで強かったもんね」
阿部「だって帽子が似合ってたもんね」
「似合ってたね
   確かに今年の中日は帽子が似合ってた」

「もうさー選手一人一人が帽子が似合ってんだもんな」
「みんな似合ってんだもん やんなっちゃうね」
「しかもさーサイズが合ってんのね」

てなカンジで、ボケにボケをかさねていく、幼稚園児の会話みたいな、ポイズンらしい漫才。
・・・らしいってこの形以外見たことないけど。

私はダメなのです。
テンション下がりまくり。

終ってからのインタビューがうけた。
司会の今田「それでもやっぱりいそいでしまった」
阿部「ハイ、がぜん」
今田「がぜん!!?」

「がぜん」て25才使わないっしょー。
てか、今田さんのつっこみにウケた。
やっぱ勢いのあるつっこみがあってこそドカーンだからね。
ポイズンはそれがないわりにはおもしろいかな。



<トータルテンボス> 7位 587pt
出だしはゆっくりだったけど、「トラブる」とか「サンダる」のネタから展開が早くなって、早口で何言ってるかわからない所もあった。

↓このへんの大村のセリフもいつもならおもしろいんだけどな。
大村「まいったな
   お前もうサンダるを自分の言葉にしてやがらー」

藤田「やっびゃ~」

4分の中につめこみすぎ。
あと、アレンジしてあったとはいえ見たことあるネタだったので、残念。

でも事前番組で見た、決勝決まった時の藤田の涙は忘れないよ!
応援してるからばんがってほしい。アンチョビ。



<東京ダイナマイト> 8位 583pt
出だし、ハズした。
「刀持ってきたぞー」「抜けねぇ」「優勝したら抜けるかもしんねーぞー」
あと、松田の顔芸がキライ。

タクシーネタ。
松田が無線を取って何か言って
ハチミツ「何ていったの、今」
松田「てきとーです」

全体的にクスっとくる笑いはいっぱいあったけど爆笑はしなかった。

最終決戦に残れないことが決まった時のハチミツのコメントが一番うけた。
「昨日の夜に、もしかしたら優勝できるかもしれないと思ってた自分を殺したいです」



<千鳥> 9位 582pt 
大悟の趣味が「中世のヨーロッパ」というネタ。
いつもは岡山弁の彼が、舞台風の標準語を使ってたのが新鮮!
「パティシュー ダンスを躍ろう!」
「ぶどう酒を持ってまいれ」
一人でダンス躍ってんとこ最高!

ラサール石井さんが「中盤からもうひと展開ほしかった」と言ってたけど、私もそう思う。もりあがりがイマイチ。

3位以内は無理にしても、決して最下位ではないと思う。
トップバッターは審査の基準になっちゃうから難しいよね。
おもしろいのにかわいそう。



きょきょきょきょ今日のM-1のハイライト
ハイライトじゃないけど、全体的なかんそー。

審査員について、いろいろ言われてますけんねー
私はいい審査員だったなーと思う。
ひいきなし、極端な点数のつけかたをしない。
正直、立川談志さんの笑いのツボは私と正反対だった。
今年は「えーーー」って点数があまりなかったので満足ばい。
洋七さん、小朝さん、ラサールさんいいな~

上で笑った所を一部ピックアップさせてもらって書いたけど、
文字にしても全然おもしろくないのね。
言い方・間・本人のキャラ・・・・大事だね~ 
すごい。尊敬します、芸人さん。

いつもよりおもしろかったです。いろんなタイプの漫才が見れて。
M-1がんばれ。オートバックスふとっぱら!!

謙虚芸人アンタッチャブル優勝おめでとう!! 




大はずれだった優勝者予想はこちら_| ̄|○