石土神社の髙灯籠 | ア-ルの写真記

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ここは、西条市小松町妙口。

国道11号から妙口(みょうぐち)の妙之谷川沿いを遡って行く途中、鯉や金魚などの養魚で有名な處養魚場がある。

その前を通り越し少し行くと、昔あった風呂屋の煙突のように高い鉄筋コンクリート製の灯籠が見えてくる。(高さ9.5m)

夜になると今も電灯が灯る。

他ではあまり見かけない珍しい灯籠だ。

1931年(昭和6年)に西条市小松町妙口の石土神社が神社の式年祭の記念として建立して90年が経つ。

現在は国の登録有形文化財になっている。

 

かつてこの高灯籠前の道は、四国八十八カ所の札所・横峰寺や石鎚山へ行く主要な参拝道だった。

又石鎚村と石根村を繫ぐ生活道でもあり行き交う人は多かった。

けれども現在は、西条市の大保木地区から横峰寺近くまで森林組合が維持管理する林道が有料だが開通していて、車で林道を通り横峰寺に行く人は多い。

県道や林道また、石鎚登山ロープウエイ、石鎚スカイラインなどの開通によって、この前を徒歩で行く人は激減したが、今も白装束の遍路がこの道を横峰寺に歩いて行き来する姿はよく見かける。

 

 

 

夜になり暗くなると電灯が灯る。