愛の為に何を捨てる?24 | じゅりれなよ永遠に

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じゅりれな・坂道小説書いてます。

私達は近くの公園まで足を運んだのだ。

 

「どうしたんですか?

こんなところまで?

文句でも言いに来たんですか?

もう、2年も前の事でしょ?

いい加減に忘れて下さいよ」

 

珠理奈は悪態ついた。

 

でも、それが偽りの姿だと私は知っている。

 

あのパン屋で見せた優しい笑顔が

この子の本当の姿だ。

 

「珠理奈のバカ!

想いは伝えないと

相手には伝わらないんだよ!

貴方は本当にバカだよ!」

 

「え???なんのこと??」

 

珠理奈は戸惑った表情をした。

 

「私は珠理奈が好きだよ!

ず~と貴方のことを憎んでいた。

でも、本当の貴方を知った時、

私は貴方のことが好きになったの!」

 

「玲奈さん…え???どうなってるの…」

 

珠理奈は私の言葉が信じられないでいた。

 

私は珠理奈に向かって行き

 

強引に唇を奪ったのだ。

 

珠理奈は突然のことでポカーンとしていた。