15時を回った頃
友香と友梨奈はベッドの上にいた
「もっと早くあなたと出会いたかった・・・」
友香は横半身になり
友梨奈に抱きついていた。
「ねえ…友香、
さっきも言ったよね、君を守りたいと。」
「うん…」
友梨奈から「守りたい」と言う言葉を聞いた
友香はうれしくなり
さらに抱きしめる力を強めた。
「私がホテルを手配するから
そこに隠れていて
私がご主人と話をつけるから」
「え…でも、主人はすぐに逆上するから
友梨奈の身が危ないよ。」
「大丈夫、私に考えがあるから話をつけたら
向かいに行くから。」
友梨奈は友香の額にキスをした。
「うん…」
友香は幸せな気分に浸っていた。
だが、友梨奈は単に下の階で
西野孝弘を暗殺するために
友香を利用しているだけだった。
こうして友香はホテルに非難し
友梨奈はこの部屋に残った。