夜が深まるにつれて、
友梨奈と理佐の間に流れる静かな時間は、
ますます特別なものに感じられた。
カーラジオの音楽が背景に流れ続け、
ふたりの心をつなぎとめていた。
「理佐、私たちの未来って
どうなるんだろうね?」
友梨奈はふと、思いを口にした。
理佐は少し考えてから答えた。
「未来は誰にもわからないけど、
今この瞬間が大切だと思う。
友梨奈と一緒にいることが、
私にとって一番の幸せだから。」
友梨奈はその言葉に感動し、
理佐の手をさらに強く握りしめた。
ふたりの間にある絆は、
言葉では表せないほど深いものだった。
「Whisper, whispering moon・・・
この夜が永遠に続けばいいのに。」
友梨奈は再び囁いた。
理佐は微笑み、友梨奈の頬に優しくキスをした。
「この瞬間を大切にしましょう。
未来のことは心配しないで、今を楽しもうよ。」
ふたりはそのまま、
夜の静けさの中でお互いの存在を感じながら、
時間を過ごした。
月が雲に隠れるたびに、ふ
たりの心はますます近づいていった。