老化物質AGEsって知ってますか？
今回のブログは『老化物質AGEs』についてです。
AGEsって何？またはAGEsは怖い。と思う人もいるでしょうね。
最近、聞くようにはなってきた言葉なんですよ。
特に女性の方がよく聞くかもしれませんね。
AGEsとは？
AGEsとは終末糖化産物の事で、タンパク質が糖化してしまった物の事を言います。
AGEsがカラダで発生するパターンには2種類有り
①カラダの中で糖化が起こった物
内因性→血糖コントロールが難しく高血糖状態の事。
②糖化した食品を摂取する事
高温調理された物を食べた場合。
に起こります。
AGEsの作用
AGEsはタンパク質を変性させ、老化を促進する上、中々代謝されず長い間体内にとどまり、病気を作ります。
糖尿病・動脈硬化・腎不全・心臓病・アルツハイマー・ガン転移促進など…
AGEsはカラダにとってはメリットは全く無いんです。
AGEsの避け方
では、こんなカラダにメリットの無いAGEsをどうやって避けるか？それには2つの方法があります。
それについて紹介していきます。
そもそもAGEsの発生の原因の一つである食事による外因性では、
（脂肪＋動物性タンパク質）×加熱により産生されます。
なので、避ける手段の一つ目は調理法です。
オススメ調理法は
『煮る・蒸す・茹でる』です。
オススメ出来ない調理法は
『焼く・炒める・揚げる』です。
高温調理になるほどAGEsの産生は増えてしまいます。
例えば、鶏肉調理の場合
水炊き 957KU
焼く 4938KU
唐揚げ 9732KU
丸焼き 18520KU
出来る限り高温調理は避けたいですね。
もう一つのAGEsの避ける方法
2つ目は
高血糖状態にならないよう血糖コントロールをする事です。
食事で過剰な糖がタンパク質と組む事でAGEsか発生するのです。
特に糖化力が高い果糖は避けるべきです。
砂糖や果糖ぶどう糖液糖などは高血糖を起こす最たる物なので出来るだけ控える方が良いでしょう。
しかし、果糖の中でも果物に含まれる果糖であれば、まだビタミン・ミネラル・補酵素などが含まれるので安心して摂取出来ます。
AGEsを阻害する成分
ここまでを読むと、AGEsはどうしようも無いのか？と思ってしまうかもしれませんが、
AGEsを阻害する方法がありました。
お肉を調理する前に、酸性成分の物につけておく事でAGEsを50%減少させる事ができます。
（トマトジュース・お酢・レモン果汁など）
他には、ビタミンCの成分もAGEsを阻害するので、サプリの摂取も有効です。
まとめとして
AGEsはさまざまなリスクが起こります。
できる限り避けたいですが、ゼロには出来るものではありません。極力減らす事を念頭に生活を送る事が出来れるようにしたいですね。
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