偶然居合わせた玲奈さん達をみつけた私は
一緒にBARに来ていた佐藤健さんに声をかける
「ねえ、佐藤さん~~私達も同席しましょうよ!」
「え??邪魔しちゃ悪いよ!」
「嘘ばっかり、邪魔したいくせに。
さあ、いきますよ。」
私は佐藤さんの手を引っ張った。
「ちょっと、友梨奈・・・」
「玲奈さん~~偶然~~」
「え??友梨奈・・・どおして、ここに??」
玲奈さんは目を丸くして驚いていた。
「私だけじゃないですよ」
私は横を向き、
私の後ろに玲奈さんは注目した。
「た・・健さん・・・なんで??」
玲奈さんは明らかに動揺していた。
「佐藤さんと偶然、外で会ったんで
食事した後にここにきたら、
玲奈さん達も後で入ってきたんですよ。
三浦さん~~ご一緒してもいいですか??」
「ああ、どうぞ・・・」
三浦さんは罰の悪い顔をした。
なぜなら、彼も健さんと玲奈さんが昔、
つき合っていたことを知っている。
しかも、二人は同期入社のライバルだ
「よお、佐藤!
まさか、こんなところで会うとはな。」
「本当だな・・・」
佐藤さんと三浦さんが軽く会話を交わした。
玲奈さんを見るといかにも
佐藤さんを意識しているのがわかる。
「ねえ、あっちのテーブルに移動しましょうよ」
私が提案すると、4人で移動することに。
だが私達4人はどうでもいいような話を
2時間もして、その後店を出ることに。