サヨナラ2023♬雪國 | 春夏秋冬✦浪漫百景

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季節の移ろいの中で...
歌と画像で綴る心ときめく東京千夜一夜物語

雪國

 雪国  吉幾三

1986年

作詞・作曲 吉幾三

元々は栃木県那須のホテルであった宴会の席で即興で作った歌だったという。

最初は「好きよ あなた」という歌い出しが「だめよ そこは」という下ネタ満載の、

とても放送できるような詞ではなかったが、

その後レコード会社のディレクターからメロディーの良さを買われ、

真面目な詞にして作り直すことを提案された。

その時、吉はNHKの『新日本紀行』の中で、

雪煙をあげて走る奥羽本線の列車の姿を観て、

「女の人が男の人を追う詞にしよう」と、今の詞を思いついたという。

イントロの印象的なストリングスは、当初エンディングに入れる予定だった。

この曲は100万枚を超えるミリオンセラーとなったが、

吉自身が大好きなお酒となって消えていったという逸話がある。

好きよあなた 今でも今でも
暦はもう少しで 今年も終りですね
逢いたくて 恋しくて 泣きたくなる夜
そばにいて 少しでも 話を聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國

窓に落ちる 風と雪は
女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた
酔いたくて 泣きたくて ふるえるくちびる
そばに来て 少しでも わがまま聞いて
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國

好きな人はいるの あなた
バカねバカな女ね 意地をはってた私
逢いたくて 夜汽車乗る デッキの窓に
とめどなく 頬つたう 涙のあとを
追いかけて 追いかけて 追いかけて・・・雪國

「もういくつ寝るとお正月🎍」