ガラスを割れー風になりたい夜ー7 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

15時を回った頃

友香と友梨奈はベッドの上にいた

 

「もっと早くあなたと出会いたかった・・・」

 

友香は横半身になり

友梨奈に抱きついていた。

 

「ねえ…友香、

さっきも言ったよね、君を守りたいと。」

 

「うん…」

 

友梨奈から「守りたい」と言う言葉を聞いた

友香はうれしくなり

さらに抱きしめる力を強めた。

 

「私がホテルを手配するから

 そこに隠れていて

 私がご主人と話をつけるから」

 

「え…でも、主人はすぐに逆上するから

友梨奈の身が危ないよ。」

 

「大丈夫、私に考えがあるから話をつけたら

 向かいに行くから。」

 

友梨奈は友香の額にキスをした。

 

「うん…」

 

友香は幸せな気分に浸っていた。

 

だが、友梨奈は単に下の階で

西野孝弘を暗殺するために

友香を利用しているだけだった。

 

こうして友香はホテルに非難し

友梨奈はこの部屋に残った。