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写真は、焚火の炎。燃え盛るさまが、生命の力強さと重なる。

✳︎


201611月20日、光が眩しいリビングソファにて、横たわりこのブログを書いている。

前回のエントリーから変わった事は、右足の親指が巻き爪になって、歩く度に痛みが増したため、

某院 皮膚科にて爪を剥いだ。


こちらは、歩くたびにあった

痛みが無くなり、

少し気になる程度となった。


粘膜障害は、依然として眼に出ていて、

眼科主治医の点眼薬は

痛みだけを遺し、

視界はぼやけ、かすみ、

視野狭窄のままだ。



生活や仕事に支障がありまくりで、

仕事も辞めた。



ぼやけた世界でも、


世界は動き続けている。



わたしの体調がどうであれ、


世界は動き続けている。



取り残されたと強く感じるのは、

ぼやけた世界に依るものだろうか。



✳︎


こんな状況のわたしですら、

生きていることを許されている。



生きていることを許されている。



日々さまざまに犯した罪を許されている。



✳︎


数日前、テレビのミステリーバラエティ

番組で、



冤罪者を創り出した性被害者と、



冤罪の汚名を着せられて投獄された

無実者との、



2人の数十年に渡る、苦悩と葛藤を

描いた番組を見た。



《勘違いの連続》で不運に逮捕、

訴訟が進み、

罪を背負った冤罪者の男性は

11年間、刑に服した。



その彼が、11年の時を経て、

当時最新捜査手法のDNA鑑定に

無罪を賭けて挑み、

見事逆転勝利の無罪を

勝ち取ったのだ!



その冤罪の汚名を着せられ、

11年間謂れなき罪を被った

彼。



そして結果的に、《記憶違い》で、

冤罪に導いてしまった

彼女。



2人の、それぞれの苦しみがひしひしと

描かれていた。




冤罪者で、無実を勝ち取った男性の

言葉が、重く重く心にのしかかった。



《(さまざまな気持ちを経て、)

貴女を許します。



許しとは、過去、そして未来への解放だ。》



と。



その後、2人は冤罪者支援に乗り出し、

今回の事件で感じた2人のそれぞれの視点で

描いた、一冊の本を上梓するのだ。







そして、今では家族ぐるみのお付き合いをするまでにふたりの関係がより深い絆で結ばれている。



ーという内容だった。



✳︎


もしわたしが彼ならば、

彼女を許せるだろうか?




彼の高貴な人生観に、

わたしの狭量さが

ざわざわしたのだった。




《許すこと》の大切さはもちろん、


《許されていること》のありがたみにも


胸をしめつけられ、泣いた。



あらゆるわたしの邪悪な部分において、

生きることについて、

《許されていること》への感謝は、

言い表せない。



《許されていること》への感謝と、

《許すこと》への尊さを

改めて、思い知らされた

内容だった。



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私事だが、NEVER GIVE UP!!は、

今年度の目標だ。



何事にも、負けない一年にしたい。




あと1ヶ月半もあるのだから!と気持ちを新たに明日から又、邁進する。