気づいたら片想い 18 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

今井さんは大きく深呼吸していた

 

そして・・・

 

「麻衣の馬鹿野郎~~~

なんで、他に好きなやつが出来たんだよ

こんなに好きだったのに、

ひどいだろ~~~

馬鹿やろ~~~」

 

なんと今井さんは大声で叫びだしたのだ。

 

そして、膝をついて泣き出した。

 

「今井さんも七ちゃんと同じなの。

 先週彼女に振られたの。

 だから、ここで恨み言を叫んで

 発散しに来たんだよ。」

 

玲奈さんが私の真横で説明してくれた

 

「七ちゃんも一緒に叫ぼうよ。」

 

珠理奈さんがそう言って、

今井さんの近くに行った。

 

え??

 

珠理奈さんも失恋したの??

 

「松井玲奈の馬鹿野郎~~~

 いつになったら、

 振り向いてくれるんだ~~」

 

え??

 

え~~~~

 

珠理奈さんは

玲奈さんのことが好きなのか?

 

私は玲奈さんを見た。

 

「あちゃ~~やぶへびだったかな?」

 

玲奈さんは舌をだした。

 

「けど、何時までもまってるからね~~」

 

珠理奈さんは

そう叫んで玲奈さんを見た。

 

「ありがとう。珠理奈。」

 

みんな叫んで気持ちよさそうだな・・・

 

私も珠理奈さんがいる位置まで行った。

 

「流星の馬鹿野郎~~~~

 二股なんかかけて

 あんたなんか最低だ!!

 絶対にもっと綺麗になってやるからな~~

 そのときに後悔してもおそいからなあ~~」

 

私は今出せる一番の大きな声で叫んだ。

 

すると今井さんも珠理奈さんも

負けじと叫び続けた。

 

私達は大声をだすことで

ストレスを発散することができた。

 

なんだろ・・・

 

なんか少し強くなれた気がする。

 

ここに連れてきてくれた玲奈さんには

感謝しないとね。