後輩から「300」のDVDを借りて観ました。スパルタ人の誇りを最後まで貫いたレオニダス王が力強く、美しかったな。裏切り者にも決して怒らずに「永遠に生きろ」と声をかけたときが何とも切なかった。少数が大多数に立ち向かう図式はよくあるけど、最後の終わり方も良かった。きちんと、レオニダス王の意思は語り継がれたと。今でも、スパルタ教育とか普通に言いますもんね(ちょっと語弊がある言い方になってるかもしれませんが)。でも言葉が、それだけ受け継がれてるってことは、物凄いスパルタの強さは伝説となって語り継がれていったんだろうなと。


戦闘シーンは圧巻。スクリーンの大画面で観たらもっと迫力があったんだろうな。ただ、腕に剣が突き刺さったり、首が吹っ飛んだりするのを観るとCGとか特殊メイクとかしてるんだろうなって、そこでフッと思ってしまうんですよね。ま、そこは人それぞれだと思いますが。


高校時代に世界史を習っていたので、こういう歴史映画は好き。史実があるので、結末は誰もが分かっていることなんだけど、そこまでをどう魅せるかとか終わりをどうするかで、監督の技量が問われるような。なんだか上から目線ですが(笑)。とにかく熱くなります。


(名シーンの1つ)


レオニダス王 「スパルタ人よ、お前達の職業はっ!」


300スパルタ 「オッ、オッ、オーーーッ!」


全然、会話は噛み合ってないんだけど、心意気は伝わってくるぜ。