神々の領域~恨み晴らします~10 | じゅりれなよ永遠に

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「な・・・なにをする気だ・・」

 

怯えた表情で高木が言うとすぐさま

珠理奈が拳銃を構えて、

壁にめがけて撃ちこんだ。

 

拳銃には消音器が取り付けられており

“シュン”と小さな音が鳴るだけだった。

 

「わかるよね!これ?本物だから!」

 

向井も高木達も絶句した。

 

「松井さん・・なにを・・・?」

 

「まあ、見てて下さい。」

 

珠理奈が向井に言った。

 

珠理奈は拳銃を高木達に見せた。

 

そして、銃から弾を取り出し

一つだけまた入れ直し、

シリンダーを回転させた。

 

珠理奈は妖しく笑みを浮かべた。

 

そして玲奈がちかづき、その拳銃を

取ったのだ。

 

向井はただ、呆然として珠理奈達を見ていた。

 

「向井さん・・危ないから、隣の部屋で

モニターを見ておいて下さい」

 

珠理奈に言われた向井は

驚きの表情のまま無言で

隣の部屋へ移動した。

 

「さあ、はじめようか?

きゃはははは!」

 

玲奈が狂気の笑い声が響いた。

 

 

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