月が雲に隠れる夜 2 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

夜が深まるにつれて、

友梨奈と理佐の間に流れる静かな時間は、

ますます特別なものに感じられた。

 

カーラジオの音楽が背景に流れ続け、

ふたりの心をつなぎとめていた。

 

「理佐、私たちの未来って

どうなるんだろうね?」

 

友梨奈はふと、思いを口にした。

 

理佐は少し考えてから答えた。

 

「未来は誰にもわからないけど、

今この瞬間が大切だと思う。

友梨奈と一緒にいることが、

私にとって一番の幸せだから。」

 

友梨奈はその言葉に感動し、

理佐の手をさらに強く握りしめた。

 

ふたりの間にある絆は、

言葉では表せないほど深いものだった。

 

「Whisper, whispering moon・・・

この夜が永遠に続けばいいのに。」

 

友梨奈は再び囁いた。

 

理佐は微笑み、友梨奈の頬に優しくキスをした。

 

「この瞬間を大切にしましょう。

未来のことは心配しないで、今を楽しもうよ。」

 

ふたりはそのまま、

夜の静けさの中でお互いの存在を感じながら、

時間を過ごした。

 

月が雲に隠れるたびに、ふ

たりの心はますます近づいていった。