片想いFinally ー喫茶グリーンー 25 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

 

時間がくると二人は

スカイツリーの展望台へ。

 

「なにこれ!東京タワーがあんなに小さく

 見えるよ!」

 

展望台に着くなり珠理奈が

声を出した。

 

「本当ね、いい眺めだよ。」

 

「ねえ・・麻里ちゃん・・」

 

「ん・・なあに?」

 

麻里子は右横に立っている

珠理奈に視線をやった。

 

「マスターとはやり直さないの?」

 

「そうきたか・・・・」

 

麻里子は景色の方へ

近づいて行った。

 

「私は、打算的に彼を裏切ったんだよ

だから、私にはその資格がもうないよ

だから、友達で十分だよ」

 

「そっか・・・」

 

「うん!そうなの・・」

 

「みんな色々あるよね・・・」

 

そう言いながら、珠理奈は

目前に広がる景色に

心が洗浄される気分であった。

 

その後、買い物を済ませ

二人は東京を後にしたのだ。