ある冬の朝、いつもの様にお気に入りの銀色の自転車に乗ろうとした時の事

視界に入る景色を見て
なんとも言えない違和感がありました。

状況を飲み込むまで
1秒、2秒、3秒…

え?
な、無い‼︎

銀色の、前後にサスペンションが付いた、
ちょっと小洒落た(つもりの)、
いつもの僕の自転車がありませぬ‼︎

えぇぇぇぇ…
メッチャ困るんですけど…

カゴは無いけど、早くは走らないけど、別に高級じゃないけど、それでも、日常の相棒だったのに。

普段は特に感謝もしないけど、無くしてみると有り難みが分かる…

Oh, ジーザス…



これって、僕らの体にも言える事ですよね。

当たり前化していたけど
家族が大好きだったお料理が出来なくなる
毎日していた掃除が出来ない
楽しんでいた習い事に行けない…

僕自身、それまで見えていた景色を失った経験で
それまで知らなかった痛み、
不自由さ、
虚無感を味わいました。
(まだ子ども過ぎて分からなかった事は、時間が経って学びました)
勿論、救ってくれたのは間違いなく周りの優しさです。


僕の左眼が視力を取り戻せなくても
マイペースに暮らせている様に、
あなたの大切な人がどんな姿になっても
ご自分らしく過ごして欲しいと思います。

自転車の様にパーツ交換も買い替えも出来ませんが、メンテナンスは可能です。

その為の一つのツールとして是非、
訪問鍼灸マッサージの存在
を知っていて欲しいです。