玲奈は何が起こっているのか
分からず、珠理奈に尋ねる
「珠理奈…こちらの方達はお友達・・・?」
玲奈は半信半疑で聞いた。
「……いや~~…その…」
珠理奈はうろたえた。
すると、北川綾巴が
スル~と珠理奈の右横に来て
腕を組んで和やかに発言する。
「違うよ!綾巴は彼女だよ~~」
すると、遙香はムっとした表情で
珠理奈に近づき
綾巴と珠理奈を引き離した。
「何言ってるの私が珠理奈の彼女よ」
「違うよ!私だよ。」
二人はにらみ合った。
「ちょっと、二人とも止めえや~~」
彩が止めに入った。
玲奈は状況が把握できず、
呆然と立ち尽くしていた。
「ちょっと、珠理奈~なんとかしなさいよ・・・
あれ??珠理奈は??」
木崎が珠理奈に
収めるように進言しようとしたら
なんと、珠理奈は逃げ出していた。