週末は将棋

この週末は、長浜で将棋大会がありました。これは文化庁のキックオフプランの一環で自民党による景気対策のひとつとして地域の文化を盛り上げ観光振興と景気対策に活用する目的でありました。

何をかくそう私はこの実行委員会の委員長であったのです。自民党の最後の景気対策による予算でありましたのでこころして使わせていただいた次第です。

さて、この将棋大会ですが、久保棋王、矢内女王をはじめ総勢10名のプロ棋士を招いての盛大な大会となりました。これだけのプロ棋士が一堂に会しこうしたイベントに参加するということは稀なことで、将棋界でもビックニュースとして取り上げられたのでした。

全国から大会参加者があり長浜としても宿泊客や観光の面でも非常に効果があったと思います。非常に時間のない中で準備をいただきましたのでその分、反省点はあるのですが、全体的に大盛況に終わることができました。これも日比野会長をはじめとする将棋連盟の長浜支部のみなさん、それからスタッフとして活躍いただいた皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。

とくに長浜が誇る少年王将の村上少年が矢内女王に角おちではありましが、快勝したことは大変よかったです。しかし、将棋の世界は厳しいもので中3の村上少年は年齢的に死に物狂いでなければプロになれないとのこと。どの世界も厳しい現実ってありますね。

隣の彦根でゆるキャラ祭りが開催され、観光客は結構むこうに行ったみたいですが、長浜は古来からの文化と知性を求め将棋大会を開催したことは、一つの観光のあり方として方向性を見出せたのではないでしょうか。このあと商店街連盟の富田会長とこの将棋大会はぜひとも継続していくことを力強く確認しました。

プロ棋士の皆さんご来浜ありがとうございました。またよろしくお願いします。